自分が主役の人生なのに被害者ぶってしまうのはなぜ?

自分の人生の主役は自分なのだと気がついたら、自分に起こること全ての中にポジティブな面を見いだすことができるでしょう。自分の人生をコントロールするのは自分だからです。
自分が主役の人生なのに被害者ぶってしまうのはなぜ?
Bernardo Peña

によってレビューと承認されています。 心理学者 Bernardo Peña.

によって書かれた Raquel Lemos Rodríguez

最後の更新: 06 12月, 2022

時には、何をやってもうまくいかないと感じることがあるでしょう。 運が悪いと思ったり、誰も自分のことを気遣ってくれないと思うこともあるでしょう。ですが、あなた自身の人生の主役はあなたなのです。

被害者のように振る舞うことは楽なことかもしれません。ですが、被害者だと感じていては、前に進むことはできません。

コンフォートゾーンの中にいては、物事を変える力があることにも気が付けませんし、行動することもできません。大切なことは、一歩前に踏み出し、歩き出すことです。恐れや惰性に負けてはいけません。

自分の人生の主役は自分ーどのように生きるかは自分が決めよう

話し合う男女 被害者ぶる

あなたの人生の主役はあなたです。つまり、どのように生きるかを決めるのはあなたなのです。もしあなたが自分を被害者だと思うのなら、そう決めたのはあなた自身だということを覚えておきましょう。

もしかすると、周りの注目を浴びられるから被害者になることに決めたのかもしれません。周りの人にかわいそうだと思ってもらいたいため、申し訳ないことをしたと思ってもらいたいためです。

ですが、それは自分自身をかわいそうに思い、不平不満を言い、前には進まないと決めたということなのです。人生は時に困難にぶつかることがありますが、自分がしたいと思えば状況を変えることが可能なのです。

どのようなネガティブな状況でも、なんらかの機会を秘めています。もしかすると手に入れたい機会が得られるかもしれません。自分の感情を管理する方法を学べる機会かもしれません。主役はあなただということを忘れないでください。自分の生きる人生をデザインするのはあなた自身なのです。望むか望まざるかはわかりませんが、あなたが作り上げるのです。

会社をクビになった後、自分がかわいそうだと感じるかもしれませんが、その後はあなた次第です。打ちひしがれていたり悲観的な考えをしていては、履歴書をいくら提出しても新しい仕事への道は開けないでしょう。

ですが、ポジティブに考えればどうでしょうか?自分がさらに成長できる新しい会社への道が開けたのだと考えれば、あなたの態度も全く違ったものになるでしょう。

態度は全てを表します。態度を改めることでこれまでに気がつかなかったことに気がつくでしょう。深い霧に覆われていたようなことに気がつくのです。

こちらもお読みください:被害者ではなくヒーローになる

自分の態度次第で必要な物を引き寄せられる

微笑む女性 被害者ぶる

ポジティブな態度でいれば、ポジティブな事柄を引き寄せます。時間はかかるかもしれません。ですが、希望を無くさず、ポジティブでいましょう。例えば、信頼していた彼が浮気をしていたとします。その結果、人は皆彼と一緒で、自分を傷つけるに違いないと考えるかもしれません。

不満を言ったり、みんなどうせ同じだと文句を言うことで 同じ間違いを犯しやすくなります。あなたと新たな恋愛関係を築き上げることができるかもしれない誠実な人があなたの人生に入ってくるのを拒否してしまうのです。

ところが逆にポジティブでいるなら、過去の失敗から学ぶことができるなら、自分では思い掛けない時に誰か素敵な人を惹きつけることができるでしょう。あなたの人生はあなただからです。あなたが考えること、信じることは全て、あなたが経験する今後の人生に現れてくるのです。

あなたは状況の被害者ではない

ひまわりを持って微笑む 被害者ぶる

あなたは被害者ではないということを覚えておきましょう。あなたに起こることが全部ネガティブなことだというわけはありません。他の人と話す機会を持ち、相手をよく知ることができれば、自分の状況など悪いものではないと気がつくこともあるでしょう。

運が悪かったからといって、あなたが壊れてしまうことはありません。人生には悪いこともあれば、良いこともあります。ネガティブな状況における良い点って何か知っていますか?  学ぶことができる点です。

何もかもがうまくいっている時、私たちは”自動操縦”ボタンを押します。ですが、全てがうまくいかなくなると、何を見逃していたのかを探そうとします。

被害者意識を持つのは止めましょう。その代わりに、自分に起こった良いことを一つ一つ見つけ出しましょう。あなたは、あなたの人生の主人公です。あなたの人生はあなたが望むとおりになるのです。

被害者でいたいのなら、被害者のように感じることはできるでしょう。ですが、被害者であることをやめ、自分の人生の主人公として生きるのなら、問題を解決し前に進むことができるでしょう。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Joshi, R., & Tomar, S. (2012). Effect of optimism/pessimism attitude on depression and coping strategies. Indian Journal of Positive Psychology, 3(4), 445.
  • Anggayani, L., & Hartawan, I. G. M. D. (2019). The Relationship Between Self Reliance, Proactive Attitude, and Optimism with Coping Stress. Bisma The Journal of Counseling, 3(2), 74-81.
  • Wani, N. A. (2018). Depression, optimism-pessimism attitude and psychological well-being in adolescent boys and girls. Indian Journal of Health & Wellbeing, 9(5).

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。