夜間の発汗の原因

· 3月 1, 2018
夜間の発汗が睡眠を妨害していませんか? 夜間の発汗は、その原因を見つけて適切な治療を受けないと不眠症の原因となります。 夜間の発汗は必ずしも健康問題の兆候ではありませんが、症状が強く長期間続く場合は、医師に相談するのが最善の方法です。

発汗とは、私たちの身体が体温を調節する過程で起こる現象で、 尿素や必須アミノ酸などの値を正常に保つ働きがあります。

通常は、運動や多くの身体的な動き必要とする活動を行うときに発汗しますが、寝汗とも呼ばれる夜間の発汗に悩んでいる人も多くいます。

発汗は正常な身体反応ですが、夜間の発汗などが睡眠を妨害して睡眠障害の原因となる危険もあります。

数回の発汗は、自覚症状もないかもしれませんが、睡眠を妨害するほど頻繁に発汗するときは医師の診察を受けて適切な治療を受ける必要があります。

夜間の発汗が必ずしも深刻な病気の兆候だとは限りませんが、中には発汗の陰に隠れている病気や健康上の問題も多く存在します。

本記事では、夜間の発汗と関連のある6つの要因をご紹介します。

1.更年期

閉経を迎えて更年期に突入した女性の多くが夜間の発汗を経験すると言われており、ホルモンバランスの突然の変化、特にエストロゲン値の低下が夜間の発汗の主要な誘因です。

更年期が原因の夜間の発汗に苦しんでいる女性は、睡眠中に窒息するような感覚を体験することがあります。これにより睡眠が妨害され、心拍数も変化します。

これらの発汗の症状に対処するためには、ホルモンバランスを正常に保つためのサプリメントなどを摂取する必要があるかもしれません。必ず医師の指導に従ってください。

一般的には、天然繊維で作られた寝具を使い、涼しい環境で寝ること、そして快適なパジャマなどを着ることをお勧めします。

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2. 薬剤

薬を使った治療には副作用の危険があります。一部の薬には、不安感やうつ症状を引き起こし、それが夜間の発汗の原因となることが明らかになっています。

夜間の発汗と関連性のある治療法:

  • ホルモン療法
  • 血糖値を下げる薬
  • コルチゾン:炎症と痛みを軽減するために使用されるステロイドホルモン

3.結核

肺

夜間の発汗に関連するほとんどの要因は、深刻ではないものや簡単に治療できるものですが、夜間の発汗の原因が結核などの慢性疾患によって引き起こされる可能性があります。

結核は、肺の健康に激しい害を与え、ほとんどの患者が過剰な発汗の症状を伴います。

結核の症状の一部をご紹介します:

  • 高熱
  • 胸の痛み
  • 吐血を伴う咳
  • 呼吸困難

 

4.神経系の問題

不安を感じたり神経質になっている時などに体温が上昇する可能性があります。 体温が上昇すると、体温を正常に戻すために発汗します。これは夜間以外にも起こる自然な現象です。

しかし、夜間の発汗によって何度も目が覚める場合は、パーキンソン病などの神経系の病気を疑いましょう。

神経系の病気により、私たちの神経系がダメージを受けると、汗腺へのシグナルを妨害する可能性があり、夜間の発汗などの症状として現れます。

5.慢性多汗症

多汗症

多汗症は、過度の発汗を説明する時に使われる医学用語で、遺伝学以外の医学的な理由がなく、慢性であると考えられている一般的な疾患です。また多汗症を発症している患者は、窒息した気分になるような夜間の発汗を経験します。

また一般の人が「普通の気温」と考える気温は、多汗症の患者にとって暑すぎることがほとんどなので、より涼しい環境が必要です。

多汗症は重大な健康上の問題ではありませんが、その対処が難しい疾患です。

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6.甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は、甲状腺が正常なレベルをはるかに上回るホルモンを産生する場合に発生する疾患で、代謝に影響し、体の不快感やその他の体内の変化が起こります。

  • 日中の強い疲労感や夜間の過度の発汗は、甲状腺に問題がある兆候です。
  • 甲状腺機能亢進症は熱に対する不耐性と関連しています。そのため、寝室の温度を下げる必要があります。
  • 他の症状には、体重の変化、手の震え、過剰な脱毛などがあります。

夜間の発汗が睡眠を妨害していませんか?

夜間の発汗は、その原因を見つけて適切な治療を受けないと不眠症の原因となる厄介な症状です。

夜間の発汗は必ずしも健康問題の兆候ではありませんが、症状が強く、長期間続く場合は、医師に相談するのが最善の方法です。