歯肉炎に効く5つの自然療法

歯肉炎の症状を抑えるにはタイムティーが良いでしょう。感染や出血を抑えてくれます。
歯肉炎に効く5つの自然療法
Maricela Jiménez López

によってレビューと承認されています。 医者 Maricela Jiménez López.

によって書かれた Daniela Echeverri Castro

最後の更新: 06 12月, 2022

歯に歯垢が蓄積された結果、歯肉炎となります。歯茎が赤く炎症し、出血を伴います。歯周病の軽い状態ですので、歯周病の悪化や歯が抜けてしまうことを防ぐためにもすぐに歯科を受診しましょう。

歯肉炎の主な原因は口の衛生状態が悪いことです。ですが、喫煙や免疫系を弱まらせる病気によって歯肉炎となることもあります。周辺組織や骨にまで広がらないうちに専門医の助けを借りて治療しましょう。

また、回復をスピードアップしてくれるような自然療法もいくつかあります。今日は、歯肉炎の症状を見ていくとともに、自宅でできる自然療法をいくつかご紹介しましょう。

歯肉炎の症状とは

歯肉炎になると、歯茎が炎症するため、歯茎にはっきりとした変化が見られるでしょう。主な症状は以下のようなものです。

  • 歯茎が赤みを帯び、炎症する
  • 歯を磨くと歯茎から出血する
  • 口臭
  • 歯茎が痩せる
  • 歯茎が敏感になる
  • 歯茎に白っぽいシミや歯垢

歯肉炎に効く自然療法

歯肉炎かもしれないと思ったら、まず専門医を受診しましょう。また同時に、症状を和らげる効果のある自然療法も試してみましょう。

1. ターメリック

ターメリック

ターメリックにはクルクミンと呼ばれる特別な物質が含まれており、抗炎症作用と抗菌作用があります。また、歯垢の除去を助ける働きもします。バクテリアの増殖を抑え、歯肉炎を予防してくれるでしょう。

材料

  • 粉末ターメリック 小さじ1/2(2g)
  • 水 大さじ1(15ml)

作り方

  • ターメリックを水に入れて混ぜます。

使い方

  • 作ったペーストを歯茎に塗布し、優しくマッサージしましょう。
  • 5分置いてから水で洗い流します。
  • 1日2回行いましょう。

2. タイム

タイムに含まれる抗細菌物質は、歯肉炎関連の感染を抑える効果があります。また、抗炎症作用があるため、歯茎からの出血を抑えます。

材料

  • タイム 大さじ2(30g)
  • 水 1カップ(250ml)

作り方

  • 沸騰させた水にタイムを入れて蓋をします。
  • 室温になるまで冷ましてから漉しましょう。

使い方

  • 冷めたタイムティーをマウスウォッシュとして使います。1日2〜3回使いましょう。
  • 1度につき、2分間は行うと良いでしょう。

3. ゼラニウム

ゼラニウム

ゼラニウムもまた、歯垢を取り除く効果のある抗細菌作用のある植物です。天然のマウスウォッシュとして使うとバクテリアの増殖を抑え、歯茎を守ってくれるでしょう。

材料

  • ゼラニウム 大さじ2(30g)
  • 水 1カップ(250ml)

作り方

  • 水にゼラニウムを入れ、火にかけます。
  • 沸騰したら火を弱め、弱火でさらに2分火を通しましょう。
  • 火を止め、室温程度になるまで冷ましましょう。
  • 漉してマウスウォッシュとして使います。

使い方

  • 歯を磨いた後、マウスウォッシュとして使いましょう。
  • 毎日使うと良いでしょう。

こちらもご参考に:
口臭とさよならする方法

4. マロー

マローには鎮痛効果、抗炎症作用がありますので、歯茎の腫れを抑えてくれるでしょう。つまり痛みを緩和してくれるのです。マウスウォッシュとして利用することでバクテリアの増殖を抑え、歯垢の元となる食べかすを取り除いてくれるでしょう。

材料

  • 乾燥マロー 大さじ2(30g)
  • 水 1カップ(250ml)

作り方

  • 乾燥マローを沸騰したお湯に入れ、蓋をします。
  • 10分間蒸らしてから漉しましょう。

使い方

  • マローティーをマウスウォッシュとして使います。1日2〜3回使いましょう。

5. アロエベラ・ハチミツ・過酸化水素

アロエベラ

アロエベラジェル、ハチミツ、過酸化水素で作る天然のペーストはお口の洗浄をし、感染を引き起こす細菌を取り除いてくれるでしょう。抗炎症作用があるため、歯茎の腫れ、痛み、出血も抑えてくれるでしょう。

材料

作り方

  • 容器に材料を全て入れ、よくかき混ぜましょう。

使い方

  • 作ったトリートメントを歯茎に伸ばし5分置きましょう。
  • 水で洗い流します。1日に2回行いましょう。

今日ご紹介した自然療法を取り入れるだけでなく、日頃からお口の衛生を良く保ち定期的に歯科検診を受けましょう。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Trombelli, L., Farina, R., Silva, C. O., & Tatakis, D. N. (2018). Plaque-induced gingivitis: Case definition and diagnostic considerations. Journal of Periodontology. https://doi.org/10.1002/JPER.17-0576
  • Bascones-Martinez, A., Criado-Camara, E., Bascones-Ilundain, C., Arias, S., & Bascones-Ilundai, J. (2011). Etiology of Gingivitis. In Gingival Diseases – Their Aetiology, Prevention and Treatment. https://doi.org/10.5772/24831
  • Singh, B., & Singh, R. (2013). Gingivitis – A silent disease. IOSR Journal of Dental and Medical Sciences.
  • Murakami, S., Mealey, B. L., Mariotti, A., & Chapple, I. L. C. (2018). Dental plaque–induced gingival conditions. Journal of Clinical Periodontology. https://doi.org/10.1111/jcpe.12937

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。