ターメリックを使った朝食と昼食のレシピ3選
ウコンと呼ばれることもあるターメリックは生姜の仲間で、アジア料理に多く使用されています。
またカレーの主要成分としても有名で、レシピに風味を加える時や、また着色料としても多くの国や人々に愛用されています。
ターメリックの成分と効能
ターメリックはには、抗酸化作用と消化促進作用があります。これらの働きが細胞を保護しながら悪玉コレステロール値を低下させるため、胃や肝臓の健康維持に効果があると言われています。
またガスや消化器系の問題を抱えている人には特におすすめです。
ターメリックを継続して摂取することで、癌をはじめとする体内の特定の炎症を予防するのに役立ちます。また、 関節炎などの症状を緩和する効果もあります。
こちらの記事もご参考に:ダイエットの味方!ターメリックを使った3つのレシピ
ターメリックレシピと黒コショウ
ターメリックは通常、調理の最終段階で加えられますが、そのあと黒コショウをひとつまみ入れることで、クルクミノイドなどのターメリックの活性成分が体内に吸収されやすくなります。
調理の最後にターメリックを加える理由は、クルクミノイドの85%が失われるのを防ぐためであり、最後に加えるか生のまま使用するのが最善の方法です。
黒コショウはクルクミノイドの分解を防ぐピペリンを含むため、体内にターメリックが吸収されやすくなります。
このため、黒コショウの特性を活用してターメリックと併用することをお勧めします。
1. スパイスバナナスムージー
アジア風味がおすすめのこのスムージーは、ターメリックを使ってピリッと仕上げています。2人前の材料とレシピをご紹介します。
材料
- 冷凍バナナ 4本(100 g)
- 新鮮な生姜 1スライス (5 g)
- シナモン 小さじ½ (1.2 g)
- ターメリック 小さじ½ (1.2 g)
- オーツミルク(または植物性のミルク) 750 ml (3 ½ cups)
- アニスシードパウダー 小さじ½ (1.2 g)
- カルダモンパウダー 小さじ¼ (0.5 g)
レシピ
- すべての材料をブレンダーで混ぜます。
- しっかりと混ざったらグラスに注ぎ入れます。
- お好みで塩をひとつまみ加えます。
とてもシンプルながら、アジアン風味で栄養満点のこのスムージーは朝食におすすめです。ターメリックとアニスシードが、腹部のガスを解消します。
こちらもお読みください:いちごよバナナを使った5つの朝食スムージー
2. チーズとかぼちゃのマカロニ
多くの人に愛されるパスタであるマカロニに、ベジタリアン用のビーガンチーズを加えると、美味しいビーガン料理が完成します。
またビーガンチーズがない場合は、通常のチーズをご使用ください。
材料
- トマト 2個 (40 g)
- 玉ねぎ ½ 個 (40 g)
- ナス ¼個 (20 g)
- 豆 ¼ カップ (25 g)
- 塩 小さじ1 (2.5 g)
- おろしたチーズ ½ カップ (120 g)
- ターメリック 小さじ1 (2.5 g)
- マカロニ (250 g)
- かぼちゃ(角切り)2 カップ (400 g)
- ガーリックパウダー 小さじ1 (2.5 g)
- レモン果汁 大さじ1 (5 ml)
レシピ
- ナス、玉ねぎ、トマトを切ります。
- 少量のオイルを熱したフライパンに野菜と豆を入れてソテーします。
- マカロニを別の鍋で指定の時間茹でて準備を行います。
- 野菜のソテーが完了したら、水を切ったパスタを加えます。
- 別の鍋でカボチャを柔らかくなるまで茹でます。
- カボチャと残りの材料を全て加えてソースを作ります。
- 最後にマカロニにソースを加えたら出来上がりです。
3. ローストレモンアンドブロッコリー
レモンとブロッコリーを使った簡単で美味しいターメリックのレシピです。
材料
- レモン 1個 (40 g)
- ブロッコリー 1個 (100 g)
- ニンニク 2片(2 g)
- コショウ ひとつまみ
- ターメリック 小さじ½ (1.2 g)
- オリーブオイル 大さじ3 (30 g)
レシピ
- ブロッコリーをきれいに洗ったら茎を切ります。今回のレシピでは茎の部分は使いませんが、野菜スープなどにご利用ください。
- オーブンを 200°Cに予熱します。
- ブロッコリーをボウルの中に入れてレモン果汁とスライスしたニンニクを加えます。
- オリーブオイル、ターメリック、そして少量のレモンの皮を加えて風味をつけます。
- すべてをしっかり混ぜたら、オーブン用の容器に移して12分間調理します。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Mohiuddin, E., Asif, M., Akram, M., Uddin, S., Ahmed, A., Usmanghani, K., & Hannan, A. (2010). Curcuma Longa and Curcumin : a Review Article. Rom. J. Biol. – Plant Biol., 55(2), 65–70. https://doi.org/10.1186/s13104-017-2728-0
- Chattopadhyay, I., Biswas, K., Bandyopadhyay, U., & Banerjee, R. K. (2004, July 10). Turmeric and curcumin: Biological actions and medicinal applications. Current Science. https://doi.org/10.1248/bpb.29.1476
- Gupta, S. C., Sung, B., Kim, J. H., Prasad, S., Li, S., & Aggarwal, B. B. (2013, September). Multitargeting by turmeric, the golden spice: From kitchen to clinic. Molecular Nutrition and Food Research. https://doi.org/10.1002/mnfr.201100741