市販の朝食シリアルの代わりに〜全粒穀物を食べよう
現代社会に生きる私たちは、加工食品に依存していると言っても過言ではないでしょう。体に良くないことはわかっていても、何から止めればいいのかわからない、という人も多いのではないでしょうか。今日は、市販の朝食シリアルを止め、その代わりに全粒穀物を取り入れる効果についてお話しします。市販の朝食シリアルは手軽で美味しそうに思えますが、全粒穀物のほうがずっと体にいいですよ。
市販の朝食シリアルの、一体何が悪いのでしょう。まず、市販の朝食シリアルには砂糖が非常にたくさん含まれています。箱を見ると、食物繊維が入っているように書かれているかもしれませんが、一体どの位入っているのでしょうか。栄養表示を見れば、その量は一目瞭然です。
だからこそ、朝ごはんにシリアルを食べたいのなら、市販の朝食シリアルを止め、全粒穀物に変えるべきなのです。オーツ麦、コーンフレーク、小麦胚芽などが良いでしょう。できるだけ加工の少ない状態のナチュラルなものを食べることが大切なのです。
市販の朝食シリアルをやめ、ヘルシーな体重を維持
すでに前述しましたが、市販の朝食シリアルには非常に多くの砂糖が含まれています。つまり、食べればもっと食べたくなる中毒性があります。買ったばかりのシリアルの箱がもう空っぽ、なんて経験はありませんか。体に良くありませんし、家計にも良くありませんよね。
ですが、これこそが食品会社の思惑なのです。食べれば食べるほどもっと欲しくなり、あっという間になくなるのでまた買いに行くーこの繰り返しなのです。加工されている分、シンプルなオーツ麦やコーンフレークなどよりも高価なことが多いでしょう。
さらに、本来の全粒穀物には白砂糖が入っていません。つまり、今食べている分をしっかり噛んで食べるだけで十分だと思えるのです。また、満腹感も得やすいため、ダイエット中の方にもいいですよね。
市販の朝食シリアルを全粒穀物に変えることで、健康的な体重が維持できるでしょう。精製された白砂糖を食べることからくる不安感に悩むこともありません。体が必要とするものだけを食べることができるのです
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全粒粉で腸管の健康を改善
便秘にお悩みの方は、特に全粒穀物を取り入れると良いでしょう。含まれる繊維の量が多いため、腸内の健康的な細菌の数が増えるだけでなく、便が出やすくなるでしょう。
腸管の働きを改善すると、良いことがたくさんあります。特に、痔や大腸憩室症の予防につながるでしょう。ヘルシーな食生活を送ることで、様々な病気にかかるリスクが減らされるのです。
ただし、潰瘍性大腸炎の方や下痢を引き起こす状態にある方は、全粒穀物を食べ過ぎるのはおすすめできません。症状が悪化する恐れがあるからです。心配な方はまず、主治医に相談しましょう。
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全粒粉でコレステロールを下げる
コレステロールの値に悩む方は多いでしょう。もしかしたら薬の力を借りて値をコントロールしなくてはいけない方もいるかもしれません。そうなる前になんとかしたい、という方は、まず、市販の朝食シリアルを止め、全粒穀物に変えてみましょう。
では、どうして全粒穀物がコレステロールを下げるのに関係するのでしょう?
それは、全粒穀物に含まれる繊維が、悪玉コレステロール(LDL)を取りのぞくのに役立つからです。つまり、善玉コレステロールの場所が増えるのです。全粒穀物を毎日適量食べることで健康へとつながるのですね。薬ではありませんので、副作用などを心配する必要もありません。
結論
ご覧のように、市販の朝食シリアルをシンプルな全粒穀物に変えるのはとても良いアイデアだと言えるでしょう。それだけでなく、市販のものを購入する際は、必ず栄養表示を確認するということが、私たち消費者にとって欠かせないことだということがお分りいただけたでしょうか。”ナチュラル”や”ヘルシー”という言葉が書かれていても、本当にそうなのかは、栄養表示で確認しましょう。
あなたは普段、朝食シリアルを買っていますか?加工されているものですか? それとも全粒穀物ですか? 今日からは、体に良いものなのかどうかを考え、体に良いものを選ぶようにしましょう。