ナチュラルに血流を増やす4つの方法
人体において、動脈血は左心から流れ出て、体内に張り巡らされた血管を通って右心に入ります。血液を肺に送り、そこで酸素をまた取り込みます。この血液の流れが、細胞が必要とする酸素やその他の栄養を供給するのです。
血流の役割
栄養素や酸素の供給など、血流には様々な役割がありますが、代謝老廃物を集めて、腎臓を通し尿として体外へ排出したり、肺を通して息としたり排出するのも役割のひとつです。
これらの役割を全て行うためには、血流が正常であることが必須です。血流には他にも大切な役割があり、病気の予防、体温調節、ホルモン輸送などです。
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なぜ血流を増やす必要があるのか
栄養素が体内に行き渡るように血流を増やす必要があります。加えて、正常な血流には下記の役割があります:
- 体温調節
- 心臓血管疾患のリスク低減
- 心臓へのダメージ低減
- 静脈瘤の予防
血流を増やして健康問題を予防する自然療法がいくつか存在します。下記でいくつかご紹介しますので、ぜひお読みください。
1. 緑茶
緑茶は抗酸化物質を豊富に含むので、動脈を弛緩させ血流を増やしてくれます。強力な血管拡張剤である酸化窒素の増加に関連性があることに加え、血管を拡張させ血管を流れやすくしてくれます。
材料
- 緑茶ティーバッグ 1袋(2.5g)
- 水 1カップ(250ml)
作り方
- 水を沸騰させる
- 沸騰したら火から下ろし、ティーバッグを入れる。
- 数分蒸らし、お茶を飲む。
2. にんにく浸出液
アリシンやアホエンのような、にんにくの硫黄成分に抗血栓作用があります。ということは、にんにくは血流を増やすのに完璧ということです。
材料
- にんにく 2片
- 水 1カップ(250ml)
作り方
- まず、水を沸騰させる。
- 沸騰する間に、にんにくを潰しておく。
- 沸騰したらにんにくを入れ。数分蒸らす。
- 火から下ろして冷まし、飲む。
3. 生姜茶
生姜は、血流を正常に保ってくれる抗炎症および抗凝血作用を持つ根菜です。血流をサラサラにして凝固を防ぎ、血圧を下げます。これにより血流が増えるので、生姜は実は心疾患を防ぐのに非常に役立つのです。
材料
- 生姜 約2.5cm 細切りもしくはすりおろし
- 水 1カップ(250ml)
作り方
- 水と生姜を沸騰させる。
- 沸騰したら、火から下ろして数分蒸らす。
- コップに移して飲む。
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4. ローズマリーティー
ローズマリーは、特に脳への血流を増やすことでエネルギーを補給し記憶力を向上してくれます。つまり、ローズマリーは体内の血流を増やすということ。
また、血管の周りを強化してくれるので、抹消血流不良・筋肉痙攣・静脈瘤・足の疲れに役立ちます。
材料
- ローズマリーの葉 大さじ1(15g)
- 水 2カップ(500ml)
作り方
- 水とローズマリーの葉を沸騰させる。
- 沸騰したら、火から下ろして数分そのままにする。
- コップに移して飲む。
忙しい日々に耐えられるように、体は健康的に保たなければなりません。ご紹介した自然療法で、良い血流と健康を保ちましょう。