髪とお肌を美しくするバナナのマスク5種
体のパーツの中でも髪とお肌の状態が特に大事だという人は多いでしょう。髪とお肌の状態が良いと、周りの人にも良い印象を与えられるでしょうし、何より自分自身が気分良いですよね。
今日の記事では、バナナを使って作るマスクを5種類ご紹介します。素晴らしい効能を持つ天然のフルーツ、バナナは、私たちの髪やお肌の健康や見た目の状態の改善に役立つかもしれません。
髪とお肌を美しくする理由
自分に自信が持てない、というあなた。自分を好きになる第一歩として、まずは髪やお肌を丁寧にケアするといいかもしれません。
髪やお肌のケアというと面倒だと感じる方がいるかもしれませんが、実はとても簡単なことなのです。必ずしも高価な化粧品を使う必要はありませんし、時には自然療法の力を借りることもできるでしょう。
髪とお肌を美しくするバナナのマスク5種
南国フルーツであるバナナには素晴らしい効能があります。Food Chemistry誌に掲載された総説によると、バナナと同じ科に属するこの熱帯果実には、老化を早めるのを防ぐ抗酸化作用など、さまざまな特性があります。したがって、バナナを使ったマスクはお肌に非常に有用です。今日は、そんなバナナを使ったフェイシャルマスク、ヘアマスクをご紹介します。美容に役立つかもしれませんよ。
1. ニキビ肌にお勧めのマスク
最初にご紹介するマスクは、ニキビができて困るという方向けのレシピです。よく熟れたバナナの皮は、ニキビからくるむくみや赤みを解消してくれるかもしれません。
材料
- よく熟れたバナナの皮
作り方
- よく熟れたバナナを使いましょう。ニキビ対策として使うには、バナナの皮に黒い斑点が出ているものが良いでしょう。
- バナナの皮で10分程度お肌を優しくこすります。
- 10分経ったら皮を取り替えます。お好みでさらに5分こすりましょう。
- お肌が完全に乾くまで洗わないようにし、効果を発揮させましょう。
2. オイリー肌にお勧めバナナマスク
オイリー肌でお悩みの方は多いようです。皮脂は頰やおでこに蓄積されやすく、とても不快に感じるでしょう。
このマスクは過剰な皮脂をなんとかしたい方にお勧めです。バナナとオートミールを組み合わせると、肌のpHバランスを整えるマスクができますよ。
材料
- バナナ 1/2本
- オートミール 大さじ2(30g)
作り方
- フォークを使ってバナナを潰し、ピューレ状にしましょう。
- オートミールを入れてさらによく混ぜます。
- 顔全体に塗布し、20分おきます。
- たっぷりの冷たい水で洗い流しましょう。
3. バナナの保湿マスク
乾燥肌にお悩みの方にお勧めの保湿マスクをご紹介しましょう。バナナのおかげでお肌は本来の輝きと柔らかさを取り戻すでしょう。また、バナナさえあればできますので、安くてとても簡単ですよ!
材料
- よく熟れたバナナ 1本
作り方
- フォークを使ってバナナを潰し、ピューレ状にしましょう。
- 目の周りを避け、顔全体に塗布します。
- 30分おいてから、たっぷりの冷たい水で洗い流しましょう。
- このケアを週に2〜3回繰り返しましょう。
こちらも合わせてどうぞ:肌の不純物を取り除いてくれる6つのフェイシャルマスク
4. 乾燥する髪にお勧めバナナのヘアマスク
髪の乾燥や痛みにお悩みの方は、はちみつを使ったこのヘアマスクを試してみてください。短期間で効果的な結果が見られるかもしれません。
材料
- バナナ 1/2本
- はちみつ 大さじ2(50g)
作り方
- フォークなどを使ってバナナを潰します。
- 潰したバナナにはちみつを加え、しっかりと混ぜ合わせます。
- このマスクを乾いた髪全体に塗布しましょう。
- 30分間おいてからたっぷりの水で洗い流しましょう。
こちらも合わせてどうぞ:ドライヘアに効果的な9つのヘアマスク
5. 髪の成長を促進するバナナのヘアマスク
髪を健康的にのばしたいと願うなら、バナナのヘアマスクを試してみましょう。このヘアマスクを作るには、バナナの他にレモンまたはオレンジなど柑橘系フルーツと牛乳が必要です。
材料
- よく熟れたバナナ 1本
- レモンまたはオレンジの絞り汁 1個分
- 牛乳 2カップ(500ml)
作り方・使い方
- レモンまたはオレンジの絞り汁、牛乳、皮をむいたバナナをブレンダーに入れます。
- ペースト状になるまで撹拌します。
- 作ったペーストを髪全体に塗布します。髪を小分けにして塗布するとさらに効果的でしょう。
- アルミニウムホイルで髪を覆いましょう。
- 20分間そのままにしておいてから普段通りに洗い流します。
髪やお肌のトラブル回避には自然の力を借りることができる、ということを忘れないでください。また、専門家のアドバイス、衛生状態をよく保つこと、適切な髪とお肌のケアも同時に行うことで、素晴らしい結果が短期間で現れるかもしれませんね。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Blasco, G., and F. Gómez. “Propiedades funcionales del plátano (Musa sp).” Rev Med UV 14.2 (2014): 23-26.
- Díaz García, M. A. “Dermatitis seborreica, acné vulgar y rosácea.” Manzur Katrib J, Díaz Almeida J, Cortés Hernández M, Ortiz González PR, Sagaró Delgado B, Abreu Danie A. Dermatología. La Habana: Ciencias Médicas (2002): 110-120.
- Riquero, Moreno, and Lorena Matilde. Proceso de enseñanza y su incidencia en la aplicación de mascarillas naturales en el centro de formación artesanal “Guayaquil”, ciudad de Quevedo, provincia de los Ríos, año 2017. BS thesis. Babahoyo: UTB, 2017, 2017.
- Vasquez, R., et al. “Extracción de pectina a partir de la cáscara de plátano (Musa AAB, subgrupo plátano) clon Hartón.” Revista de la Facultad de Agronomía 25.2 (2008): 318-333.
-
Singh B, Singh JP, Kaur A, Singh N. Bioactive compounds in banana and their associated health benefits – A review. Food Chem. 2016 Sep 1;206:1-11. doi: 10.1016/j.foodchem.2016.03.033. Epub 2016 Mar 11. PMID: 27041291.