睡眠時無呼吸と闘う5つの天然療法
睡眠時無呼吸の自然な治療方法をご存知ですか?
睡眠時無呼吸とは、呼吸気道が狭まったり塞がったりすることで、呼吸が乱れたり浅くなって起こる疾患です。
無呼吸は数秒から数分間続き、毎時間30回以上頻繁に起こります。無呼吸の後に呼吸は正常に戻り、いびきや、喉が詰まったような音を伴うこともあります。
睡眠時無呼吸になるリスクが最も高い人は過体重の人です。しかしながら、呼吸器疾患や扁桃炎がある人や喫煙者の間でもよく見れらます。
ただ単にイビキをかいているに過ぎないかもしれませんが、医師に相談して診断してもらい、適切な処置を受けましょう。
ここでは、睡眠時無呼吸の治療に役立つ天然療法をいくつかご紹介します。
1. 黒胡椒とハチミツ
黒胡椒の抗炎症作用と充血緩和作用により、呼吸気道が緩みます。気道がリラックスするので、睡眠時の空気の流れが乱れるのを防いでくれます。
こちらの療法では、ハチミツを使用します。
材料
- 水 1カップ(250ml)
- 黒胡椒 大さじ½(5g)
- ハチミツ 大さじ1(25g)
作り方
- 水1カップを沸騰させ、黒胡椒を加える。
- 10分間お湯を冷まし、ハチミツで甘さを出す。
飲み方
- 就寝30〜40分前に飲む。
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2. エッセンシャル ラベンダー オイル
ラベンダーのエッセンシャルオイルに含まれる揮発性で香りの高い成分が、睡眠時無呼吸の治療に役立ちます。
この成分が、睡眠時の正常呼吸を妨げる閉塞を和らげることで、呼吸気道弛緩剤の役目を果たします。
材料
- エッセンシャル ラベンダー オイル 大さじ1(15g)
- 水 3カップ(750ml)
作り方
- 水を沸騰させ、洗面器か大きめのボウルに注ぎ入れる。
- エッセンシャル ラベンダー オイルを垂らし、数秒間混ぜる。
使用方法
- ヤケドしないように気をつけながら、顔をボウルの上に持っていき、蒸気を吸い込む。
- 上記の効果を最大限にするには、頭からタオルで覆う。
- 毎日就寝前に行う。
3. 生姜+シナモン
生姜もシナモンも、両方ともその抗菌・抗炎症・弛緩作用ゆえに、代替医療の世界で広く知られています。
両方の有効成分が呼吸気道を助け、肺に入る空気の流れを最善にすることで睡眠時無呼吸を防止します。
材料
- おろし生姜 小さじ1(5g)
- 水 1カップ(250ml)
- 粉末シナモン 小さじ½(2g)
作り方
- おろし生姜を水に加え、沸騰させる。
- 沸騰したら、火から下ろしてシナモンを加え、10分間冷ます。
- 網目の細かい茶こしでこし、完成。
使用方法
- 就寝30分前に飲む。
4. フェンネル+セイヨウカノコソウ+ミント
この天然療法に含まれる鎮静・抗炎症作用が、睡眠時無呼吸が原因のいびきを防ぐために喉の筋肉を弛緩させます。
材料
作り方
- ½カップのぬるま湯でエッセンシャルオイルを希釈する。
使用方法
- 液で2、3回うがいをする。
- 毎日就寝前に行う。
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5. ニンニク
ニンニクの抗菌・抗炎症作用が、睡眠時無呼吸の原因の1つである扁桃炎の炎症を鎮めるのに役立ちます。
また、ニンニクは呼吸器感染と、毒素過多が原因の気道閉塞にも効き目があります。
材料
- ニンニク 1片
- ハチミツ 大さじ1(25g)
- 水 1カップ(250ml)
作り方
- 水1カップを沸騰させる。沸騰し始めたら、みじん切りにしたニンニク1片を加える。
- 弱火で2分加熱し、火から下ろす。
- 10分間冷まし、茶こしでこしてハチミツ大さじ1杯を加える。
飲み方
- 就寝15分前に飲む。
睡眠時無呼吸の度合いは人それぞれですので、これらの療法で症状が和らいだとしても、医師と相談することが大切です。
もし症状の原因が根深いものであるなら、おそらく今回ご紹介した以上の治療が必要です。
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