便秘と闘わなければならない理由

9月 6, 2015
便秘をすると、体内から有害物質を排出しにくくなります。これらの毒素や毒物は腸壁から血液中に浸透し、深刻な病気を引き起こす可能性があります。

あなたは1日に何回おトイレに行きますか? 理想的には、食事のたびに行くべきだってこと、ご存知でしたか? 実際には、1日に1回だけ、またはそれ以下でも正常だと思っている方がほとんどでしょうし、中には緩下剤を使えば出るからだいじょうぶと思っている方もいらっしゃることでしょう。いったい、どうして便秘と戦うことがそんなに大切なのでしょうか?

今回は、便秘に関する真実と、将来の健康を守るため、できるだけ食品や天然サプリを利用して便秘を治療しなければならない基本的な理由とについてお話します。

便秘をしたら何が起こるの?

日常的にしろ、時々にしろ、さまざまな理由(食生活の変化・ストレスなど)から便秘になると、排出しなかった便が腸内にたまり、繁殖する細菌の数が増大します。中にはバランスがとれているときは健康的な細菌もありますが、その数が増え、老廃物が発酵したり腐ったりしだすと、下記に説明しているような健康上の問題を引き起こしかねません。

毒素の吸収

腸は、食物中の栄養が吸収され、血液に送りこまれるところ。でも残念なことに、便秘のときは、腸壁から吸収された毒素毒物などの有害物質が血管を通って全身に運ばれてしまいます。そのため、私たちの身体は徐々に中毒状態となり、進行性あるいは慢性の病気・炎症・嚢腫または腫瘍・関節の問題・皮膚の問題・肝臓や腎臓の過剰負担などを引き起こします。

便秘

寄生虫の繁殖

腸内寄生虫は、すでにお話したような毒素がたくさんたまった腸内に現れます。日本でよく知られているのはアニサキスですが、他にもランブル鞭毛虫・回虫・条虫(サナダムシ)などがあり、一般的に次のような症状を引き起こします。

瞳

腸壁の炎症

しょっちゅう便秘している、という方でなければ、それほど心配する必要はないでしょう。しかし、生涯を通して、あるいは長期間に渡って便秘にお悩みの方は、ぜひここで治療しなければなりません。放っておくと、腸壁に進行性の炎症が起こり、それは便秘薬やセンナなどの天然緩下剤をのむことでさらに悪化してしまいます。

また、腸壁は身体の免疫機構にもつながっていますから、腸壁に支障があれば、インフルエンザやのどの痛み・風邪・アレルギーなどにかかりやすくなる可能性があります。

じゃあ…何回トイレに行けばいいの?

もし1日に3回食事しているなら、排便も1日に3回、きまった時間にあってしかるべきです。そんなのムリ! と言われる方がほとんどでしょうが、腸を正常に機能させるためには、少なくとも1日に2回は排便する必要があるのです。ただし1回の排便量にもよります。

どんなウンチがいいウンチ?

排便の回数に加え、以下のことにも気をつけましょう:

  • 臭い:きつすぎないこと。もしそうなら、きちんと消化されていない食物が、腸内で腐敗・発酵しているしるしです。もちろん、それ自体が強烈な臭いを放つ食品もあります(玉ネギ・キャベツなど)。
  • 硬さ:硬さはふつう、つまり硬すぎない(便秘のときに起こります)し、やわらかすぎない(ベジタリアンの人によく見られます)こと。
  • 色:中くらいの茶色。ただし、ビーツや緑の葉野菜などの食品は、便に色をつけることがあります。
  • 浮くか沈むか:便によっては、トイレに浮かぶものもあります。最もよくある理由は、腸内ガスの過剰か脂肪の吸収障害。まず、食物をよくかんで食べる・オナラが出やすい食品を避ける・食物不耐性に気をつけるようにしましょう。次に、脂肪の消化吸収は肝臓と胆のうに直接関係していますから、肝臓・胆のうの働きを助ける薬草(ボルド・オオアザミ・タンポポなど)を利用するとよいでしょう。

排便時には、ムリなく便を排出でき、残便感がないことが理想的です。

便秘の治療を始める前に、医師または療法士に相談することをお勧めします。

写真は、relaxingmusic様とMukleman様のご好意によって使わせていただいております。

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