食べたいという欲求を抑えるための6つのアドバイス

ダイエットをしたいのに、食べたい欲求が抑えられなくて悩んでいませんか? 絶対に痩せるという意志を強く持ち、食べたい欲求をコントロールする方法を利用しましょう。
食べたいという欲求を抑えるための6つのアドバイス

によって書かれた Daniela Echeverri Castro

最後の更新: 06 12月, 2022

食べたいという欲求は、ダイエットをしている人にとって最大の障害物です。

ダイエットに成功するには、食生活や身体的活動など様々な要素がありますが、食べたいという欲求は、ダイエットに成功できない大きな要因の一つです。

食べたいという欲求をなんとかするのに、誤った食事法を選んでしまう人は多いようです。必要以上のカロリーを摂取してしまうのです。

結果として、代謝は落ち、努力をしたとしても体は脂肪を燃焼する力を失ってしまうのです。

しかし幸い、食べたいという欲求を自然にコントロールすることが可能です。

今日は、食べたいという欲求を抑えるための6つのアドバイスをご紹介しましょう。

1. 食べたいという欲求には水分摂取

食べたいという欲求には水

体に水分を与えるには、水を始め健康的な飲み物を飲むことが欠かせません。水分を取ることで体から毒素を排出することができるのです。

この水分を与えるためのドリンクは、砂糖たっぷりのソフトドリンクに置き換えてはいけません。その代わりにカロリーも低く、体にエネルギーを与えるドリンクを選びましょう。

お勧め

  • レモンを入れた白湯や温かいお茶を飲んで、1日をスタートさせましょう。
  • 水は1日あたりグラスに6〜8杯飲みましょう。
  • 市販のソフトドリンクや砂糖がたっぷり入った飲み物ではなく、天然のフルーツジュースやスムージーを飲みましょう。

こちらの記事もお勧めです:レモンをダイエットに活用する方法

2. 繊維をより多く取り入れる

繊維が豊富な食べ物は、食べたい欲求をコントロールしたいと願う人にお勧めです。

繊維が多く含まれていると食後の満腹感をより感じやすくなります。そしてまた、コレステロールや消化トラブルをコントロールする助けとなるでしょう。

お勧め

  • 全粒穀物、野菜、ナッツ類をもっと食べましょう。
  • 調理された料理は満腹感を得やすいですが、サラダやスムージーなど生のフルーツや野菜を使ったレシピも軽視できません。

3. エクササイズを日課に組み込む

食べたいという欲求にはエクササイズ

エクササイズをするなら、より質の良い食事をしなくてはいけません。それでもエクササイズをすることで、毎回の食事に対する欲求が抑えらえるということを覚えておきましょう。

これは、エクササイズがエンドルフィンの分泌を促すからです。エンドルフィンは食べたいという欲求をコントロールするホルモンです。また、これらのホルモンは、ストレスやその他のネガティブな感情のコントロールを助ける働きもします。

お勧め

  • 毎日30分以上のエクササイズをしましょう。
  • エクササイズに慣れていないという人は、徐々にできるように自分を奮い立たせましょう。
  • 有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせましょう。

4. 食べたいという欲求には1日5食

健康的な食事を摂るというのは、何も我慢しなくてはいけないとか、食事を減らすということではありません。

実際、食べたいという欲求を減らすベストとも言える方法は、食事の回数を1日5〜6回に増やすことです。

お勧め

  • 重い食事を少ない回数摂るのではなく、一度に食べる食事量を減らし、軽い食事を5回に分けて摂りましょう。
  • カロリーの低い、ヘルシーな食べ物を選びましょう。
  • 食事を抜くのは止めましょう。食事を抜いたことでさらに食べたい欲求が強まります。

5. 複合炭水化物を摂る

食べたいという欲求には複合炭水化物

ダイエットに成功したいなら、炭水化物を食べてはいけないと誤って解釈している人がいます。

ですが、実際のところ、食べると良くないのは精製された炭水化物なのです。複合炭水化物は体にとってとても大切な栄養源なのです。

複合炭水化物はグリセミック指数が低く、血糖値を上昇させません。

その代わりに、エネルギー値を良い状態に保つ働きをします。また、満腹感を持続させやすくします。

お勧め

  • 全粒穀物を食べる、全粒粉のパスタ、豆、ジャガイモなど
  • 精製された白い小麦粉、穀物は避ける(菓子パンや焼き菓子、甘い物、砂糖のたくさん入ったシリアル、チョコやキャンディーなど)

6. オメガ3脂肪酸を食生活に加える

オメガ3脂肪酸を含む食べ物は、食べたいという欲求を抱える人にとても面白い効果をもたらします。

健康な脂肪であるオメガ3脂肪酸は、心臓の健康を改善し、炎症をコントロールし、代謝サイクルに働きかけます。

オメガ3脂肪酸は体に吸収されると、セロトニンの分泌を助けます。セロトニンは食べたいという欲求を抑える神経伝達物質です。

オメガ3脂肪酸を含む食べ物はまた、ビタミンB群も含んでいます。このビタミンは神経系を維持するのに必要な栄養です。

お勧め

  • 週に2〜3食、脂肪の多い魚を食べましょう
  • 空腹を感じたらナッツやシード類を食べましょう。
  • オメガ3脂肪酸は、ブロッコリー、オリーブオイル、キャベツ科の野菜にも含まれています。
  • サプリメントで摂取するという方法もあります。

食べたいという欲求のせいでダイエットに失敗ばかりしていませんか? 食べたいという欲求を抑えるには上記のお勧め事項を心に留め、強い意志を持ちましょう。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Sharma, S., Fernandes, M. F., & Fulton, S. (2013). Adaptations in brain reward circuitry underlie palatable food cravings and anxiety induced by high-fat diet withdrawal. International Journal of Obesity37(9), 1183–1191. https://doi.org/10.1038/ijo.2012.197
  • Ross, B. M., Seguin, J., & Sieswerda, L. E. (2007). Omega-3 fatty acids as treatments for mental illness: which disorder and which fatty acid?. Lipids in health and disease, 6(1), 1-19.
  • ¿Está contando los carbohidratos? Comprender el índice glucémico y la carga glucémica. (2012). Retrieved 4 August 2020, from https://salud.nih.gov/articulo/esta-contando-los-carbohidratos/
  • van de Wouw, M., Boehme, M., Lyte, J. M., Wiley, N., Strain, C., O’Sullivan, O., … & Cryan, J. F. (2018). Short‐chain fatty acids: microbial metabolites that alleviate stress‐induced brain–gut axis alterations. The Journal of physiology, 596(20), 4923-4944.
  • Salmon, P. (2001). Effects of physical exercise on anxiety, depression, and sensitivity to stress: a unifying theory. Clinical psychology review, 21(1), 33-61.

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。