失声症、発声障害と闘う5つの自然療法
失声症や発声障害は、喫煙者やアルコール類をたくさん飲む人には良く見られる症状ですが、歌手や教員など声を使う必要のある人にも多く発症します。
他にも呼吸器官の不調や声帯が傷つけられた場合や精神的なものも要因となったりします。
数日で症状が改善する場合もありますが、回復を促すため自然療法を試すのもひとつの手です。
ここでは5つの自然療法をご紹介します。
失声症や発声障害の症状が出た時はぜひ試してみてください!
1.たまねぎとはちみつ
たまねぎとはちみつの組み合わせには抗炎症作用、去痰作用、抗生物質としての働きがあり、声に影響する感染や病気と闘います。
喉の不調をやわらげ気管をきれいにします。
材料
・たまねぎ 半分
・はちみつ 75g
作り方
・たまねぎを小さめに切ったらブレンダーに入れてペースト状になるまで混ぜます。
・はちみつと混ぜます。
食べ方
・1日スプーン3~4杯分舐めてください。
・声の調子が良くなるまで続けます。
こちらもご参考に:ハチミツと玉ねぎの自家製咳止めシロップの作り方
2.パイナップルとはちみつ
パイナップルは水分、酵素、抗酸化成分を多く含んでいるので失声症や声の変化を改善することが出来ます。
抗菌作用、抗炎症作用のあるはちみつと組み合わせることで声帯の細胞を回復させ、声の枯れや乾燥を改善します。
材料
・パイナップル 2切れ
・はちみつ 50g
作り方
・パイナップルとはちみつと一緒にブレンダーにかけ、よく混ぜます。
飲み方
・症状が良くなるまで1日2回から3回飲みます。
3.重曹とレモン
重曹とレモンの組み合わせは抗生物質としての働きがあるため体内をアルカリ性にする効果があります。喉頭、偏桃体の感染を和らげます。
そのため喉の不快感を改善し、失声症や発声障害で失った声を回復させる力があります。
材料
・重曹 2g
・レモン果汁 1/2個分
・水 125㎖
作り方
・水に重曹とレモンを入れてよく混ぜて溶かします。
飲み方
・泡が治まるのを待ってから飲みます。
・4~5日間1日1杯飲んでください。
4.にんじんとはちみつ
にんじんとはちみつのシロップは栄養満点で喉の不調や感染を改善しなめらかにします。
痰を抑え、声を回復させます。
材料
・にんじん 3本
・水 500㎖
・はちみつ 75g
作り方
・にんじんを小さく切ったら茹でます。
・10分ほど茹でたら火からおろし室温になるまで置いておきます。
・濾してはちみつを加えます。
飲み方
・3時間ごとにスプーン2,3杯分ずつ飲みます。
・症状が改善するまで続けてください。
こちらもご覧ください:咳に効く!人参を使った自然療法
5.タイム、レモン、はちみつ
タイム、レモン、そしてはちみつで作るこの自然療法薬には、抗生物質としての働き、抗炎症作用、抗ウイルス作用があります。声が枯れた時などとても効果のある飲み物です。
声帯の不調を和らげ、喉のphレベルを整えます。
材料
・水 250㎖
・タイム 5g
・レモン果汁 1/2個分
・はちみつ 25g
作り方
・水を沸騰させたら火を止めタイムを加えます。
・蓋をして10分置きます。
・濾してレモン果汁とはちみつを加えます。
飲み方
・3~5日間、1日2回飲みます。
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