足底疣贅(足裏のイボ)の特徴と治療法

1月 19, 2020
足底疣贅は、ヒトパピローマウイルスへの感染によって起こります。これらのイボは1つのみまたはいくつか現れることがあり、モザイク疣贅として知られているものを形成します。最も一般的な治療法は、サリチル酸による治療です。

足底疣贅は、ヒトパピローマウイルスへの感染によって起こります。このウイルスは表皮と真皮の2層にとどまり、より深い皮膚の層には到達しません。

「パピローマ」とは、パピローマウイルス科によって引き起こされる感染症を指します。しかし、足に感染した場合には、足底疣贅と呼ばれています。このイボはさまざまな形や大きさになることがあり、イボの度合いによっては最長8カ月症状が続くこともあります。

足底疣贅は、2種類に分類することができます。

  • 大きくなっていく1つのイボ。まれに増殖することがあります。
  • モザイク疣贅。同じ箇所にいくつかの小さなイボがグループとなって一緒に成長したものであり、単体のイボよりも治療が難しくなります。

足底疣贅の症状

イボは、深くゆっくりと成長していきます。しかし、次のような兆候や症状が現れます。

  • 皮膚の厚さや硬さのためにタコに似ていることがある。
  • 歩いているときや立っているときに痛みを感じる。
  • イボの表面に、乾燥した血である小さな黒点が現れることが多い。

足底疣贅の診断

足底疣贅

医師によって視診が行われます。痛みがあるかどうかを確認するために、イボをつまむこともあります。足底疣贅の場合には、つまむと痛みを感じるためです。圧力を加えても痛みが感じないこともありますが、イボはケラチンに覆われているので、押したときに違和感を感じるかもしれません。

別の診断方法は、イボの一部をメスで切り、小さな黒点があるかどうかを確認する方法です。または、皮膚科医によってイボの一部を採取して生検を行うこともあります。

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足底疣贅の治療

ほとんどの場合、足底疣贅は無害であり、1~2年で自然と治ることも多いです。しかし、治療を行う場合には、イボが治るまで何回か治療を繰り返す必要があります。そして残念なことに、再発の可能性もあるのです。

足底疣贅の治療法は次の通りです。

サリチル酸の塗布

サリチル酸を塗布することで、角層を少しずつ剥がしていきます。また、イボに対する免疫力を高めるのにも役立ちます。

凍結療法

足底疣贅

凍結療法は、通常病院で行われる治療法です。綿棒やスプレーを使ってイボに液体窒素を直接適用します。

1週間後には死んだ組織が剥がれます。また、凍結療法はイボに対する免疫力を高めるのにも役立ちます。

イボが治るまで、2週間に1度この治療を繰り返すことになるでしょう。いくつかの研究では、サリチル酸の治療と合わせることで凍結療法がより効果的であると示しています。

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手術または他の治療法

上記の治療で効果が出なかった場合、次の治療法が推奨されることがあります。

  • 週に1度のモノ(トリ)クロロ酢酸の塗布。サリチル酸の代わりとして、処方される可能性があります。副作用として、痒みが生じることがあります。
  • 電気メスを使った簡単な手術。イボ剥ぎ法としても知られています。傷跡が残ってしまうため、他の治療法で効果がない限りは一般的に行われません。
  • パレスレーザーを使ったレーザー治療。時間が経つにつれて感染した組織が蒸散し、イボが剥がれます。レーザー治療は、3~4週間ごとに繰り返す必要があります。この治療法は痛みを伴い、傷跡を残す可能性があります。

歩いたり立ったりするのに痛みが伴う場合には、インソール入りの靴を履くことで痛みが和らぎます。また、きつく不快な靴にはお別れをし、しっかりとサポート力のある靴を履きましょう。

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