慢性的被害者意識:1日中愚痴をこぼす人がいるのはなぜ?

7月 2, 2018
慢性的被害者意識を持った人は往々にしてそうした考え方を自身の生き方としてしまっており、そうした考え方をもって欲しい物を手に入れているということに気づいていません。

慢性的被害者意識を持った人がいるのを知っていますか? なぜそうなってしまったかには多くの理由がありますが、そうした理由を辿ると、こうしたタイプの人に共通する特徴があるのが分かります。

慢性的被害者意識を持った人は通常、自分自身のことがよく分かっておらず、他人からの助けに依存的で、自身の問題を自分で解決することができず、また自身の間違いに気づけないという特性があります。

被害者意識は精神症状の一つである可能性があると見なされています。理由は、精神疾患を持った人が被害者意識の症状をかなり強い度合いで呈するからです。

その意識は完全に生き方に影響を及ぼすだけでなく、周りの人の生き方にも影響を及ぼすことになります。

私達はみな、人生のある時点で、非常に困難な時期に直面してきました。誰かに傷つけられそうになったり、自らが下した賢いとは言えない決断によってそうした状況に自分を追い込んでしまったりして、自分を被害者にしてしまったことがあるのです。日々、自分をより良い人間にさせるものは前向きな態度です。これによって、私達はどんな状況をも乗り越え、前へ進むことができます。

悲しい事に、皆が皆、こうした能力を備えているわけではありません。逆に、ネガティブ思考の海に沈み、一生を「自分で自分を被害者」にしたて上げてしまう人がいるのです。

被害者意識を持つ人はどんな行動を取るのか?

慰める友人

このタイプの人間を見分けるのは簡単です。顔の表情や歩いている姿勢の悪さ、常に悲観的な声のトーンなどに注目するだけで十分です。

  • 自分に起こった出来事は呪いの一種だとか、誰か他人のせいだとして自分を正当化しようとします。
  • その結果、自分が周囲から孤立するまで自分の被害者意識を強めてしまいます。
  • 被害者意識を持った人は、辛さや嫉妬といった感情にしがみつく傾向にあり、自身の不運な出来事に対して少しでも責任を取らないようにする傾向にあります。

慢性的被害者意識がある人が見せる最も分かりやすい特徴は以下のようなものです。

1.自分に助けの手が伸べられていないことを他人のせいにする

慢性的被害者意識を持った人は、他人から助けが得られない場合、不満や苛立ちを感じることがほとんどです。自身の能力を信用しておらず、自身の問題を自分で解決できると思っていません。

一般的に、全てを大袈裟な問題に騒ぎ立てる傾向にあります。

2.無意識的に事実を操作する

冷めたカップル

問題の陰にある真相など関係ありません。慢性的被害者意識を持った人は、問題が自分のせいではなく他人のせいとなるように、誤解を招くような形で事実を提示する方法をいつも探しています。

自身が感じている被害者意識が自然とそのようなことをやってのけさせるのです。

3.限定的な自己批判をする

慢性的被害者意識を持った人は自身の長所を認識することができず、自身の行為に対して自己批判的であったりします。ですが、これはただ問題や状況などが他人のせいであることを更に裏付けるための方法であるに過ぎない可能性があります。

結局、こうした被害者意識が自己批判をかなり限定的なものにしてしまっているのです。

4.不運な出来事を軸にして想像を膨らませてしまっている

植物を嫉む女性

慢性的被害者意識を持った人は、世界は悩めるところで、将来何もいいことなど起こらないという暗い空想を抱いています。

事実、慢性的被害者意識を持つ人はこうしたことを他人と話すのが好きです。こうした考えは全て、現実を歪曲して見ていることから来ています。

5.無意識的に操作する

助けを必要とする時に、他人に罪の意識や憐憫を感じさせることを手段とします

そのため、他人の考えを読み操作した上で、自身を常に被害者へと仕立て上げます。そうなると、被害者意識を持った人が事故や不運な出来事などで苦しんでいる時、周りの人は自分に責任があるように感じ、相手が求めている助けの手を差し伸べてしまうのです。

6.問題が永続化する

孤立した被害者

慢性的被害者意識は、時と共に悪化する問題です。彼らが被る不運な出来事や愚痴は習慣化します。

それが絶望や苛立ちへと駆り立て、全てが感情的な重荷となります。

人が自分の人生の被害者となり、抜け道が見いだせなくなるのはこうなってしまった時です。

もしあなたやあなたの知り合いがこうした被害者意識を持っているのであれば、専門家の助けを借りることを考えましょう。そうすれば、きっと良くなることでしょう。

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