肝臓不調の7つの兆候

· 6月 29, 2016

肝臓は、体で最大かつ最も重要な器官の一つで、その機能は、タンパク質の生産、グルコース代謝、鉄分やコレステロールの蓄積、体の毒素や異物の解毒と多岐にわたっています。

肝疾患の主な兆候について、ご説明しましょう

肝疾患の症状

脳を除き、肝臓は体の中で2番目に複雑な器官で、そのため健康で良い状態を維持する必要があります。

バランスの取れた食事と健康的なライフスタイルや習慣が、肝臓の全体的な状態を大きく改善します。

タバコや座りがちな生活、アルコール、薬の過剰摂取のない、アクティブでヘルシーな生活は、肝臓を病む毒物を取り除くのに大変役立ちます。

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1.胃けいれんと膨満感

stomachache

手や足首、足、腹部がむくんだような感じたことはありますか?

これらの症状がたまに起こるだけなら心配する必要はありません。

ただし、毎日ガスがある、消化が遅くない、腹痛を感じるなど、症状が定期的にある場合は問題です

これらは肝臓が正常に機能していない証拠であり、排出や解毒が適切に行われず、体内に毒素が蓄積します。

腹水のリスクがあるので、これらの症状が繰り返し起こることに気付いたら、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。

福岡県にある岩本内科病院によると「腹水は、短期間に起こった病気(急性疾患)よりも長期的な病気(慢性疾患)の人によくみられます。
一般に肝硬変(肝臓の重度の線維化)で起こることが多く、特にアルコール依存症による肝硬変によくみられます。」と定義されています。

2.尿や便の色の変化

Hemorrhoids

あなたの尿の色は通常より白っぽかったり、色がやや淡かったり、時に血が混ざったりしていませんか?

尿の色に疑問がある場合は、医師の診察を受けるのがベストです。

尿の色の変化は他の疾患にも起因するのは事実ですが、肝臓や腎臓と深い関わりがあるため注意が必要です。

尿に関しては、ビリルビンの蓄積により、暗かったり明るかったり見えるため、心配する必要があるケースなのかそうではないのかを医師の診察によって知ることが重要です。

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3.黄疸

これはおそらく最も明白な症状で、警戒すべきです。

黄色がかった肌、目、および爪の色は、基本的にビリルビンと呼ばれる胆汁色素の蓄積が原因です

日本臨床検査専門医会の 松尾収二医師は「ビリルビンが増加した状態が黄疸です。健康な人のビリルビンの量は血液1dl(デシリットル)当たり1mg以下ですが、3 mgを超えると皮膚や眼の結膜が黄色くなる黄疸と言われる症状が現れてきます。黄疸は肝臓の異常を示すということは知っておられるでしょうが、肝臓以外の病気でも出てくることを知っておいて下さい。」と説明しています。

この要素は消化の基礎になりますが、肝臓がうまく機能していない時は、消化が終わった後、有用でなくなったそれらの要素を取り除いたり濾過することができなくなり体にとどまり、肝臓疾患によく見られる黄色味を与えます。

4.肌の過敏性

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内側から何かにくすぐられているかのような、連続するかゆみの感覚は、一般的には、体に肝臓が除去しない毒素が蓄積されるのが原因で、肌に反応を引き起こします。

それが非常に頻繁に繰り返して起こり、食事療法する場合は、かゆみなどのように一般的なものは他の症状が原因である場合もあるので、医者に診断してもらうべきです。

5.胃酸の逆流

お腹が張って、ガスで圧迫され息もできないような感じや、最悪、大変な痛みや不快感を引き起こす食道から上がってくる胃酸の逆流は、全て肝疾患に関連付けられる兆候です

そして、この器官はしばしば消化プロセスに関連づけられており、問題がある場合は、これらの一般的な兆候が出てくるのが普通です。

それらの症状が肝臓に関連しているかいないか知るために、医師の診察を受けることをお勧めします。

6.下痢

diarrhea-stomach

下痢はとても一般的です。食べる物が体の調子を悪くします。

上記の胃酸が起こると、消化器や浄化システムの機能が低下するため、圧迫感、体の不調、下痢が頻繁に起こります

頻繁に下痢に悩まされているなら、脱水症状のリスクがありますので、下痢が起こる回数に注意しましょう。

他の疾患と関連しているかもしれませんので、症状が続く場合や悪化する場合は医師の診察を受けることをお勧めします。

7.疲労感

疲労感だけではなく、体の不調、虚弱感、絶え間ない倦怠感も肝臓と深い関わりがあると考えられています。

肝臓は病気であったり環境が汚染されていると、より頻繁に機能せざるを得ず、その結果肝臓がエネルギーを奪い、体を衰弱させます。

また継続的な疲労感以外にも、体液貯留、消化不良、胃痛、かゆみなどの症状が出ているかどうかにも注意が必要です。

何か疑問を持っていたり不安な症状を発症しているならば、直ちに医者の診察を受けて、適切な検査を行うことが大切です。

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