家庭でできる痔の予防と自然療法

9月 25, 2015
痔を予防するには、栄養のバランスがよく食物繊維が豊富な、変化に富んだ食生活を実践し、便秘をふせぐことが非常に大切です。

痔とは、直腸と肛門の静脈に起こる炎症です。痔で悩んでいる人たちは、恥ずかしくて人に話せないだけでなく、医者にかかることもためらいがちです。

痔疾の特徴は、炎症・腫れ・痛みやかゆみなどの不快感。痔疾には、痔核(いぼ痔)・裂肛(切れ痔)・痔瘻(あな痔)の3種類があります。痔核の場合、実際の炎症は、肛門管の静脈と動脈を含む嚢の内部に起こります。今回は、痔の予防と治療に役立つ自然療法をご紹介しましょう。

一般的な痔の症状:

  • 灼熱感
  • 痛み
  • 炎症
  • 出血(場合による)

内痔核(肛門内にできる痔核)の4段階

第1度

肛門内に小さなふくらみができますが、肛門の外には出てきません。この段階では自覚症状がないのがふつうで、医師だけが発見することができます。

第2度

排便時に痔核が肛門の外に出てきますが、排便後は自然に元に戻ります。

第3度

痔核が外に出た後、自然には戻らなくなります。医療専門家や患者が指で入れれば戻ります。排便が原因で押し出されますが、自然に外に出てくる場合もあります。

第4度

この段階になると、痔核は肛門の外に出たままで、指で押しても元に戻りません。

痔の予防

痔の原因を理解すれば、どうやって治したらいいかがわかってきます。痔疾の主な原因のひとつは、慢性の便秘。排便時にいきむため、肛門周辺に強い圧力がかかり、うっ血が起こるのです。便秘が原因の場合は、毎日繊維質の多い食品を摂り、水を十分飲んで、便秘防止に努めなければなりません。もし水分が不足すると、身体は腸内の食べ物から水分を取ろうとするので、便が固くなり、痛みやその他の問題を引き起こしてしまいます。

繊維質の多い食品

オレンジ

食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類があります。どちらもバランスのとれた食生活に欠かせません。1日に約30グラムをめざしましょう。

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維は、文字どおり水に溶けます。主にコレステロール値を下げたり、血糖値を安定させるために使われます。水溶性食物繊維は消化を遅くします。

水溶性食物繊維が豊富な食品:

穀類・豆類・くだもの(イチゴ・ラズベリー・リンゴ・すもも・レモンオレンジ)・野菜(ビーツ・アーティチョーク・キュウリ・アスパラガス・ニンジン・カボチャ

不溶性食物繊維

不溶性食物繊維は水に溶けません。このタイプの繊維質は、消化のスピードを早めます。便の量を増やし、やわらかくすることで、便秘を防いでくれます。

不溶性食物繊維が豊富な食品:

全粒粉パン果物一般ドライフルーツブラン(小麦ふすま)・野菜。

どちらのタイプの繊維質も、腸の健康を維持し、腸壁を傷つける可能性のある異物を排出するのに役立ちます。食物繊維が効果を上げるには、毎日摂取されなければなりません。

痔の自然療法

 

アロエベラ-2

アロエベラは、痔に伴う灼熱感を抑えるのにすぐれた効き目があります。まず、患部をそっと洗って清潔にしてから、アロエベラの葉を半分に切って、葉肉のゼリー部分を患部に直接貼ります。1日を通し、必要に応じて繰り返してください。

カモミール茶の腰湯も痔の治療に役立ちます。たらいなど、大きな容器にカモミール茶を満たし、ぬるくなるまで待ってから、10分間患部を浸します。痔の痛みと炎症をやわらげるのを助けてくれます。

重症の方や症状が悪化した場合は、医療専門家に相談してください。自然療法は、軽症の場合にのみお勧めします。

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