シミ・そばかすを取りのぞく効果抜群の家庭療法
そばかす は幼い頃には気になるどころか、かえってかわいらしいもの。でも、大人になってからのそばかすは、顔を年齢より老けて見せますし、そばかすそのものの外観が変化するようなら、危険ですらあります。
ということで今回は、副作用なくシミ・そばかすを取りのぞき、お肌の色を明るくするのに役立つ自然療法をご紹介します。
シミ・ そばかす を取りのぞく一般的な治療法とは
お肌の色を明るくし、シミやそばかすを取りのぞくための美白クリームやケミカルピーリング剤は巷にたくさん出回っています。でも、これらの製品は刺激が強く、長期間使用しているうちに、かえってお肌を傷めてしまう可能性があります。
最近はレーザー療法や冷凍療法も人気がありますよね。どの治療法があなたに合っているかは、皮膚科の専門医に相談するようおすすめします。
それをふまえたうえで、シミ・そばかすを少しずつ薄くしていくのに役立つ、100%ナチュラルな方法をご紹介しましょう。
こんなサインには要注意!
お顔のそばかすやシミは通常、美容上の問題の域です。でも、もし大きさ・形・色に変化が認められたり、触ると痛い・不快だ、などの症状があるときは要注意です。こういう場合は、家庭療法の使用を中止し、できるだけ早く専門医の診察を受けなければなりません。
危険性が高いのは、もともと色白でそばかすができやすいタイプの人や、紫外線を浴びる機会が多い人たちです。
まずは予防から
最高のシミ・そばかすの治療法は、その原因となるものを避けることです:
- 日光の浴びすぎ:外に出るときは、お肌のタイプに合った日焼け止め・帽子または日傘・サングラス(必要に応じて)を常に使用しましょう。また、日差しが強い正午前後は、日光浴を避けましょう。
- 妊娠中のホルモンの変化:妊娠中はメラニン色素の生成量が増えるため、そばかすができることがよくあります。中には、妊娠後に消えてしまうケースもあります。
- 経口避妊薬の使用:北山武田病院の伝えるところによると、経口避妊薬、いわゆるピルも妊娠と同じようにホルモンのレベルを変化させるものですので、そばかすができる可能性があります。ただ、治療後は消えてしまうケースが多いようです。
- 慢性ニキビ:慢性のニキビによって跡が残り、放っておくと色素沈着を起こす場合があります。
- 老化:老化そのものを避けることはできませんが、栄養不足・乾燥肌・気候の変化にさらされること・皮膚病などが長期間つづくと、お肌の健康や見かけに悪影響を与え、老化を早めます。
ビタミンCたっぷりのレモン
レモンはビタミンCと抗酸化物質が豊富ですから、美白クリームの成分として使われています。
新鮮なレモンのしぼり汁をコットンにふくませて、そばかすやシミに塗りましょう。レモンの皮の内側をお肌にこすりつけてもOKです。その後、自然に乾燥させます。
レモンの美容効果についてもっとお知りになりたい方は、こちらもお読みください: 美容に良い7つのレモンの利用法
お肌の色を整えるローズヒップ
ローズヒップオイルは、お肌の色を整えるのに最高の天然化粧品。薄いシミにも濃いシミにも理想的です。純粋のローズヒップオイルを、1日に2回、うすめないで直接お肌につけましょう。オイルが持つ成分が損なわれないよう、密閉できる、色の濃いガラス瓶に入れて保管しましょう。
イチゴの顔パック
まっ赤でおいしいイチゴも、ビタミンCやポリフェーノールといったお肌に嬉しい成分が豊富に含まれており、お肌の濃いシミをだんだん目立たなくする美白効果があります。レモンやローズヒップオイルよりもちょっと手間がかかりますが、効果は抜群です! イチゴの利用法を2つ挙げると……:
- イチゴをつぶしたものをお肌につけ、1時間そのままにしておきます。この顔パックを1週間に1回実行しましょう。
- つぶしたイチゴを製氷皿に入れて凍らせ、固まったらひとつ手に取って、お肌にこすりつけましょう。いつでも利用できるので、とっても便利です。
ニキビに効くアロエベラ
アロエベラには殺菌・抗炎症作用があるため、アロエベラの天然のジェルには、慢性のニキビに悩まされている方にぴったりです。しかもアロエベラジェルには、癒し効果と保湿効果がある成分が含まれています。つまり赤ニキビを鎮めて、ニキビ痕を目立たなくしてくれるだけでなく、ニキビができにくい肌にまでしてくれるのです。1日に2回程度お肌に塗りましょう。
こちらも合わせてご覧ください:
注意事項:ここにご紹介する天然美白剤は、いずれも日光を浴びる前には使用しないようにしましょう。
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