タンポポが湿疹に効果を発揮

4月 6, 2017
2010年に行われた研究で、タンポポが湿疹の治療法として効果的であるということが明らかにされました。肝臓をデトックスし、湿疹を緩和するために、詳しい研究内容とタンポポの取り入れ方を学びましょう。

タンポポは約1000年も前から多目的な療法として用いられおり、肝臓疾患から、消化器官の痛み、お肌のトラブルに至るまで治療することができます。

信じられないかもしれませんが、タンポポには想像以上の優れた力があります。

近年、科学においてもその効果が語られてきました。

その効果の一つは、湿疹の治療において発揮されます。

「湿疹」とは皮膚炎の総称で、肌に炎症が起こることです。ご存知かもしれませんが、皮膚炎には様々なタイプのものがあり、アトピーから脂漏性、アレルギーに至るまで、その種類は多岐に渡ります。

しかし、乾癬という皮膚疾患は、湿疹とは全く別物だということを知っておいてください。多くの人がこれらの症状は同類のものだと勘違いしているからです。

乾癬になると皮膚がはがれ落ちたり白くなったりしますが、これには湿疹とは別の治療が必要なのです。

そのため、一般的な皮膚炎に比べると、タンポポは乾癬にはあまり効果的ではないでしょう。

デンマークにあるオーデンセ大学病院の皮膚病学部門で興味深い研究が行われ、異汗性湿疹に苦しむ人々にタンポポが効果的であるという結論が出されました。

この記事では、その研究結果をご紹介します。

タンポポのナチュラルな浄化力

今回ご紹介する研究は、20名の患者を対象に2010年に始められたものです。参加者は全員、焼けるような感覚のある水ぶくれが特徴である湿疹に悩まされていました。

この研究では、患者たちは濃縮したタンポポの汁を約4週間摂取しました。

治療を始めてほんの数日後には患者たちの症状に改善がみられ、一か月後、全ての水泡がなくなったそうです。

この研究によって、タンポポはこの種の湿疹に対して優れた効果を発揮することがわかりました。

タンポポの薬としての効果は、以下のような特徴に基づいています。

タンポポには抗微生物作用がある

dandelions

あまり知られていませんが、タンポポの軟膏は皮膚疾患の治療薬として昔から利用されてきました。塗り薬としても役に立ちますが、タンポポはお茶にして飲むこともできます。

タンポポが効果的であるのは、その抗微生物作用と抗かび作用のおかげです。

また、タンポポはアルカリ性食品であるため、身体を浄化し、皮膚疾患をはじめとしたホルモン障害を緩和する優れた力があります。

タンポポには抗酸化作用がある

さらに、この手軽な療法の抗酸化作用は、皮膚の細胞に直にはたらきかけることで炎症を抑え、皮膚炎によってダメージを受けた組織の修復を助けます。

これは、タンポポに含まれるビタミンA、C、D、Bに加え、マグネシウム、鉄、亜鉛、カルシウムなどといった栄養のおかげであるといえます。

タンポポは肝臓と皮膚に効く

肝臓が適切に毒素を取り除くことができないと、体液貯蓄、にきび、炎症、かゆみ、スキントーンの変化などといった症状が皮膚に表れます。

タンポポ茶にはビタミンCやルテオリンなどの抗酸化物質が多く含まれているため、これを定期的に飲むことで肝臓の状態を良くすることができます。

肝臓の機能を高めると、免疫力も高まります。つまり、炎症と戦う助けをしてくれる免疫機能も最大限に利用することができるということです。

タンポポを摂取して湿疹を緩和するには

dandelion tea

この素晴らしい自然療法の取り入れ方を見ていきましょう。とても簡単です!

材料

  • 水 1カップ
  • タンポポ 小さじ1

作り方

タンポポ茶は他のお茶と同じように作ることができます。

  • お湯を沸かします。
  • 沸騰し始めたら、タンポポを加えます。
  • 15分ほど蒸らしてください。その後5分ほど寝かせます。
  • 最後にお茶を冷まします。甘さが欲しい場合は、はちみつを少々加えましょう

飲み方

woman drinking tea

基本的に、タンポポ茶は毎晩飲むことをおすすめします。

先にも述べた通り、肝臓と肌には切っても切れない関係があります。

肝臓をケアし、その機能を高めるためにタンポポ茶を飲むには、寝る前が最も適した時間なのです。

そうすることで身体の再生を促すことができる上に、同時に身体が自ら解毒してくれます。

最も効果を高めるためには、このお茶を毎晩飲むことが大切です。

身体がそれに慣れていき、デトックス機能を整えることができるでしょう。これによって湿疹の炎症を緩和することができます。

 

タンポポ茶を飲んではいけないとき

以下の場合には、タンポポ茶を飲んではいけません。

腎臓結石

kidney stones

タンポポの葉にはシュウ酸が多く含まれていますが、これは腎臓結石の形成を促してしまいます。

腎臓結石ができやすい体質の方は、タンポポ療法は控えてください。

胸やけ

タンポポは胃液を活性化するため、胃酸や胸やけなどの問題がある場合にはタンポポ療法は好ましくないでしょう。

胃潰瘍

胃潰瘍にお悩みの場合も、タンポポ茶を飲んではいけません。理由は同じく、タンポポは胃液を増やしてしまうためです。

また、タンポポはリチウムや抗生物質などの薬品と混ぜてはいけないことも覚えておいてください。

タンポポ茶を飲む際は医師に相談することが大切です。

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