食事計画に役立つグリセミック指数の活用法

グリセミック指数は、糖尿病患者だけでなく、低血糖症の人にも役立ちます。グリセミック指数がどのように計算されるのか、今回の記事ではグリセミッス指数について詳しく説明します。
食事計画に役立つグリセミック指数の活用法

最後の更新: 07 1月, 2020

グリセミック指数は、特に糖尿病患者にとって近年では大切だとされているパラメーターで、食品における血糖値の上昇度を数値として間接的に表現します。

血糖値は、血液中に含まれるグルコースと呼ばれるブドウ糖の濃度のことで、食事中の炭水化物などが消化吸収された後、ブドウ糖として血液に入ります。

およそ30年前に作成されたグリセミック指数は、血糖値が上昇する速度に従って食品を分類します。

グリセミック指数の有用性は糖尿病患者に限定されていません。

今回は、グリセミック指数の計算方法をはじめとする、グリセミック指数について知っておくべきすべてをご紹介します。

グリセミック指数とは何ですか?

食事計画に役立つグリセミック指数の活用法 GI指数を測定
グリセミック指数は、食品が血糖値を上げる速度を測定するパラメーターです。

グリセミック指数を正しく理解するためには、まず糖尿病について説明する必要があります。

糖尿病は血糖値に影響を与える病気で、体内でインスリンを生成しないか、適切にインスリンを使用できないために発症します。

膵臓から分泌されるホルモンであるインスリンは、血糖値を一定の範囲に保つ働きがあります。

糖尿病を発症すると、インスリンが正常に機能しないため、血糖が増えてしまいます。

そして、この状態が続くと、過剰な血糖が広範囲にわたる損傷を引き起こす可能性があります。

多くの研究では、糖尿病を、心臓、目、および腎臓病と関連づけています。

グリセミック指数を使えば、さまざまな食品を食べた後に血糖値を測定できるため、自分の健康状態に応じて適切な食品を選ぶことができるようになります。

糖尿病患者はグリセミック指数が低い食品を必要としますが、低血糖症と呼ばれる血糖値の低さを特徴とする生命を脅かす可能性のある状態に苦しんでいる人の場合は、グリセミック指数が高い食品を必要とします。

グリセミック指数の計算方法

グリセミック指標は、特定の食物を食べた後の血糖値の変化を表現するための数値です。

食品に含まれる炭水化物が消化吸収された後、ブドウ糖として血液に入りますが、この血液中に含まれるブドウ糖の濃度を指すのがグリセミック指数です。

0〜110で測定されます。

  • 低い:0〜55
  • 平均値:56〜69
  • 高い:70〜110

この値が高いほど、血糖値が速く上昇します。

糖尿病患者は、ブドウ糖の上昇を避けるために数値の低い食品を選ぶことが大切です。

グリセミック指数を常に念頭に置いて、食事計画を立てることをお勧めします。

グリセミック指数が異なる理由

食事計画に役立つグリセミック指数の活用法 ジュースを飲む

食品のグリセミック指数は、調理法やその食品の摂取方法などの要因によって異なります。

例えば、果物そのものを食べる場合と比べて、ジュースにして飲む場合はグリセミック指数が高くなります。

グリセミック指数は、ここまでで説明したように、食事計画に役立ちますが、グリセミック負荷なども影響要因となることを忘れないようにしてください。

そのため、食事療法を始める場合には、必ず専門家に相談して正しい方法で行なってください。

同じ食品でもグリセミック指数が変わることがありますが、これは果物や野菜などの場合はその完熟度や、調理方法、そして摂取方法によっても異なります。

興味深いことに、パンの場合は、そのまま食べるか焼いて食べるかによってもグリセミック指数が異なりますし、パスタの調理時間の場合は、アルデンテの方が調理時間が長いパスタよりもインデックス指数は低くなります。

結論

グリセミック指数は、糖尿病患者などの特定の健康問題を抱えている人に有用なパラメータであり、食事後の血糖値の上昇をコントロールするのに役立ちます。

グリセミック指数の低い食品は、マメ科植物、野菜、ほとんどの果物が含まれます。

食物繊維は食品のグリセミック指数を低くさせる傾向があります。

一方、低血糖に苦しんでいる人にもグリセミック指数が役立ちます。この場合、高いグリセミック指数の食物を選ぶと低血糖値の緩和に役立ちます。

ただし、食事療法を始める時や食生活を変更する場合には、医師や栄養士に相談して正しい方法で行うことが大切です。

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