なんで変形性関節症が膝の痛みを引き起こすのだろう?

8月 30, 2019
変形性関節症は、膝の痛みだけでなく、膝の運動機能に影響を及ぼす炎症を引き起こします。今回の記事では、変形性関節症が膝の痛みを引き起こす理由をご紹介します。

変形性関節症とは、関節の軟骨の消耗と質の低下により、様々な影響を関節に与える全身性の変性疾患です。

関節を保護する役割をする軟骨の摩耗がその原因の一つで、変形性関節症が膝に起こると、膝の痛みを引き起こします。

膝の状態に影響を与えるものは様々で、怪我などもその要因の一つですが、変形性関節症は慢性疾患であり、膝で発症した場合には、膝に様々な影響を及ぼす変形性膝関節症と呼ばれます。

変形性膝関節症の症状は中高年に現れ、膝が痛む主な原因の一つと言われています。

この痛みに対処する治療法はいくつかありますが、痛みを完全に取り除く決定的な治療法はまだありません。

なぜ変形性関節症は膝の痛みを引き起こすのか?

変形性膝関節症の原因

変形性関節症がなぜ膝の痛みを引き起こすのかを理解するには、関節に何が起こるかを明らかにすることが重要です。

身体のあらゆる部分が影響を受ける可能性がありますが、多くの場合、膝の骨を覆う軟骨の劣化が原因です。

関節軟骨の機能は、膝の骨を保護し緩衝することですが、関節の軟骨が摩耗したり損傷したりすると、関節は屈曲して正常に動くことができなくなります。

また、これは炎症のプロセスを誘発するため、時間とともに悪化する慢性疼痛の病相(エピソード)につながります。

したがって、進行を遅らせるために時間をかけて正しい治療方法を行わないと、膝が正常に動かなくなるなど深刻な症状へとつながります。

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変形性膝関節症の種類

変形性関節症は、その段階に応じた膝の痛みを引き起こします。

専門医は変形性膝関節症を3つに分類することが多くあります。

軽度の変形性膝関節症

軽度の変形性関節症の患者の症状は、主に運動後の不快感のみなので、膝のレントゲン写真には明らかな変化や兆候は見られません。

中等度の変形性膝関節症

中等度の痛みの場合は、膝のレントゲンで顕著な変化や兆候が見られます。痛みの病相は、長時間立ったり、中程度の運動をした後に現れます。

また、症状は年に数回現れて、再発を繰り返します。

重度の変形性膝関節症

重度になると、変形性膝関節症は軽度の運動後でも膝の痛みが長引きます。

通常、患者は1日の最初の20分間に膝のこわばりや痛みを感じますが、時間の経過とともに症状は軽減します。

この時点で、膝の炎症を伴ういくつかの症状が現れ、痛みの病相がより頻繁に現れるだけでなく、運動能力に影響を与える可能性があります。重度の場合は、軟骨の劣化の明らかな兆候をレントゲンで見ることができます。

変形性膝関節症の症状

変形性膝関節症の手術 変形性関節症 膝の痛み

変形性膝関節症の症状は軟骨の劣化具合によって異なる場合がありますが、一般的な臨床症状は、痛み、腫れ、および膝の通常機能の喪失です。

そして最終的には膝を動かすことができなくなります。

変形性膝関節症の膝の痛みを引き起こす原因となる腫れは、関節内で滑液が過剰に分泌される場合に起こります。

その結果、膝の動きが制限されたり低下し、生活の質までも低下させることになります。

変形性膝関節症の主な症状には以下のものが含まれます。

  • 朝起きた時に悪化し、膝を「温めた」後に減少する痛み
  • 動かさなかった後のこわばり感
  • 膝を曲げた後に起こる長時間の痛み(長時間座っていた後など)
  • 運動により悪化する激痛

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早期診断が大切な理由

膝の痛みに苦しむ男性 変形性関節症 膝の痛み

どのタイプの変形性関節症も、時間とともに症状が悪化することに注意してください。

つまり、診断を受けるのが早ければ早いほど、予後と治療の効果が向上します。

医師は、膝の状態を確認するためにレントゲンを推奨する場合があります。

レントゲンによる検査では、軟骨の損傷の度合いや膝の状態を確認します。

医師が変形性関節症の病期を検出したら、次のようなアドバイスを行うことがあります:

  • 健康的な食生活や膝に負担の少ない運動の実践など、ライフスタイルの変化
  • 理学療法
  • 減量(患者が過体重または肥満の場合)
  • 鎮痛剤と抗炎症薬の処方
  • 重症の場合にのみ手術(関節鏡検査または関節置換術)

変形性膝関節症による膝の痛みの原因は、関節の軟骨が摩耗することに起因する炎症プロセスです。

進行性疾患であるため、できるだけ早く診断を受けて治療を開始することが大切です。

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