加工食品を食べるべきではない8つの理由

加工食品を食べ過ぎると、体に有害な物質が蓄積されたり、炎症を起こす原因となることがあります。加工食品はできるだけ避け、慢性の病気を発症するリスクを下げましょう。
加工食品を食べるべきではない8つの理由
Elisa Morales Lupayante

によってレビューと承認されています。 体育教育学者、栄養士 Elisa Morales Lupayante.

によって書かれた Daniela Echeverri Castro

最後の更新: 06 12月, 2022

加工食品は体に良くない、と聞いてショックを受ける人は少ないのではないでしょうか。 消費者の間で加工食品に潜む危険性が取り沙汰されるようになったのは、近年になってからのように思う方がいるかもしれませんが、実は何十年も昔から食品業界では問題視されていたのです。体に良い食品を見つけることは可能であるにもかかわらず、スーパーの棚の大部分には私たちの体に害を与えうる物質を含む食べ物が多く並んでいます。では、加工食品は一体どのように危険なのでしょうか?

加工食品は一見、美味しそうです。ですが、製造過程で保存料や体に害を与えうる化学的な添加物を入れているのです。さらに、加工食品の多くは基礎栄養素が欠けています。そしてカロリーが高すぎるのも問題でしょう。

 

加工食品に隠れる危険とは?

加工食品とは、製造過程でなんらかの手が加わった食品です。つまり、化学的なプロセス、香料、舌触りなど消費者に魅力を与えるような手を加えるのです

缶詰

加工食品を製造している企業は、自社の商品を忙しい生活の中では簡単でお腹がいっぱいになる“一番良い方法”だと宣伝しています。ですが、加工食品に含まれる人工的な物質やその精製過程などが人体に害を与えるかもしれないという危険性を隠しているのです。加工食品とは一体何なのでしょうか。

 

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1. 加工食品はクセになる

食品を取り扱う企業が欲しいものは何でしょう?お金です。一度食べると止められなくなるような効果を与える化学物質を使っても気にしないのです。リピートしてもらえた方が利益が出るからです。

自然のままの食物に含まれる物質は空腹感を満たします。一方、加工食品はドーパミンの分泌を刺激します。ドーパミンが分泌されると、たとえ適切な栄養を摂取していなくても満足してしまうのです。

 

2. 加工食品は肥満につながりやすい

現代の公衆衛生において、肥満は大きな問題の一つです。遺伝であることが多いのですが、多くは食習慣や加工食品の消費に関連付いているのです。

加工食品には砂糖、飽和脂肪酸、単糖が多く含まれています。つまり、食べると体に脂肪が蓄積されやすいのです。さらに、加工食品にはグルタミン酸ナトリウムなどの化学物質やコーンシロップが含まれていることが多いでしょう。これらはどちらも肥満や太り過ぎに関連しています。

 

3. 加工食品は体のpHに影響を与える

加工食品が危険である理由の一つに、加工食品の多くは正しい食べ物の組み合わせ原則に従っていない、という点が挙げられるでしょう。その結果、体は受け取った栄養をうまく利用することができず、健康を害するリスクを上昇させる酸性化へとつながるのです。

加工食品と体調

加工食品を多く食べることで体のpHバランスが乱れ、毒素の量を増えるでしょう。これは、炎症に関連する様々な病気へとつながる恐れがあります。さらに、代謝にも良くない影響を与え、体重増加へとつながります。

 

4. 加工食品は腸内フローラを変えてしまう

加工食品を食べることで体が酸性化すると、腸内の微生物の活動に衝撃を与えてしまうかもしれません。結果、消化トラブルや感染へとつながる恐れが出てくるでしょう。

 

5. 加工食品はうつやイライラを引き起こす

オーガニックの食べ物を食べると体調が良く感じる一方、加工食品は私たちの気分にネガティブな影響を与えると考えられます。定期的に加工食品を食べている人は、鬱や不安感を感じたりイライラしやすくなるかもしれません。

 

6.  加工食品は慢性の病気のリスクを上げる

加工された肉や精製された食品を食べると、慢性の病気に繋がりうる炎症物質が血液に送り込まれます。細胞の退化を早めてしまうのです。加工食品はリウマチや骨粗しょう症、ガンなどにかかるリスクを高めてしまうかもしれません。

 

7. 加工食品は心臓の健康に影響を与える

加工食品を食べ続けることで私たちの体の心臓系が深刻な状態になってしまうかもしれません。加工食品の購入に際し、そこまで考える人は少ないかもしれません。ですが、加工食品には心臓や循環系にとって害となる物質がたっぷり含まれているのです。

加工食品と心臓

精製された食品の多くには飽和脂肪酸が含まれています。また、塩分も高いでしょう。つまり、高血圧や高コレステロール血症を引き起こすかもしれません。定期的に食べるとアテローム性動脈硬化や心臓発作へとつながるかもしれません。

 

8. 加工食品を食べると早期加齢に繋がる

加工食品に含まれる化学物質は有毒です。私たちの体には排出器官がありますので、汗や尿を通して毒素を排出することができます。

しかし、定期的に加工商品を食べると毒素が体内に蓄積てしまいます。その結果、体細胞が退化し、加齢がスピードアップしてしまうかもしれないのです。

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加工食品ってどんなもの?

前述したように、スーパーに行くと加工食品はたくさん販売されています。加工食品は体に良くない、ということはお分りいただけたかと思いますが、では、一体加工食品とはどのようなものでしょうか?どのような食品が加工食品なのかを知っておきましょう。下に一般的なリストを挙げますので、参考にしてみてくださいね。

  • パッケージに入った加工肉
  • 箱に入ったシリアル
  • 菓子パン、食事用パン
  • 缶詰の食品
  • ソースや市販のドレッシング
  • 炭酸ドリンクや果汁100%でないジュース
  • 揚げ菓子、スナック菓子
  • ポップコーン

加工食品に隠された危険性、あなたはご存知でしたか?これからは加工食品を食べるのを制限しようと感じた方も多いのではないでしょうか。普段の食生活からできるだけ加工食品を取り除き、代わりに自然のままの食材を使って料理をし、食べると良いですね。

 


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