敏感肌の人のための自家製メイク落とし
第一印象が大事だということは日々、実感する場面を多いでしょう。また、見た目に気をつかうということは、自己の自尊心を高めるのにもけっこう重要なものです。そうした理由からも、多くの人がメイクすることを選んでいます。
ですが、メイクをしすぎると肌にダメージを与えかねません。そのため、メイクを落とすプロセスが重要です。また、自分の肌タイプに合ったメイク落としを使うことも大切です。
そこで今回は肌タイプ別に自家製メイク落としをご紹介します。
乾燥肌の人のための自家製メイク落とし
1.ココナッツオイル
乾燥肌であるということは、肌が水分を十分に吸収できていないということです。ですから、ここで模索すべきは水分が吸収されていないという問題を最小限に食い止めるための水分補給法です。
乾燥肌の人の関心を最も惹く成分はラウリン酸です。この成分は細胞の再生を促進します。細胞の再生が促進されることで、肌の回復がより効率的になり、栄養分をより多く吸収できるようになります。
また、ココナッツオイルは簡単に肌に浸透するため、深層部まで染み渡ります。ココナッツオイルを使えば、他のメイク落としを使うよりも断然多く栄養分を肌に送ることができる上、メイク落としを作る時間も必要ありません。
2.アーモンドオイル
アーモンドオイルは近年、美容界で大変人気のオイルです。ビタミンと脂肪酸に富んでおり、ものすごく湿潤効果があります。
一方で、詰まった毛穴をキレイにしてくれるので、乾燥肌の解消にもなります。メイクというのは表皮を覆っているので、栄養分が肌の奥まで行き届くのを妨げているのだということを頭においておきたいところです。
アーモンドオイルを使えば、含有されているビタミンによるアンチエイジング効果も堪能できます。そのおかげで、シワやシミなどができにくくなるので、大変万能な治療薬と言えるでしょう。
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脂性肌の人のための自家製メイク落とし
1.キューカンバーウォーター
油脂が蓄積されるのは皮脂腺がきちんとはたらくことができていないためです。そのため、この場合は、自宅療法で皮脂腺がよりはたらきやすいようにしてあげましょう。
そのためには、肌が十分なビタミンとミネラルを摂取していることが重要です。細胞を健康に保ち、肌の若返り効果を速めるにはビタミンとミネラルの両成分が不可欠になります。
材料
- キュウリ 1本(300g)
- 水 2カップ(500 ml)
- ローズウォーター 2カップ(500 ml)
作り方
- キュウリを切ります。
- 水を張った鍋の中にキュウリを入れ、沸騰させます。
- 20分経ったら、キュウリを濾し取ります。
- 茹でた液体が冷めるまで待ち、冷めたらローズウォーターを注ぎます。
2.エッセンシャルオイルで作るメイク落とし
エッセンシャルオイルの人気は日に日に増す一方です。湿潤効果が高いのはもちろんですが、体を再活性させる栄養素も無限に含まれているのも確かです。
まず、エッセンシャルオイルはニキビや毛穴の感染症をなくす強力な殺菌効果があります。また、細胞を「復活」させるモノテルペンも含んでいます。
材料
- イランイランのエッセンシャルオイル 10滴(0.5ml)
- ゼラニウムのエッセンシャルオイル 12滴(0.6 ml)
- ホホバオイル 50g(52ml)
- スイートアーモンドオイル 45g(47 ml)
敏感肌の人のための自家製メイク落とし
人によっては、末梢神経が極度に刺激を受けやすい傾向にあります。そのため、他の人にとっては何ともない物にも刺激として反応してしまいます。
先ほど、コスメが肌にダメージを与えかねないと述べましたが、敏感肌の人のダメージを防ぐために、解決策を2つほどご紹介します。
1.ツバキ油
敏感肌の人は肌にまとう物によく気をつけなければいけません。肌に優しく、かつ効き目のある製品が必要になります。
そこで敏感肌の人には、ツバキ油をお薦めします。ツバキ油はオメガ6脂肪酸に富んでいます。 オメガ6脂肪酸は体内で生成できませんが、細胞を著しく若返らせてくれる興味深い成分です。
もっと知りたいですか?肌を再生するゼラチンマスク
2.ホホバオイル
ホホバオイルの面白いところは、ビタミンEを含んでいるところです。 ビタミンEは肌をかけめぐる毛細血管を強くします。肌の緊張をほぐすには血行が重要になります。
また、ホホバオイルは日に当たることによって受けるダメージや汚染によるダメージ、またメイクによって受けるダメージを修復するのに効きます。
これらの自家製メイク落としを使えば、メイクを落としながら同時に肌のケアをすることができます。それってすごくないですか?