白馬の王子様、さようなら!/現実的なお相手探し
私はこれまで、子供の頃に聞いたおとぎ話に出てくるような白馬の王子様をずっと探してきました。でも、どうしてなのか、そんな人は見つけられませんでした。
これまでの私の恋愛は全て辛いもので、私の期待とは違いました。幸せだと感じたいから、安心だと感じたくてパートナーに依存していることが多かったのです。
白馬の王子様なんて、現実にはいないんだということに気がつくまで、私は必死になって白馬の王子様を探しました。白馬の王子様を探すことで、嘘と間違いだらけの恋愛関係に身を置くことになったのです。
白馬の王子様に関する大きなウソ
王子様が高い塔に捕らえられたお姫様を助けるお話、ドラゴンに襲われたお姫さまを助ける話は誰もが聞いたことのあるストーリーです。
こういったおとぎ話に出てくる王子様は、心が温かく相手を敬うヒーローです。その勇気ある行動のご褒美は、一人では何もできず、王子様が助けに来てくれなくては幸せになれないお姫さまなのです。
こちらもご参考に:
パートナーは自分を映す鏡
このような話を信じて大きくなった女性は、自分が幸せになるには誰かが必要なのだ、パートナーはとても重要で、一人でいることは恐ろしいことだと考えるようになってしまったのです。
彼女たちは、自分を愛してくれる人がいないと、愛されていると感じることができず、自分が何かであるために、常に他人からの認識を必要とします。これは現代社会に広がる、感情的依存として知られています。
自分が恋に落ちる大切な相手とは、頭の先からつま先までどっぷりと愛に浸かれる相手だと考えている女性は少なくありません。
その人なしでは自分は無であり、自分のアイデンティティも失ってしまったのです。
一人でいてもいいのです
”一人”という言葉は確かに恐ろしいものです。でも、どうして恐ろしいのか自分自身に問いかけたことはありますか? 白馬の王子様がやってくるまでの間、自分の心を満たしてくれる相手を見つけようとしていませんか?
白馬の王子様はやってきません。存在しないから、というだけではなく、あなたが自分自身の足でしっかりと立つことを学んでいないからです。
自分自身の愛し方を知らないなら、他人を愛することはできないでしょう。一人でいることを怖がらず、自分を愛してあげることが何より大切なのです。
ご存知でしたか?:
パートナーと共感できているか確かめる5つの方法
依存しないことを学ぶ
パートナーにひどく依存してしまい、自分の人生の重要なことを相手に任せていたら、最終的にひどく苦しむこととなるでしょう。なぜなら、その人があなたの前から去ってしまった時、あなたの人生も終わりのように感じてしまうからです。
大切なパートナーというのは、あなたにとっての全てだと思うかもしれません。でも、実際はそうではありません。自分を幸せにしてくれる、白馬の王子様を待つのはもうやめましょう。
いつか、いたって普通の人があなたの前に現れるかもしれません。もしかすると、あなたを有頂天にさせたり、あなたを満たしてくれないかもしれません。それでも、その人が長い人生を一緒に歩む人になるかもしれません。
もしパートナーとの関係がうまくいかないのなら、それはそれでいいのです! うまくいかなかったからといって、別れたからといって、あなたの人生は終わりなんかではありません。
あなたが望むものをあげられるのは、王子様ではなく、あなた自身なのです。白馬の王子様を待つのはやめて、自分をしっかりと愛してあげましょう。