貧血は感情に影響する?

· 5月 5, 2017
貧血は単に体の健康に影響を及ぼすだけではありません。感情や人間関係にも影響を与えるのです。

私たちは病気になると、その症状が気分に影響が及ぼすことがあります。

病気は体にだけでなく心にも影響を及ぼします。貧血について言えば、毎日の生活を変えてしまうことさえあるのです。

今日は、貧血が感情に及ぼす影響について見てきましょう。

貧血とは? 貧血になるのはなぜ?

貧血が感情に影響を与えるかどうかについてお話しする前に、まずは、貧血そのものについて見ていきましょう。

基本的に、貧血とは体に鉄分が欠けていることによって起こる状態です。医療の世界では「血液中のヘモグロビン濃度が低い」状態のことをいいます。

貧血かどうか知るには、血液検査が必要です。血液の流れの変化、例えば赤血球の量が通常よりも少ないかどうか、ヘマトクリットの値などもみることができます。しかし、そのほかにも明らかに貧血だとわかるサインがあります。

貧血は病気ではなく、体の状態または欠乏症だと言っていいでしょう。

鉄分が不足することによって鉄欠乏症貧血が起こりうるのです。このタイプの貧血は、胃腸の状態や失血(例えば事故や月経時の経血量が多いなど)などが影響することが多いようです。

貧血になるとエネルギーが下がる

疲れ

血液に鉄分が足りていないと自覚する簡単な方法の一つです。

無気力になり、ベッドからなかなか出たくないと感じることはありませんか?

貧血を抱えている人は、活動することが億劫になりがちです。これは、自分が日々やらなければいけないことをやろうとする強さが欠けてしまうからです。

貧血のサインとして、他にも以下のようなものがあります。

  • 顔が青白い
  • 髪が大量に抜ける
  • 爪がすぐに欠けてしまう

中には、赤血球の量が少ないかどうかをみる以下のような方法を試してみる人もいます。下瞼を持ち上げ、内側を見ましょう。白っぽい色をしていれば、おそらく貧血でしょう。もちろん、科学的な根拠はありませんが、当たっていることも多いようです。

貧血であれば、視力の変化、頭痛、めまい、不眠、月経周期が不定期であるなどの神経疾患が起こるでしょう。

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貧血はどのように感情に影響を与える?

眠気

鉄分の不足が体の健康に影響を与えるのはお分かりいただけたかと思いますが、実は、感情面や心理的な面にも影響を与えうると専門家は指摘しています。

元気になれないと、自分自身や自分の身の回りの人に対して申し訳ないという気持ちになります。さらに貧血は、はっきりと決められない、自分が人生に望むものが何なのか分からないといった感情をも引き起こすことがあるのです。

何のモチベーションもない、ベッドから起き上がる意味すらわからないといった気がしてくるかもしれません。

健康状態は良好なのに、何もしたくないという気持ちが湧き上がる…時には動くのも嫌だと感じるかもしれません。

結果として、なんとなく気分が上がらない、嫌なムードになってしまうのです。そんな自分自身に腹が立つことがあるかもしれません。

貧血を抱えることによって私たちは落胆しやすく、無関心になります。間違いなく日々の生活の様々な場面に影響を及ぼすでしょう。

以前は好んで行っていたことでさえ、同じことをするのに2倍の労力を必要とするでしょう。もしかすると、しなくてはいけない義務のように感じてしまうかもしれません。

貧血と仕事でのトラブル

人は誰でも、朝起きたくない、仕事に行きたくない、ずっと寝ていたいと思う時があるのではないでしょうか。しかし、鉄分が欠乏している人は、毎日のようにそう感じてしまうのです。

仕事でイライラする、集中できない、コミュニケーションを取る上でトラブルになるなども無視することのできない貧血のサインです。

例えば、簡単に気が散ってしまう人、頭の中で簡単な計算ができない、言いたい言葉が見つからない、何をしようとしていたか忘れてしまう…これらは貧血に関連したエネルギーの欠如と関係しているかもしれません

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貧血が日々の生活に与える影響とは?

疲労感

鉄分の欠乏による影響は仕事中だけではありません。ひょっとすると、家に帰ってからの方がひどく感じるかもしれません。

家の掃除、夕食の準備、エクササイズ、家族の集まりなど全てのことが憎らしく思えるでしょう。

太陽がサンサンと輝いていて、目の前には楽しい日々が待ち構えていたとしても、ソファから立ち上がるのが、またはベッドから起き上がるのがだんだん億劫になります。

もし、あなたの家族にこういった症状の方がいるなら、一度医療機関で検査をしてもらうことをお勧めします。

同時に、活力を与えてあげることも大切ですね。公園でちょっと散歩をする、音楽を聴く、鉄分が含まれるデザートやフルーツ、野菜を積極的に食べるなどです。

エネルギーを取り戻し、人生を思う存分楽しみましょう。