アレルギー症状を緩和する天然の抗ヒスタミン7選
アレルギー症状とは、花粉やダニなどの外的要因に対して免疫システムが異常な反応をすることです。
ヒスタミンと呼ばれるタンパク質の生産が、くしゃみ、鼻づまり、かゆみなどの症状を引き起こしますが、 天然の抗ヒスタミン作用を含む食品を摂取することで、アレルギー症状による不快感の一部を緩和することができます。
薬局で市販されている医薬品や、医師の処方によってのみ手に入る処方薬などを使ってアレルギー症状を緩和させる方法もありますが、本記事では天然成分を使って症状を緩和するための、天然の抗ヒスタミン成分を含む食品をご紹介します。
1.緑茶
減量効果があるといわれている緑茶は、天然の抗ヒスタミン剤として、最も効果があると考えられています。緑茶に含まれる抗酸化成分であるケルセチンとカテキンの素晴らしい効果により、ヒスタミンの分泌を低下させます。
使うもの
- 緑茶 大さじ1(10g)
- 水 1カップ(250ml)
作り方
- 沸騰したお湯の中に緑茶を入れ、10分間そのままにして抽出します。アレルギーの初期症状が出たら、すぐに飲んでください。
- 1日3カップ以上は飲まないようにしましょう。
こちらの記事もご覧ください:緑茶を飲むことによる6つの貴重なメリットとは?
2.ネトル茶
ネトル茶は、アレルギーの症状を瞬時に改善する効果があるといわれるハーブティーです。
ネトル茶に含まれる成分が気道のアレルゲンを減少させ、鼻づまりなどの症状を解消します。
使うもの
- ネトル 大さじ1(10g)
- 水 1カップ(250ml)
作り方
- ネトルを水に加えたら沸騰させます。そのまま10分ほど抽出させます。
- 1日に2回までお楽しみください。
- 高血圧の薬を服用中の方や妊娠中の方は、ネトル茶を飲まないようにしてください。
3.アップルサイダービネガー
抗炎症効果のあるアップルサイダービネガーには、抗炎症成分、抗ウイルス成分、そして抗ヒスタミン成分が含まれています。これらの成分がアレルギー症状の不快感を緩和させるといわれています。
季節の変わり目に起こるアレルギー症状や風邪が原因の呼吸器系の症状におすすめします。
使うもの
- アップルサイダービネガー 大さじ1(10g)
- 水 1カップ(250ml)
作り方
- アップルサイダービネガーを水で薄めてから飲みましょう。
- 1日に2−3回飲むのがおすすめです。
こちらの記事もご参考に:アップルサイダービネガー/8つの利用方法
4.ルイボス茶
アフリカンレッドティーとも呼ばれるルイボス茶は、鼻づまり、喉のイガイガ、そして痒みなどのアレルギー症状を抑える天然の抗ヒスタミン効果があるハーブティーです。
100%天然のルイボス茶は、同じ効果のある処方薬と比べると、眠気などの副作用が起こりにくいといわれています。
使うもの
- ルイボス茶ティーバッグ 1袋
- 水 1カップ(250ml)
作り方
- 沸騰したお湯にルイボス茶のティーバッグをいれます。数分間かけて抽出します。
- アレルギーの初期症状が現れたときにおすすめです。
5.プレーンヨーグルト
プレーンヨーグルトに含まれる乳酸菌と抗ヒスタミン成分が腸内フローラのバランスを改善し、免疫システム機能を強化します。
アシドフィルス菌やビフィズス菌などの成分がアレルギー症状のリスクを軽減させます。
使うもの
- プレーンヨーグルト 1/2カップ(122g)
- はちみつ 大さじ1 (25g)
作り方
大さじ1杯のハチミツをプレーンヨーグルトに加えて甘みをつけたら、1日に1度食べてください。
6.アルファルファ茶
アルファルファ茶を飲むと目の痛みや痒み、そして過剰な鼻水などのアレルギー症状を緩和します。
使うもの
- アルファルファ 大さじ1(10g)
- 水 1カップ(250ml)
作り方
- 水を入れた鍋にアルファルファを入れたら数分間火にかけます。
- しばらくそのままで抽出した後、漉してください。
- 1日に1回飲みましょう。
7.イチョウ葉茶
イチョウ葉茶には、鼻水や痰を減少し、目の痒みなどの症状を和らげる抗アレルギー効果のあるギンコライドと呼ばれる成分が含まれています。またイチョウ葉茶の抗ヒスタミン成分もアレルギー症状の緩和に効果を発揮します。
使うもの
- 乾燥イチョウ 大さじ1(10g)
- 水 1カップ (250ml)
作り方
- 水を入れた鍋にイチョウを入れたら、低温で沸騰させます。
- 火から下ろしたらイチョウを漉してください。1日に2カップ飲みましょう。
今回ご紹介した天然素材を使う方法で、アレルギーの不快な症状が緩和されます。
ただし、今回ご紹介した方法を、複数まとめて試さないでください。身体に悪影響を及ぼす副作用が発生する恐れがあります。