その「自分」から/少しだけ外れてみませんか?

9月 6, 2016

自分の想いや目標が上手くまとまらないことがあります。そんな時、何をしているのかすら分からなくなったり、ここから逃げられるなら逃げ出してしまいたいと感じたりするのは、とても自然なことです。

思い切って、自分を見失ってみてはどうですか?

自分を見失うことは、「道を踏み外す」と同義語でしょうか。実は、そんなことはないのです。

敢えて自分が置かれている状況や問題から抜け出すことで、自分のことを気にしすぎるのを止めて、ストレスや不安な気持ちを断ち切ります。

その分、その課題に対して、違う方向からアプローチするための新しい視野を発見する意識が生まれるのです。

人間の脳には、定期的にお休みをとることが必要です。これはそんなに複雑なことではなくて、目の前の問題や業務に自分が集中しすぎているのではないかと感じてみて、ふと一歩下がってその課題について見てみようと思うことです。

そうして、自分のことを前よりも大切にケアできるようになったり、本当になくてはならないものが分かるようになったりするのです。

勇気を出してそのレールから外れてみよう

自分の道から外れて生きられないことの方が多く感じられるかも知れませんが、これは心にとって、あまり健康的なことではありません。人生は決して一直線ではなく、目標まで乗り物に乗ってダイレクトに辿り着けるような便利なことは、起こらないものです。

どんなに既に築かれたレールに沿って歩こうとしても、実際にはウロウロして、時には間違った方向に進むことだってあります。一度迷い込んでしまうと、そこからすぐに抜け出せるような器用な人はそういません。

自分を見失うのは、何度でも自然に起こることです。それら全ては、必ず後の人生において教訓となるでしょう。その時は辛くても、恐れることはありません。その経験が、いつでも新しい道へのドアとなって、それを開いた先には、より人格が成熟した自分の存在に出会うことが出来ます。

見失うことは、新しい素敵な自分になるための大切なプロセスです。

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今の状況から新しい自分になるために

私たちはみんな、自分のことはよく分かっているつもりですが、時にその思いゆっくりと崩れ落ちていくような出来事もあるでしょう。いつもやっている仕事や、日常的な人間関係から、思わぬトラブルが起きて、自信を失くしてしまうことも起こります。

でも、「自分は元々こうだったんだから」「自分は今までこうしてきたのだから」と、トラブルが起こる前の自分を無理に固辞しようと思わないで下さい。

今の自分と今までの自分の間に何か不協和音が生じているかなと感じたなら、素直になってその感情を受け止めてみましょう。言うまでもなく、全てを思い通りに実現することは不可能です。

れまで固執していた事柄から自立して、新しい自分を見つけてみることで、目標は実現できるはずですし、そうすることこそ、自分が関わっている、面倒を見ている人々への責任とも言えるでしょう。

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ストレス状態が長期間続くと

人は長期間ストレス状態で暮らしていると、常に不安感が付きまとう状況になります。次第に日常生活においてコントロールを失うような現象が起きてきます。

つまり、脳が高ストレスの状態に日常的に耐えられなくなり、アドレナリンなどの神経伝達物質の過剰な作用により、現実に起きた諸々の出来事が、うまく記憶の中でつなぎ合せられないような現象が起きることがあります。

例えば通勤途中、バスや電車に乗っていても、自分が何をしているのか分からなくなることがあります。この状態が1分位、長いと1時間以上も続きます。しかし、それは脳が休まろうとしている機能が働いているサインです。精神状態が忙しい状態を回避して、脳の機能を休めて安定的な状況へもっていこうとしているのです。

ストレス状態が続いても、脳にはこのように回避する機能が備わっていますが、このような状態になる前に、より自然に行動して、予防できるようにするのがベストでしょう。

前向きに自分を失いましょう

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健康的に自分を見失うために、あらかじめ準備できるようになりましょう。自分が取り組んでいることの中で、何をしていて何を必要としているかを、明確に理解できていられるよう、自分に問いかける習慣をもっているといいでしょう。

また、週末などにたまには一人きりになって、じっくりと考える時間をもちましょう。今まで後回しにして、興味をもとうと思ってもできなかったことをやってみるのもいいかも知れません。

決して高い出費をして何かを購入したり、難しいセミナーに参加したりするようなことではないと思います。常にふっと息をついて、一歩下がってみる習慣をつけるだけで、自分が生きている世界は全く違って見えると思います。

より思い通りの自分になるために、道を外れて進む選択肢を怖がらないで下さい。

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