砂糖のいらない体を作る
甘いものが好きな人は多く、一日の摂取目安量の3倍もの砂糖を摂取している人が多くいるのが現実です。
砂糖の過剰摂取を続ければ、太りすぎ、血圧やコレステロールの上昇など、体に直接ダメージを与えるリスクが高まります。
バランスのとれた食事で砂糖をやめる
砂糖ゼロの体を作るのに最も大切なステップが、健康的な食事です。
目的達成のためにも、以下のことに気をつけましょう。
朝食
コーンフレークは全粒穀物を使ったものにし、果物を取り入れます。
避けたいのは、砂糖がたっぷりと添加された菓子パンや、チョコレートや大量の砂糖でコーティングしてあるコーンフレークです。
甘いものがどうしても恋しい場合は、オーガニックのはちみつを適量使用してください。
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昼食
ここで忘れてほしいのが、加工食品やインスタント食品。砂糖が多いだけでなく、様々な添加物が入っているのが問題です。
ナトリウムや人工着色料が入ったものは出来るだけ避けます。
健康的な食事なら、鶏肉や魚のグリルにサラダをたっぷり食べるというのも一つの例です。
ドレッシングも、市販のものより余計なものが少ない手作りのものをお勧めします。
午後のおやつ
砂糖ゼロ計画をダメにする可能性がもっと高い危険な瞬間がおやつの時間です。
午後3時か4時頃になると、一日の疲れを体が感じ始め、エネルギーをすぐに上げるために、甘いものが欲しくなるのもそのためです。
甘いものの代わりに、クルミ、アーモンド、ピーナッツもしくは果物といった自然のものが理想的です。
夕食
夕食に取り入れたいのが全粒穀物です。
パスタやパンも全粒のものを選び、鶏肉のソテーや野菜と一緒に食べると良いでしょう。
ただし消化のことも考えて、食べる量には気をつけましょう。
砂糖ゼロで体をきれいにする
健康的な食事に加えて、砂糖を抜いて体をデトックスすると、体をアルカリ性に保ってきれいにしてくれます。
カンジダ症対策に
カンジダの菌は糖分を養分とするため、砂糖の摂取をやめるとカンジダを防ぐことに繋がります。
そして妙に炭水化物が食べたくなるような時こそ、砂糖デトックスが必要な時です。
カンジダ菌を消すには、糖分を完全に絶つのが一番です。
最初の数日間は気力が出なかったり疲れたりする可能性があるものの、それはいたって普通のこと。大事なのはここで誘惑に負けないことです。
少なくとも数日の間は我慢して、その後ははちみつを少量取り入れるのも良い方法です。
運動する
運動をすると、甘いものへの衝動をより速く抑えることが出来ます。
また、時間を有意義に使るだけでなく、甘いものよりもエネルギーを与えてくれます。
運動することで頭の中もすっきりとし、カロリーを燃やして毒素の排出を促し、体も元気に回復します。
あまり運動が得意でないという人も、30分のウォーキングを週に3回から始め、慣れてきたら時間や運動の負荷を上げていきます。
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人工甘味料をやめる
砂糖の代用品にと使われる人工甘味料が体に悪いというのは最近多くの人が耳にする話です。
人工甘味料の多くは、砂糖のカロリーを化学物で置き換えたものなので、砂糖以上に健康に悪いのが実態です。
体に何の役にも立たない化学物質を取り込む結果となり、体重だけが増えるため、賢い選択とは言えません。
新鮮な野菜・果物を食べるように心がける
砂糖を取らないようにする最も効果的な方法は、砂糖を「持たない」こと。
砂糖ゼロを実践する時には、台所から砂糖を取り除き、買い物に行くときには、自分が食べても良いもののリストを作り、余計なものを買わないようにします。
こうすれば、健康に悪い加工食品を食べてしまうことも砂糖が大量に添加された食品を買うこともありません。
甘いものが食べたい時には、ナッツ類やドライフルーツを適量食べるように心がけてください。ただしカロリーが高いため、適量を心がけてください。
実は砂糖中毒の人が多くいます。砂糖たっぷりのお菓子が食べたくなっても、負けずに継続することで、精製された白砂糖のいらない食生活へと改善することができます。