【白髪染め】地毛が暗い人と明るい人それぞれのコツ

黒髪でも明るく染めた髪でも、白髪を染めたいときのさまざまな方法をご紹介します。

白髪を染めることは、自然で美しい白髪を見せるための理想的な方法です。特に、メラニンの生成不足が原因で白髪になる人には、年齢とは関係なく選択肢のひとつになる施術です。

実際、SNS上では、インフルエンサーや一般人が堂々と白髪を披露しているのを目にする機会が増えています。素敵な白髪染めの方法について知りたい方は、ぜひこのまま読み続けてください。

黒髪の方におすすめの白髪染め

黒髪に混ざった白髪はより目立ちますので、白髪を染めてより強く強調するための良い方法が必要です。そのためには、染料のような化学製品から、ヘナやローズマリーのような天然製品まで、さまざまな選択肢があります。

ここでは、黒髪の白髪を染める方法を詳しく説明します。

1. ヘナで染める

ヘナは同じ名前の植物から抽出される色素で、髪や皮膚を染めるのに使われます。専門家によると、ヘナは植物の葉から抽出されたパウダー状で商品化されており、天然で経済的な製品です。染めるだけでなく、髪の保護と保湿にも役立ちます。

この効果を得るには、下記のステップバイステップのやり方に従ってください。

• ボウルに大さじ3杯のヘナパウダーと大さじ1杯のレモン汁を入れ、なめらかになるまでよく混ぜます。
• 髪全体に、根元から毛先まで、隙間なく塗ります。
• 準備ができたら、ビニールキャップで髪を覆い、2～3時間そのままにします。
• その後、たっぷりのぬるま湯で、余分な染料が完全に落ちるまで髪をすすぎます。

2.ローズマリーを使う

ローズマリーは芳香植物で、家庭や日常生活で幅広い用途があります。専門書によると、この植物は強力な抗酸化作用と肝保護作用があると考えられています。数ある用途の中でも、髪の色素沈着、抜け毛の予防、過剰な皮脂の調整、フケの防止に役立つことが分かっています。白髪に効くローズマリーの使い方をご紹介しましょう。

• ローズマリーの枝を5本用意し、細かく切ります。
• リットルのお湯を沸騰させ、ローズマリーの枝を入れ、鍋に蓋をします。
• 沸騰したら火を止め、冷まします。
• こし器でローズマリーの枝を取り除き、一晩寝かせます。
• 白髪を黒くしたい場合は、ローズマリーのエッセンシャルオイル5滴とリンゴ酢1カップを加えます。この場合、さらに12時間休ませます。
• 調合液ができたら、希望する色素沈着のレベルに応じて、洗髪後に根元から毛先に向かって塗布します。
• ５分後、たっぷりの水ですすぎます。

明るい髪に生えた白髪を染める方法

明るい髪が楽な点は、白髪が自然に目立たなくなることです。しかし、白髪染めの選択肢は、少なくともナチュラルな選択肢に関しては少ないのです。この場合の白髪染めの選択肢を見てみましょう！

1. 白髪染めに特化した商品

ヘアケアやスタイリングのための専門的な製品が数多く販売されています。その中でも、白髪やカラーリングした髪の色を維持するために役立つことから、その名がついたカラー強化製品があります。

これらの製品は、シャンプーからコンディショナー、トリートメント、マスクまで多岐にわたります。二次的な、しかし非常に重要な機能は、色素沈着した髪（天然または化学染料）が黄色くなるのを防ぐことです。明るい髪の場合、紫色から金髪用のパールやシルバーまであります。

これらの製品の正しい使い方は、シャンプー、トリートメント、コンディショナーを順番につけるという非常に基本的なものです。マスクの場合は、使用頻度が少ないと、希望のトーンにならない可能性があるので注意です。

2. カラーバスまたはセミパーマネントトーン

これは、明るい髪に白髪を染めるもう一つの方法で、前のケースと同様、ベースとなる明るいトーンや、白髪に与えたいハイライト（ゴールド、アッシュ、イリデッセント、プラチナ、グレー、バイオレット）によって、具体的な製品が異なります。

これらの製品は自宅で準備することができ、その効果は洗うたびに薄れますが、いつでも好きなときに新しいカラーバスで更新することができます。この方法で白髪をシェーディングするステップ・バイ・ステップ・ガイドをご紹介しましょう。

• カラーバスの中身をすべてボウルに入れ、付属の現像液と混ぜます。
• ダマがなく、完全に混ざったら、準備完了です。
• 髪を4つに分けておきます。
• 手袋をして、背中、顔、服を保護してください。
• 手またはブラシを使って、髪全体に残さず塗布します。
• 色の濃さにもよりますが、10～20分放置してください。
• たっぷりのぬるま湯で洗い流し、完成です。

こんなに簡単に白髪染めができるなんて！

全体が黒髪か明るい髪かによって、白髪を染める方法が異なることがお分かりいただけたと思います。どの方法を使うかは、あなたの選択と期待次第です。いずれにせよ、白髪が黄ばんだりパサついたりしないようにケアして、より自信を持って安心して白髪を楽しめるようになることをお勧めします。