夜中にトイレへ何度も行くのって/病気?

排尿のために夜中に起きることはだれでもありますが、それがひと晩に3度以上あるなら問題です。睡眠サイクルが妨げられるため、朝起きたときから疲労感に悩まされます。これが長期間つづくと、生活の質を低下させてしまいます。

この症状は「夜間頻尿」と呼ばれており、特に年配の方によく見られますが、特定の健康上の問題が原因となって若い人にも起こり得ます。

今回は、夜中に何度もトイレに行くのはなぜか、考えられ得る原因をごいっしょに見ていきましょう。また、かかりつけの医師に相談する前に、きちんと把握しておく必要があるポイントもご紹介します。

夜中にトイレに行きたくなるのはなぜ?

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ま夜中に急にトイレに行きたくなって目が覚めるのは、あまり愉快なことではありません。疲れているときや、寒い冬はなおさらです。医師たちによると、この問題は一般的なもので、特に55歳~70歳の男性によく見られるのだそうです。

男性の場合は、たいてい「前立腺肥大症」が原因です。前立腺が大きくなって、尿管を一部ふさいでしまうため、膀胱を一度に完全に空にすることができなくなります。そのため、尿を出し切ってしまうまで、何度か「排尿する」必要が生じるのです。

もちろん女性の場合は、まったく別の原因が考えられますが、多くの場合、あまり深刻でない特定の病気と関連しています。ちょっとホッとしますよね? それでも、重大な病気が隠れていることもありますから、夜間頻尿には十分注意を払わなければなりません。特に、夜中に3回以上排尿のために起きなければならないのは正常ではない、ということを知っておく必要があります。

では、考えられ得る原因とは何か、ごいっしょに見ていきましょう。

不眠症

不眠症にかかっている人は、一般的にもっとトイレに行く必要があるものです。これ自体は、病気の症状ではありません。単にトイレへ行くことで緊張感をほぐし、リラックスしようとする試みに他なりません。この場合の夜間頻尿は、重大な問題ではありませんし、寝つきが悪い人にはよくあることです。

過活動膀胱

このタイプの疾患は、年配の女性によく見られ、一般的に膀胱炎・2型糖尿病などのさまざまな病気と関連しています。脳卒中を患ったあと、過活動膀胱が見られるケースもあります。

膀胱炎

膀胱炎は若い人、特に女性によく見られます。急にトイレに何度も行きたくなり、排尿時に痛みがあったり、残尿感を感じたりすることがあります。

膀胱炎をきちんと治療するには、まず何が原因で起こったのかを知る必要があります。雑菌による感染症かもしれませんし、腎臓の問題かもしれません。必ず、医師の診察を受けましょう。

特定の医薬品

これも、覚えておくべき要因のひとつです。医薬品の中には、排尿をうながしたり、膀胱に炎症を起こしたり、その他の腎臓疾患を引き起こしたりするものが数多くあります。何かの病気の治療を受けているなら、のんでいる薬の副作用やその他の症状を見過ごしてはなりません。その疑いがある場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。

糖尿病

血液中のグルコース(糖分)は、尿量の増加・脱水症状・発汗などの他、夜間頻尿を引き起こします。これらの症状を見過ごしてはなりません。特に、毎晩3~6回起きており、それが日常習慣になってしまっているならなおさらです。この問題を無視してはなりません。

1日をとおしてたくさんの液体を飲んだとき

この原因による夜間頻尿は、時たま起こる症状で、習慣になることはありません。たまには水や炭酸飲料・ジュースなどを飲み過ぎたとか、打ち上げや宴会などでお酒を飲み過ぎてしまったという日があるものです。こうして摂りすぎた水分をすべて「排出する」ために、夜中にいつもよりひんぱんに起きる必要が生じるのです。

原因がはっきりしていて、ごくたまにしか起こらないようなら、あまり心配する必要はないでしょう。

夜中に何度もトイレに行く人が気をつけなくてはならないサイン
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以下に挙げるサインに気をつけて、かかりつけの医師の診察を受ける際にきちんと伝えることで、問題が深刻なものかどうかを判断するのに役立ちます。

  • 夜間頻尿が始まったのはいつからですか。時々あることですか、それとも毎晩ですか。
  • 毎晩、排尿のために何度起きていますか。
  • 就寝前にいつもどれくらいの水分を摂っていますか。
  • 足がよくむくみますか。いつものどが渇いていますか。日中、めまいがしますか。(これらの症状は腎臓病か糖尿病に見られます。)
  • ふだん、どんな薬をのんでいますか。
  • ご両親も同じ問題がありましたか。ご兄弟に同じ問題が見られますか。
  • その他どんな症状に最近気がつきましたか。背中の痛みがありますか。腹痛はどうですか。
  • 排尿のために起きることが、睡眠の妨げになっていますか。朝起きたとき、非常に疲れていると感じますか。

これらの質問の答えを用意しておけば、かかりつけのお医者さまがあなたの置かれている状況をもっとよく理解できることでしょう。どうぞお大事に!

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