【膝蓋骨(しつがいこつ)脱臼って?】知っておきたい知識

31 8月, 2020
膝蓋骨脱臼は、一般的には運動中の着地などで地面に触れたときに脚の方向が突然変わることで頻繁に起こります。

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)は、膝蓋骨が所定の位置から外れることで起こります。これは、主に転倒、膝への直接的な打撃、または膝を回したりひねることで発生します。

多くの場合、膝蓋骨脱臼は所定の位置から脚の外側に向かって外れますが、特に運動中に発生する可能性が高い傾向があります。

膝蓋骨脱臼の原因

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は着地など足が地面に触れたり、突然方向が変わる時に頻繁に起こりますが、膝に直接的な損傷を受ける時にも外れます。ほとんどの場合、膝蓋骨脱臼が起こりやすくなる素因が引き金となります。

膝蓋骨を脱臼すると関節が不安定になり、転倒する可能性がありますし、激しい痛みを感じ、膝を曲げることができなくなります。多くの場合、膝蓋骨の位置がずれていたり、膝が変形していると気づくこともあります。ただし、直接的な外傷により膝蓋骨が脱臼した場合は、関節包が破壊することがあります。

膝蓋骨脱臼のリスクを高める要因

膝蓋骨脱臼のリスクを高める要因はいくつかありますが、その中でも太りすぎ、背が高い、または以前に別の膝蓋骨脱臼や膝の損傷が起きたことがある場合は、大きなリスク要因となります。

さらに、膝蓋骨脱臼のリスクを高める次のような身体的特徴を考慮する必要があります。

  • 膝蓋骨高位:膝蓋骨が高すぎる状態です。
  • 外反膝:X脚の場合、四頭筋と膝蓋腱間の角度が増加し、膝蓋骨の変位が促進されます。
  • 膝蓋腱のずれの挿入
  • 内側膝蓋大腿靭帯断裂:この靭帯は、膝蓋骨を内側の大腿骨に接続し、膝を伸ばしたときに膝蓋骨が飛び出すのを防ぎます。ほとんどの場合、これは脱臼が発生するときに起こります。

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診断と症状

膝蓋骨脱臼の診断を行う時には、医師は膝蓋骨に触れながら膝を曲げ、膝をさまざまな方向に動かします。 レントゲン、MRI(磁気共鳴画像法)、またはCT検査(コンピューター断層撮影)を行うことで膝蓋骨脱臼やその他の膝の怪我の画像を見ることができます。

通常は膝蓋骨脱臼を起こすと次の症状が現れます。

  1. 腫れと膝の変形
  2. 膝を曲げたり、脚に体重をかけることができない
  3. 膝蓋骨の膝の外側への変位
  4. 過敏症と痛み
  5. 膝蓋骨の過可動
  6. 変形性関節症を発症するリスクを高める可能性のある軟骨の損傷

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症状を和らげる方法

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼の症状を緩和するために専門家は次の方法を推奨しています。

  • 非ステロイド性抗炎症薬の服用:非ステロイド性抗炎症薬は、炎症や痛みの軽減に役立ちます。ただし、必ず医者の指示による服用スケジュールに従う必要があることに留意してください。
  • アイシング:患部を冷やすアイシングを行うことで、炎症や痛みを軽減し、組織への損傷を防ぎます。自己判断で行わず、専門家の指示に従って膝の上にアイスパックや氷を適用してください。
  • 脚を上げる:できるだけ頻繁に膝を心臓の高さより上に上げることで、痛みや炎症を軽減するのに役立ちます。
  • 理学療法:理学療法士の指導のもとで、膝の動きを改善するエクササイズを学びましょう。理学療法やエクササイズを通じて、膝を強化し、膝の安定性を高めることで、痛みが和らぎます。

結論

物理的な要因によって膝蓋骨脱臼が起こりやすくなっている場合は、膝蓋骨脱臼を予防できない場合がありますが、適切な予防策を講じながらを運動することで、膝を強く柔軟に保つように心がけることが大切です。

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