衣類の素材をチェックするときに役立つ9つのコツ
今日、市場ではたくさんの衣類が販売されています。比較的お手頃な値段なのに質が良いと宣伝しているものもたくさんあるでしょう。
衣類を買うときは、買いやすい値段であることはもちろんですが、質の良いものであることも購入ポイントです。ですが、時には高いからといって質が良いとは限らないものもあります。
1. 綿の質をチェックする
衣類を購入する際にまず確認したいことは綿の質です。綿の質を確認するには、数秒間生地をぎゅっと握りしめます。その後、手を開きましょう。
生地が丸めた紙のようであれば、その衣類は形を維持するために特別な素材と組み合わせて作られたということです。つまり、質が良いとは言えません。洗濯すると型が崩れてしまう場合が多いでしょう。
2. 縫い目を引っ張ってみる
きちんと縫製されているかを確認するために、縫い目を引っ張り広げてみましょう。縫製がしっかりしている質の良い衣類であれば、縫い目が崩れたりしません。
縫い目を少し引っ張り、広げてみた時、縫い目も隙間ができて引っ張られるようであれば、その衣類は質が良いとは言えません。
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3. ジッパーをチェックする
ジッパーが付いた服を買う時は、金属のジッパーが布で覆われたデザインのものが良いでしょう。
プラスチックのジッパーは壊れやすく、またその衣類の質が良くないことを示しています。
ジッパーの長さが同じかどうかも確認します。ドレス、スカートなどについているジッパーの長さが両方同じで、生地の色とマッチしており、きちんと縫製されていることを確認しましょう。
4. 裾をチェックする
パンツやスカートなどの裾をチェックしましょう。裾の折り返しは4㎝以上あるものが良いでしょう。
ブラウス、スカート、Tシャツに関して言えば、裾の折り返しは2cm必要です。折り返しがなく、単に糸で縫われているだけであれば、その衣類は上質とは言えません。
5. 生地を確認する
生地をチェックしましょう。少しひっぱって伸ばしてみると良いでしょう。生地が上質であれば、変形することはありません。
生地を少し引っ張り手を離します。形が崩れたのであれば、たとえ高価な服であっても質の悪い生地を使っているのです。
6. ラベルを確認する
どのような素材を使っているのかは必ずラベルを読んで確認しましょう。綿、絹、ウールなどの天然素材は合成繊維で作った生地よりも頑丈で耐久性があります
ですが、綿100%の生地は洗濯すると縮みます。
ビスコース(レーヨン)、ポリエステル、ナイロンなどの合成繊維が5〜30%程度含まれた生地がお勧めです。これらの素材は伸びず、長持ちします。
7. 糸を見る
裾の折り返しなどに使われている糸の色が生地の色と違うことがあります。色を良くチェックし、柄とあっているか確認しましょう。
裾の折り返しに違う色の糸が使われているなら、それはその衣類が急いで作られたことを示しています。製造過程で、品質はそれほど重要視されなかったのでしょう。
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8. ボタンをチェック
ボタンもチェックしましょう。質の悪いボタンを使っているなら、衣類の詳細に気を配られていないということでしょう。
ボタンをよく見ましょう。きちんと付けられていますか? 糸が出ているなんてことはありませんか? また、ボタンホールも正しく開いているか確認しましょう。
9. 染めを確認する
例えば、ハンドバッグなどのアクセサリー類は染めをチェックすることが大切です。正しく染められていない、折り曲げたラインが付いているなどは質が悪い証拠でしょう。
バッグの片側が反対側よりも軽い、または重いなど感じるなら、質が悪いということです。