リンゴ酢が糖尿病にいいってホント?

· 1月 1, 2017
リンゴ酢を糖尿病治療に役立たせるためには、医師の指導のもとで摂取目安量を守ることが大切です。

リンゴ酢は、昔からさまざまな自然療法に用いられてきた食品です。

リンゴ酢の最も一般的な利用法は料理ですが、リンゴ酢に豊富に含まれる必須栄養素と活性化合物の効果を生かした様々な使用方法があります。

リンゴ酢は、体内の自然なpHバランスを保ち、消化機能を改善するのに役立つ微量元素および酸を多く含んでいます。

世界中でリンゴ酢に関する様々な研究が行われていますが、その中でも、2009年に行われたアリゾナ州立大学の研究チームが行った実験で、リンゴ酢は糖尿病患者の血糖値を抑える作用があることが明らかになりました。

そのため、専門家の一部は、リンゴ酢は糖尿病をコントロールするための鍵となり得ると考えています。

今回は、リンゴ酢がどのように糖尿病治療に役立つかのをご紹介します。

リンゴ酢の糖尿病への効果

リンゴ酢

多くの糖尿病患者は、血液中のブドウ糖(血糖)が正常より多くなる2型糖尿病です。

インスリン不耐性を発症したりインスリンの働きが低下すると、私たちの体は血液に含まれる血糖を正常に保つ力を失い、糖尿病を発症します。

リンゴ酢に含まれている栄養素の中には、インスリンの機能を最適化して血糖値をコントロールする作用があることが明らかになっているため、糖尿病への効果が期待されています。

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インスリンのチェック

糖尿病の治療といえば、糖質とでんぷん質の消化を阻止することで、血糖値の上昇を軽減して糖尿病をコントロールする薬が使用されています。

ある研究によると、この薬に似た成分がリンゴ酢に含まれていることが明らかになりました。

リンゴ酢は、食べ物が胃から出ていく過程を促進する生活活性物質である酢酸の含有量が高いため、ブドウ糖が身体の細胞組織を通じて吸収されやすくなります。

また、リンゴ酢には炭水化物を糖質に分解する消化酵素の活動を抑制する力があるため、血流中の糖質を代謝する時間が長くなり、血糖値の危険な上昇を予防する効果があると考えられています。

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糖尿病に効果的なリンゴ酢の使用法

リンゴとリンゴ酢

  • リンゴ酢を使うときに大切なのが、100%オーガニック製品を選ぶことと、過剰摂取を避けることです。
  • 精製された安価なリンゴ酢は、有効成分のほとんどが失われています。
  • 血糖値を正常に保つためには、毎日リンゴ酢を摂ることをおすすめします。1日に大さじ2杯以内の摂取を守り、口内やのどに刺激を与えないように、水や他の液体で薄めてから飲んでください。。
  • 空腹時か寝る前に飲むのが理想的ですが、就寝前に飲むと夜間に尿意をもよおすかもしれません。
  • サラダドレッシングとして、あるいは生ジュースやスムージーに加える方法もあります。どちらも、食後の血糖値の急上昇を予防するのに役立ちます。

注意事項

  • 酢に含まれる酸は歯のエナメル質を溶かすうえ、敏感な組織が荒れる可能性もあることに留意しましょう。
  • 必ず推奨摂取量を守ってください。
  • 酢を長期間摂取すると、骨密度と体内のカリウム値が低下するリスクが高まるため、リンゴ酢を使った自然療法を1ヶ月に2週間つづけて実行したら、その後2週間休むことをおすすめします。
  • カリウム値が低い方や骨粗しょう症にかかっている方は、リンゴ酢療法を始める前に、かならずかかりつけの医師に相談してください。