
タイムには数え切れないほどの効能と用途があります。事実、タイムはその豊かな香りと…
今日ご紹介する薬用植物の中から好きなものを選んで、一日に2回お茶として摂取してみて下さい。できれば緑茶を普段から飲み、薬草茶は補足のお茶として服用してみましょう。
健康を維持するためには体内の浄化が必要ですが、なかなか簡単なことではありません。不健康な食生活を送っているとすい臓などに負担がかかり、炎症を起こしたり、毒素の蓄積されることがあります。今日は、すい臓を自然にデトックスする、薬用植物についてご紹介しましょう。
すい臓に問題がある人は少なくありません。特に深刻な病気の1つはガンです。しかし、すい臓に関連する他の大部分の問題は、インスリンに原因があります。すい臓は、食物の消化を助ける胃酸を生産する役割を担う腺です。
また、インスリンを生産して、血糖の調節を助けます。すい臓のおかげで、糖尿病を防げるのです。従って、すい臓の健康管理をする方法を知る価値は大いにあります。どんな薬用植物がすい臓のデトックスを助け、その機能を高めることができるかご紹介します。
緑茶は天然の抗酸化物質で、毎日のように、緑茶に関する何か新しい効能や効果が発見されています。
九州大学の研究によると、緑茶の主要成分の作用増強が、膵臓がん幹細胞機能の阻害に有効である可能性が示されました。膵臓がん幹細胞の生存・転移に重要なしくみを攻撃する化合物の発見として、今後さらなる研究が期待されています。
その鍵は、緑茶に含まれるEGCG(没食子酸塩エピガロカテキン)と呼ばれるカテキンの一種です。これは、すい臓ガン細胞の発生と複製を妨ぎます。緑茶は治療法でありませんが、すい臓がんの発病率を低下させることができます。毎日1杯の緑茶を飲みましょう。
これら2種の薬用植物の組み合わせがもたらす利益を知っていますか? カンゾウ(甘草、リコリス)の根とオオバコ大さじ1杯をカップ1杯のお湯に加えてください。カンゾウの根は、細胞レベルでブドウ糖をコントロールするのを助ける分子を含み、すい臓の健康を促進します。また、抗炎症剤の働きをして、すい臓を癒やすのを助けます。
オオバコと組み合わせることで、カンゾウの根は、インスリン抵抗性のような糖尿病の前段階の出現を避けます。
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これは香りが良く、とても効果のあるお茶です。すい臓の調整以外にも、安らぎとくつろぎを与え、深い睡眠を促します。筋弛緩薬の働きをするので、夕食後に飲んでも良いでしょう。ローズマリーは主に炎症を鎮めてすい臓をデトックスします。1日1回飲むのがお勧めです。ローズマリーの1本とセージの葉5枚を水に加え沸騰させ、5分間おきます。このお茶にはちみつを少し加えてください。
マリアアザミ茶は、自然食品店や薬局で求めることができます。このハーブは、肝臓とすい臓の回復と修復を助けるフラボノイド・シリマリンを含みます。脂肪肝やすい炎で苦しむ人々にとって、これは理想的で、ゆっくり効いていく治療薬となります。さらに抗酸化物質とシリマリンの抗炎症の特性は、新しい肝細胞の成長を刺激します。
マリアアザミは、肝臓とすい臓を綺麗にするデトックスセラピーの1つです。お茶の作り方は、マリアアザミの種大さじ1杯をカップ1杯の熱湯に加えるだけ。少し置いてから、食後に飲んでください。マリアアザミの治療的特性について医者や薬剤師に聞いてみましょう。通常、1日最高450mgまで推奨されます。錠剤ならば飲む量の調整が可能ですが、やはりお茶として飲む方が簡単でしょう。
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上記の薬用植物のうち、1日2回飲みたいものを選びましょう。定期的に緑茶を飲み、お好みで他のお茶を補うのが理想的です。