頭内爆発音症候群にかかったことはありますか

10月 8, 2019
頭内爆発音症候群は非常によく見られる問題ですが、幸いな点は、薬物療法とリラクゼーション療法で治療が可能という点です。

頭内爆発音症候群は、一種の睡眠時随伴症です。突然襲われる症状で、激しい頭痛が起こり、その後に感電のような激しい音が聞こえます。

経験のない人にとっては、なんだか奇妙で異常なものとして映るかもしれません。しかし、実際には頻繁に見られる症状で、通常、忘れがたいパニック感を残してしまいます。

頭内爆発音症候群は非常に不快なものです。一方、深刻な状態だったり、神経学的な問題、というわけでもありません。実際には、頭内爆発音症候群は不安とストレスに大きく関係しています。

今回の記事では、毎晩幾人もの睡眠を妨げるこの症候群について認識を広めたいと考えています。

 

頭内爆発音症候群とは?

頭内爆発音症候群

「まるで爆弾が爆発するような音がする」と説明する人もいますし、「雷に打たれるみたいな、ズシンと響く感電のように感じる」と表現する人もいます。

最初の睡眠サイクルに入った直後に、理由もなく頭の中で聞こえる音です。

想像してみてください。スヤスヤ眠っていると、突然大きな音が聞こえて思わず飛び起きるのです。

そして、まるで追い討ちがごとく、激しい頭痛と、視野の周りに光がチカチカ見えるという感覚に襲われます。

頭内爆発音症候群の患者が最初に考えるのは、「夢を見ているか、気が触れてしまった」ということです。しかし、実際はどちらでもないのです。

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奇妙でありつつも一般的な睡眠障害

この症候群が最初に説明されたのは1876年のことでした。医学誌に患者50名の症例を記録することにより、サイラス・ウィアー博士によって行われました。

この症候群は通常、男性よりも女性がよく発症します。

さらに、人生で一度きりしか経験しない人もいる、というのが重要な点です。一方で、他の患者は毎日この症状に苦しんでいます。

また、強調すべき特徴があります。患者に聞こえる音は体外からではなく、幻聴なので、「音が聞こえる」と周りに言わない人が多くいます。

そういった患者は精神疾患を持っているとレッテルを貼られることを恐れているのです。ということは、まだ診断されていないながら、頭内爆発音症候群に苦しむ人が大勢いる可能性があります。

頭内爆発音症候群の原因

頭内爆発音症候群はあくまで睡眠障害で、決して神経学的または心理的な状態ではないということを頭に入れておきましょう。

今日まで、頭内爆発音症候群の原因となりうるものについては、いくつか異なる議論がされてきました。

詳しく見ていきましょう。

ストレスと不安感

ストレス 頭内爆発音症候群

これが現時点で意見が一致している説です。

脳は、深い眠りに落ちるために心の「意識的な部分」を切り離します。そして突然、電気ショックが神経活動を中断するのです。

重度のストレスがかかった期間があるとき、脳は過活動状態です。興奮状態にあるため、休息の時間になったとき、脳活動が活発すぎて、この「エネルギー」を減らすことができない、というわけです。

ですので、就寝するとすぐに、このニューロン活動は、突然の衝撃(鋭い痛みや電気ショックなどのような)に反応し、聴覚と視覚の様々な領域を刺激します。そして、雷が聞こえ、光が見えるように感じるのです。

睡眠麻痺(金縛り)

留意すべきもうひとつの点は、別のタイプの睡眠障害である「睡眠麻痺」に関するものです。睡眠麻痺と頭内爆発音症候群は関連性がある、と訴える科学者も中にはいます。

どちらの場合も、パニックと恐怖の感覚に加え、幻聴と幻覚が起こります。

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内耳の問題

頭内爆発音症候群に関連する最後の説は、内耳、特に耳管で起こりうる問題です。

幻聴、幻覚、頭痛を引き起こす原因になった、小さな異常、病変、または炎症がある可能性があります。

しかしながら、この説ではチカチカ見える光については説明がつきません。

頭内爆発音症候群の治療

睡眠障害は生活の質に影響を及ぼします。そのため、煩わしく異常な状況がある場合は、すぐに医師に相談しましょう。

先述の通り、恐怖や恥ずかしさから頭内爆発音症候群に関連する症状について話さない人が大勢います。

夜中に目が覚め、幻聴を聞き、視界の隅で光がチカチカしていることを医師に伝えるにはどうすればいいの?

怖がる必要はありません。この問題に苦しむ人は実はたくさんいますし、治療可能な症状です。クロミプラミン(抗うつ薬の一種)など、非常に効果的な薬があります。

さらに、筋肉と心をリラックスさせるのに役立つストレス軽減テクニックも非常に便利でしょう。

症状について必ず医師に相談してください。

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