子育てのヒント:子供の成績について

6月 4, 2019
子供の学校の成績は、親にとってストレスや悩みのタネになることがあります。子供が学び、質問をし、自ら疑問に対する答えを見つけるというプロセスを親がサポートしながら推奨することが、「成功」の鍵かもしれません。

子供が学校に通い始めると、多くの親が子供の成績を心配し始めます。

成績表を受け取る時には、喜びや失望などの感情が生まれるかもしれません。

親の中には、子供の成績を自分の子育てへの評価と考え、真剣に受け取る人も多くいますが、成績は親の子育ての評価ではなく、学習内容の暗記をはじめとする学業への評価であることをしっかりと認識してください。

また成績の良し悪しは、状況に応じた「測定や判定」であり、子供の学習能力の「成功や失敗」を示すものではありません。

成績について親が知るべきことは?

成績を心配する男子

成績の中でもテストの点数に関しては、クラスでの態度などは考慮されず、勉強の成果が数字として反映されます。

特別な努力をせずに100点をとる子供もいれば、必死に頑張ってギリギリの合格点を取る子供もいますが、点数が高いからまたは低いからといってテストの点数からだけで子供の学校での様子を判断してはいけません。

また、数学よりも美術に興味がある子供もいれば、国語や歴史などを楽しんで学ぶ子供もいます。

子供の中には勉強は苦手だけどスポーツが得意な子供もいるでしょう。

テストの点数が悪いからといって子供の価値をそこから判断したり頭ごなしに怒ってはいけません。

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両親から子供へのサポート

1. 成績の向こう側に目を向ける

テストの点数や成績が良かった時に子供を褒めるのは当然ですが、点数や成績が悪い場合にも子供が努力したのならそこ褒め、子供が再び頑張るような目標を設定し、その達成に向けで努力するようにサポートしていくのが親の務めです。

2. 日々の努力を褒めてやる気にさせる

テストの点数だけを褒めるのではなく、学校生活における子供の努力を褒めてください。

子供が学校でうまくいかないことがあれば、子供の話を聞き、子供が自主的に改善するようにそっとサポートすることも大切です。

また子供達が時間通りに行動できない場合は、タイムマネジメントと呼ばれる時間の管理方法を指導し、子供が学校の作業を時間通りに完了できるように教えましょう。

3. 学習スケジュールを立てる

子供が間違った方法で勉強をしている場合は、頭ごなしに注意するのではなく、子供が時間内に宿題や勉強を終えられるように学習スケジュールを修正するように子供の勉強方法を監督しましょう。

子供の自主性に任せることは大切ですが、一日の終わりには子供がすべての宿題や課題を終えかどうかを、親が一緒に確認してください。

4. 一人で静かに勉強できる環境を作る

子供の宿題を手伝う親

子供の成績を上げるためには、静かな環境で勉強できるようにするべきです。

テレビ、電子機器、おもちゃなど、子供の気をそらすようなものは同じ場所に置かないようにしてください。

親が家にいない場合には、子供が一人でも静かな環境で勉強をするようにしてください。

また勉強が終わったら夜更かしをせず、十分な睡眠をとるようにしてください。

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5. 定期的に先生に連絡をとる

子供が強化すべき科目を教師に質問したり、勉強の方法や成績の改善方法などを聞くのも良いでしょう。

子供の学力が低い場合は、塾などの学外での個別指導に行くべきか、そうでない場合は自宅で親がどのようなサポートができるのかを聞いてみましょう。

6. 子供を怒鳴るなど脅したり成績を上げると約束させない

子供を怒ったり脅すなどして勉強をさせてはいけません。

子供が自主的に勉強を始めて成績を維持するのが目的であり、子供を怖がらせてはいけません。

代わりに子供の努力や頑張りを褒めるようにしてください。また何か物で報酬を与える必要はありません。

7. 良い成績を取ることを義務付けない

子供に何を期待しているのかを伝えるのは悪いことではありませんが、良い成績を取ることを義務付けてはいけません。

子供が自分で目標を設定し、それに向かって努力をして最善の結果が出せるように子供を励ますことが大切です。

前述した学習スケジュールに従い努力を続ければ、結果が出ることを子供自身が理解できるようにサポートしましょう。

8. 勉強に必要な資料や参考書を揃えるのを手伝う

宿題に必要な本や資料、または道具を子供と一緒に揃えて準備することで、子供は安心して勉強に取り組むことができるでしょう。

9. 子供を手伝う時は一対一で集中して子供と向き合う

子供と一緒に何か勉強や宿題を行う時は、一度にいくつもの科目を行わず、一つずつ取り組みましょう。

子供が疲れることなく、確実に目標を達成するのに役立ちます。

子供に優先事項を決定させたら、一つずつ優先事項から取り組む習慣をつけ、一つが終わったら次の科目や宿題に移りましょう。

短時間で集中して勉強や宿題を行うのに役立ちます。

子供が失敗した場合の対処方法

叱られる少女

  • 子供が何か失敗をしたら、まずその原因を特定してください。可能ならば教師と連絡を取り、教師の意見を聞きましょう。
  • テストで落第点を取ってしまった場合は、子供と勉強の計画を立て、点数が悪い原因が単なる勉強不足なのか、それとも他に原因があるのかを見つけることが大切です。
  • 落ち着いて子供と話をしてください。なぜこのような点数を取ってしまったのかを冷静に話し合い、子供に合う別の勉強法を試しましょう。
  • 子供を怒鳴ったり、子供と喧嘩をしてはいけません。子供を怒鳴っても子供の学習意欲を燃やすことはありません。大切なのは、なぜ落第点や悪い点数を取ってしまったのかという理由や原因です。
  • 子供の自主性と責任感を強化するように心がけてください。子供の成績は、子供の努力と学習の成果だということ理解させ、もし子供が勉強不足でこの点数を取ってしまったのであれば、子供が言い訳をするのを認めてはいけません。
  • 子供に怒鳴る必要はありませんが、授業を聞いていないまたは宿題をしないなど、子供が本来行うべき努力を行なっていないのなら、その原因を特定して、子供の成績は子供自身が責任を持つ必要があることを教えてください。
  • 成績が悪いからといって罰を与えるのはいけません。これは勉強への意欲をより失うことになりかねません。決して否定的な言葉や罰を与えてはいけません。

最後に

子供の成績によって親は一喜一憂せず、何か問題が起こった場合は、その原因を特定し、子供が困難を克服できるように励ましながらサポートしましょう。

学校という社会と教育システムの中で、子供達が徐々に適応し、自ら努力して学ぶことが大切です。

どれだけ勉強方法を改善しても成績が改善されない場合は、学校に相談して何か学習に問題がないかを判断する検査を受けることがあります。

学習障害だけでなく視力や聴力に問題があるケースもあり、その場合は、医師などの専門家の診察と治療が必要になります。

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