家庭の味方オキシドールの6つの用途
一般にオキシドールと呼ばれる過酸化水素水は、その有効成分により多様な用途があります。特に家事や身の回りのケアに役立ちます。ただし使い過ぎると健康に悪影響を与える場合があるので、ほどほどの利用に留めるべきだという点には注意が必要です。
それではオキシドールが家庭で活躍する用途のいくつかをご紹介していきます。驚きの使い方が見つかるかもしれませんよ。
1. 傷の消毒
オキシドールは、殺菌剤や消毒剤としてよく知られているので、大多数の場合は傷を消毒し、治すために使われます。使い方は簡単で、コットンにオキシドールを含ませて傷の上に当てるだけです。皮膚を傷めないため、5%以下のオキシドールであるかを確認して使用してください。
2. 歯ブラシの消毒
歯ブラシは、少なくとも3か月ごとに交換し、1週間に1回は消毒をするべきです。そうすれば細菌が棲みつき身体に悪影響を及ぼすのを防ぐことができます。何らかの感染症にかかった場合は特に気を付けましょう。
次の方法で歯ブラシに細菌を寄せ付けないようにしましょう。
材料
- コップ
- オキシドール コップの底から4cm分
方法
- オキシドールを約4cmの高さまでコップに入れます。
- 歯ブラシを浸し、一晩そのまま作用させます。
- 翌朝取り出して、十分な冷水で洗い流します。
3. シミ取り
オキシドールは天然の漂白剤で、優秀なシミ取り剤でもあります。特に、血液、ワイン、インクなどの落ちにくいシミに効果があります。
ただシミの上にオキシドールを少量ふりかけ、数分作用させた後、通常どおり洗濯するだけで、シミが消えるでしょう。
同様にオキシドールは、木製品、大理石、タイル、陶器などにできたシミをきれいにするのにも使えます。
また、鍋や調理器具にツヤを出すためにも役立ちます。
こちらの記事もご覧ください:服の汗染みを落とす6つのコツ
4. 爪水虫の治療
手足の爪が水虫にかかることはかなり一般的なことで、発症の経緯は様々ありますが、その中に他の人からの感染もあります。
水虫の兆候の一つは爪が黄色っぽくなってくることで、それに気付いたら次の方法を実行してください。
材料
- 3%のオキシドール 45ml
- 酢 180g
- 深い容器
方法
- 容器にオキシドールと酢を合わせて入れ、混ぜます。
- 水虫にかかった手または足を浸します。
- 少なくとも30分間、溶液が効果的にしみこむように浸したままにします。
- 水虫が治ったと分かるまで毎日続けましょう。
この治療法は効果的なものですが、根気よく毎日続け、少なくとも30分間作用させることが必要です。
5. 足のデオドラント
オキシドールには消毒作用があるため、足の汗や悪臭対策に効果的です。
足の汗に困っている方に、非常に簡単で効果的な自然療法をご紹介します。
材料
- 3%のオキシドール 250ml
- ぬるま湯 1リットル
- 深い容器
方法
- 容器にぬるま湯とオキシドールを入れます。
- 溶液に足を浸し、20分間そのままにします。
- 足をよく拭いて乾かします。
このシンプルな溶液で足を洗うことを毎日の習慣にすれば、水虫や細菌が足に棲みつくことを防げるでしょう。
こちらの記事もご覧ください:オキシドールを使った8つの自然療法
6. 顔のシミ対策
オキシドールは衣類のシミを取るのに最適であるのと同様に、皮膚のシミを消すためにも使えます。
脇の黒ずみを薄くしたり、手についたタバコのヤニや不快な顔のシミを取るのに役立ちます。
この方法を試す前に、必ずアレルギーや荒れを起こさないかの確認をしてください。
皮膚のシミを取るためには、6%のオキシドールを使うのが良いでしょう。傷の消毒用に使う3%のオキシドールよりは効果的ですが、それほど強いものではありません。
方法
- シミを取りたい部分を石鹸でしっかり洗います。
- よく水分を拭いて乾かし、コットンを使ってシミにオキシドールを塗布します。
- 30分間作用させます。
- たっぷりのぬるま湯で洗い流します。
- 効果が出るまで毎日くり返します。
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