たった数分で鼻詰まりを解消する効果的な7つの方法
鼻詰まりはとても煩わしいものです。アレルギーや、鼻腔、咽頭などの呼吸器系の病気が原因で、鼻の内側を覆う粘膜が炎症を起こし、鼻腔を詰まらせて 、鼻詰まりにより息がしづらくなります。
急速にウイルスが増殖して免疫システムが弱まり、症状はますます酷くなり、その他の不快な症状までもたらします。
通常、1週間または数日後には症状がおさまりますが、自分自身でできる鼻詰まり解消法で、素早く治療することができます。今回は、7つの方法をご紹介します。
1. 鼻詰まりには生理食塩水を用いる
自宅でできる、古くから用いられている鼻詰まりや余分な粘液を取り除く療法の1つが、自分で作った生理食塩水です。
材料
- 海塩 大さじ1(10g)
- 水 1 ℓ
- 注射器 1個(注射針なし)
説明
- 鍋に水(1 ℓ)を沸かし、大さじ1の塩を入れてから冷まします。
- その水(溶液)を5 ㎖利用して、各々の鼻に交互に注入します。
- このプロセスを毎日、2回繰り返し行います。
2. 蒸気吸入
蒸気吸入は、鼻詰まりや、呼吸の道を広げるのに効果的な方法です。
熱いお湯を用意し、その中へカモミールやユーカリなど、気分が落ち着くハーブを入れます。
材料
- 水 2 ℓ
- カモミールの花、またはユーカリの葉 少量
説明
- 水の入った鍋に少量のハーブを入れ、5分間沸かします。
- 5分後、火を止め、タオルで頭を覆い、お湯からでる蒸気を吸い込みます。
- 蒸気と熱で炎症が治まるので、すぐに気分が落ち着きます。
こちらも参考にして下さい:速効性あり!鼻づまりを解消する8つの自然療法
3. お湯を湿らせた布で鼻を押し付ける
その他に、熱を利用し鼻の穴の炎症を和らげる方法として、お湯に浸した布で鼻を押し付けます。
材料
- 吸収力のある柔らかい布(タオル、ハンカチ等)1枚
- お湯 1カップ(250 ㎖)
説明
- お湯の中に布を浸します。お湯の温度は、触れるぐらいの温度にしてください。
- 鼻、額に2~3分間押し付けます。
4. ハチミツ入りのお湯
呼吸器系障害や鼻詰まりを治療するのに、ハチミツに含まれる抗菌性が役立ちます。
ハチミツ入りのお湯を飲むことで、呼吸がスムーズにできます。
材料
- ハチミツ 小さじ2(15g)
- 水 1カップ(250 ㎖)
説明
- 寝る前に、ハチミツ小さじ2を入れたお湯(1カップ)を飲みます。
- 症状が和らぐまで、毎晩飲みましょう。
5. ショウガ・レモン湯は鼻詰まりに効く
ショウガは、インフルエンザや鼻詰まりの予防特性があり、ウイルスの攻撃を受けたとき、呼吸器系の健康状態を改善させます。
材料
- ショウガ 1片
- レモン汁 (1/2個分)
- ハチミツ 小さじ1(7.5g)
- 水 1カップ(250 ㎖)
説明
- 鍋に水(1カップ)を沸かします。沸いたら、火を止め、ショウガを入れます。
- そのまま10分間おき、その中にハチミツとレモン汁を入れて飲みます。
- 1日3回飲みましょう。
こちらの記事もお勧めです:鼻づまりによく効く自然療法TOP5
6. 鼻詰まりにはニンニク
にんにくに含まれる抗菌性は、呼吸器で急速に増殖するウイルスやバクテリアと戦います。
ニンニクの特徴的な成分である有機イオウ化合物によって、鼻の穴の炎症が抑えられ、鼻詰まりを解消してくれます。
材料
- ニンニク 1片
- 水 100 ㎖
説明
- ニンニクを潰し、水(100 ㎖)が入ったグラスに入れます。
- 2~3時間そのまま置き、スポイトを使って、その溶液をスポイトに流し込みます。
- それぞれ鼻の穴に10滴垂らします。1日2回行ってください。
7. 玉ねぎ
上記のニンニクと同様の効果がある玉ねぎは、鼻の中をほぐし、鼻詰まりを抑える優れものです。
材料
- 玉ねぎ 1切れ
説明
- 玉ねぎを半分に切り、4~5分間、匂いを嗅ぎます。
- 炎症が和らぐまで、1日2回行ってください。
これらの簡単な鼻詰まりの療法は、最も一般的に利用されている療法ですが、ビタミンCや抗酸化物質を含んだ食品を食べて、加えてこれらの方法を行うということが重要です。
症状が1週間以上も続いている場合は、医者に診てもらい、他の治療法を見つけましょう。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Corren J, Baroody FM, Pawankar R. Allergic and nonallergic rhinitis. In: Adkinson NF, Bochner BS, Burks AW, et al, eds. Middleton’s Allergy: Principles and Practice. 8th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2014:chap 42.
- Naclerio, R. M., Bachert, C., & Baraniuk, J. N. (2010). Pathophysiology of nasal congestion. International Journal of General Medicine. https://doi.org/10.2147/IJGM.S8088
- Grzanna, R., Lindmark, L., & Frondoza, C. G. (2005). Ginger—An Herbal Medicinal Product with Broad Anti-Inflammatory Actions. Journal of Medicinal Food. https://doi.org/10.1089/jmf.2005.8.125
- Israili, Z. H. (2014). Antimicrobial properties of honey. American Journal of Therapeutics. https://doi.org/10.1097/MJT.0b013e318293b09b
- Bogdanov, S. (2014). Honey in Medicine. Bee Product Science. https://doi.org/10.1055/s-0033-1359950