あなたは視覚型、身体感覚型?/それとも聴覚型?
神経言語プログラムミングで定説となっているのは、認知している世界は人によって異なっているということです。人は感覚で外界を感じ取っているのですが、それはもっとも自分そのもので個人的な感覚を活用しているのです。
あなたはどの五感で世界とつながりますか?
自分をより理解するために、感覚で心にとどめておくというのは興味深い見方です。五感のうち一つ以上のものを使うことは可能なわけで、このことはいわゆる「利き脳」と関係しており興味深いことなのです。つまり左の脳をよく使う人は、例えばより論理的であり、同時に秩序が気になる人であるかもしれません。
一方、右脳をよく使う人は創造的で柔軟性があり新しいことが好みます。神経言語プログラミングにおける興味は、この異なっている領域でいかに人が世界を認識しているかを解明することです。
あなたはご自分の「利き脳」の癖を知りたくありませんか。そのためには以下の視覚優位型、身体感覚優位型、聴覚優位型の脳のタイプについてお話をしていきます。
1.視覚優位の人
読書や勉強するのに絶対に静かではないとダメというタイプではありませんか。むしろ これはふつうで、より視覚的なものが優位となるので集中するための静かさを必要とするのです。ドライブをしたり音楽を楽しんでリラックスしているときはよいのですが、運転しながら住所を探したり、あるいは気を付けるべき時は車のラジオを消すなど落ち着いて対処したほうがよいでしょう。
このタイプの人は活力に満ちていて観察力にも優れています。よく気が付き、ミスをすることも少ないでしょう。ものを記憶するときは、画像としていとも簡単に覚えておきメモをとる必要性もないのです。公園や森に車を止めてゆったりと落ち着いていられるタイプなのです。
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2.聴覚優位の人
よく自分の考えを大きな声で話したりしていませんか。こんな癖があれば驚く人もいるかもしれませんが、このような類の人は多いものです。ことばにして、自分自身のことも話す、そうすれば発散もできるでしょう。しかし、またこのように聴覚優位の人は他人の話を聞くのも好きなのです。たとえばよく記憶するには、聞き、話し、書き留めるのと同様なことなのです。
たしかに表現が豊かでコミュニケーション能力のある人もいます。自分をどのように表現したらよいか知っていますし聞き上手でもあります。音楽を聴くように会話に合わせていくことができるのです。聴覚優位な人は同時に複数のことができますが、それに対し視覚優位型のタイプは、周囲に気になるものがあれば集中することが困難になりがちなのです。
3.身体感覚優位の人
趣味はなんですか? クラフトに料理? 日曜大工? 外での趣味でしょうか? 庭仕事ですか? それともスポーツ? もしそうだったらあなたは身体感覚優位のタイプの人でしょう。神経言語プログラミングではこのような身体感覚優位型は、穏やかな性格であっても何か特別な情動、特に身体性や指先のものと関係しているのだとしています。
身体優位型の人は始めに、何をどうするかと言われてもまず最初に体験することが好きなのです。ハグやキスそして食べることが楽しみの行為としての表現なのです。人なつこくて細かいことにこだわらない点は視覚優位型タイプと異なる点です。多分に無頓着で、引っ込み思案だったり観察力があったりするタイプではありません。
私たちはいずれかのタイプに属しています。
聴覚優位型は身体感覚優位型や視覚優位型タイプよりはのんびりしています。身体感覚優位型はややせわしなく行動的なのです。私たちの感覚の認識は自身の個性と密接な関係があります。たとえば、穏やかな性格だったり心配性だったり、行動的だったりそうでなかったりとか、またもし自分について話すことが好きだったり、あるいは観察が好きだったり引っ込み思案であったり、といったことです。
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あなたの暮らしはあなた自身の五感と密接な関係があるのです。「見る、触れる、経験する、伝えること」それらはあなたを満たしてくれます。あなたはどのようにして自分を表現していますか。視型、聴覚型それとも身体感覚型でしょうか、一度友人と話し合ってみるとおもしろいかもしれません。