ビーツジュースの/知られざる健康効果

· 5月 19, 2016
ビーツジュースは、早期老化を引き起こすフリーラジカルの影響を抑え、身体能力を向上させます。ビーツジュースが運動選手に大いに推奨されているのはそのためです。

最近日本でもその人気が高まっているビーツをご存知ですか?

ロシア料理の代表ボルシチの材料として知られるビーツは、実は生のままスムージーの材料として使うことができる、美味しく栄養価の高い野菜です。

今回は、ビーツジュースを飲むことで得られる健康効果をご紹介します。

ビーツの栄養価

多くの野菜と同じように、ビーツも加熱すると大切な栄養素の一部が失われます。

しかし、ジュースやスムージーとして生のまま摂取することで、以下の栄養素を体内に補給することができます。

  • ビタミンA・B・C
  • 葉酸
  • 抗酸化物質(フラボノイド、カロチノイドなど)
  • アミノ酸
  • ミネラル(カルシウム・マグネシウム・鉄・カリウム・リン・ナトリウムなど)
  • 水溶性および不溶性食物繊維
  • 水分
  • 炭水化物
  • 天然の糖

こちらの記事もご参考に:健康改善に効果を発揮するビーツのレシピ5選

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ビーツジュースの健康効果とは?

ビーツジュースやビーツ入りスムージーの健康効果をご紹介します。

心臓の問題を減らす

ビーツに豊富に含まれる硝酸塩は、体内で一酸化窒素に変化し血管の筋肉を柔らかくして血行が良くします。

また炎症を緩和する抗炎症作用もあるため、心臓病をを発症している人やそのリスクが高い人におすすめです。

フリーラジカルを抑える

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フリーラジカルが体内に蓄積されると、細胞の老化を早め、がんなどの病気を発生させる原因になる可能性があります。

ビーツには、ベタレインとポリフェノールという抗酸化物質が含まれているため、フリーラジカルの有害な影響を中和することで、老化のスピードを遅くすると言われています。

抗がん作用

前述したように、抗酸化物質を含むビーツジュースは、ガン細胞へと進行する恐れのある腫瘍の発生や進行を軽減する働きがあると考えられています。

またビーツが、腫瘍の生成(特に膵臓・乳房・前立腺)を最小限に抑えるという研究結果も報告されています。

運動の能力を高める

ビーツジュースには、肺活量を向上させる作用があるため、運動選手におすすめの飲み物です。

これまでの研究によると、エクササイズ・トレーニング・試合など、体を動かす前にビーツジュースを飲むと、身体的能力を最高16%まで向上させることが可能であるという結果が示唆されています。

血圧を整える

前述したように、ビーツに含まれる硝酸塩の働きにより、血圧を下げる効果が期待できます。

そのため、高血圧でお悩みの方は、ビーツジュースを1日にカップ2杯分飲むのがおすすめです。

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消化の促進

ビーツには食物繊維のほか、オリゴ糖が含まれているため、腸内環境を整えて便通を改善することで、老廃物を体外に排出しやすくします。

また、ビーツジュースは、胃もたれを緩和し、消化を促進しながら食欲を刺激する効果もあると言われています。

痛風の症状を緩和

痛風はヨウ素の不足と関連がありますが、ビーツにはこの重要なミネラルであるヨウ素が含まれているため、痛風の症状を緩和します。

老化を遅らせる

ビーツの色素であるベタシアニンは、ポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持っています。そのため、老化を防ぐとともに、前述したように細胞のがん化を防ぐと言われています。

ここでいう老化とは、早期のシワなどの肌の老化だけではなく、内臓をはじめとする体内機能や脳の老化を予防する効果があると考えられています。

抗炎症作用

ビーツには、ベタインというストレスやストレスからくる炎症を軽減するのに役立つ栄養素が豊富に含まれています。

貧血の症状を軽減する

ビーツに含まれている葉酸と鉄の働きにより、貧血の症状を軽減します。

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体液貯留を防ぐ

ビーツジュースは、脚の浮腫または体液貯留でお悩みの方におすすめします。これは、ビーツに豊富に含まれるカリウムとナトリウムの働きで利尿作用があるためです。

また以下の病気を発症している場合にもおすすめです:

  • 痛風
  • 高尿酸血症
  • 腎臓結石(シュウ酸カルシウム過剰が原因の場合をのぞく)
  • 乏尿症

ビーツジュースは尿の生成量を増やし、余分な体液と有害な老廃物(尿酸など)を排出する手助けをします。

デトックスを促す

前述したように、食物繊維のほか、オリゴ糖が含まれているビーツジュースは、腎臓、肝臓、そして腸の正しい機能を促進し、身体が老廃物や毒素をより早く効率的に排出するのに役立ちます。

こちらの記事もご覧ください:肝臓をデトックスするブルーベリーとビーツのスムージー

減量に役立つ

カロリーが低いうえに食べ応えがあるビーツをおろしてサラダに加えると、食物繊維の摂取量を増やし、便秘や肥満を防ぐのに役立ちます。

体内の余分なナトリウム、すなわち塩分を排出する働きがあるカリウムが豊富に含まれているため、むくみを軽減するのに役立つと言われています。

胎児の健康を守る

ビーツには葉酸が多量に含まれているため、妊娠中のお母さんと成長中の胎児の健康を守ります。特に妊娠初期の7週間あたりで摂取すると、胎児が順調に成長するのに役立つと言われています。

産後もビーツを継続して食べることで、特定の感染症のリスクを軽減する効果が高まります。

また赤ちゃんが成長してからは赤ちゃんの食事にビーツを加えると、ビタミン不足を防ぎ、健康的な発育を促進するのに役立ちます。

 

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ビーツ・ニンジン・リンゴのミックスジュースの作り方

ここからはビーツを使ったジュースの作り方を学びましょう!

ビーツに野菜と果物を組み合わせたすばらしいレシピをご紹介します。

このジュースから得られると言われる効能をご紹介します:

  • 免疫システムの向上
  • フリーラジカルの除去
  • がん細胞の成長を遅らせる
  • 体内の浄化

材料

  • ビーツ 1個
  • ニンジン 1本
  • リンゴ 1個
  • 水 カップ1杯
  • レモン 1個(お好みで)

作り方:

  • ビーツ、ニンジン、リンゴを洗い皮をむきます。
  • すべての材料を小さく刻みます。
  • 水といっしょにミキサーに入れ、お好みでレモンのしぼり汁を加えます。
  • なめらかになるまで混ぜます。
  • 冷たくして飲みたい方は、氷を2~3個加えましょう。
  • 1日に2度飲むようにしましょう。
  • 1杯目は朝起きてすぐの空腹時に、2杯目は午後の間食として飲んでください。