サングラスをかけないことの影響9つ
太陽が雲に隠れて見えない時があったり、冬の間はサングラスをかける必要はないと思うかもしれません。しかし、紫外線は時間をかけて視力に影響を与えます。
ぜひこの記事を読んで、サングラスをかけないことの影響を学びましょう。
サングラスをかけないことの影響
サングラスは、ただの服と合わせるアクセサリーではありません。実際には、紫外線から目を守るためには年中かけたほうが良いのです。
サングラスをかけないと、結果として以下のような害をもたらすと言われています。
紫外線の直接的作用
中でも紫外線放射は、白内障や角膜に永久的な損傷を与えるので、視力にとって非常に有害です。
頭痛と眼精疲労
次に、太陽光が目を痛め、片頭痛に悪化することがある頭痛を起こします。
ドライアイ
目が正常に機能し、焦点を合わせて、視野不良・炎症・痒みなどの問題を回避するには、水分で潤っていることが必要です。サングラスをかけないと目が乾いてしまいます。
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光に対する過敏性
光への過敏性とは、明るすぎたり明かりが多い(特に自然光で)場所を見にくい状態のことを指します。薬や治療方法にこのような副作用があるのであれば、サングラスをかけないと過敏性を悪化させることになります。
光恐怖症
光恐怖症とは、標準的な光の状態に対する過敏性のことを言います。日中を過ごすのが非常に不快になります。
黄斑変性症
黄斑変性症とは、網膜の中央で起こる状態のことで、起こりうる深刻な目の疾患の1つです。
結膜炎
結膜炎は、結膜の炎症のことを指します。ウイルス感染の兆候は、朝起きた時の目やに、まぶたの腫れ、目がザラザラする不快感などです。
やけど
太陽で、眼球をやけどから守る役割のまぶた がやけどすることがあります。
なぜ冬でもサングラスをかけるべきか
「冬はサングラスをかけなくても大丈夫」というのはデタラメです。太陽がギラギラ照っているわけでもないから保護しなくてよいだろうと思いがちですが、それは間違い。
たとえ太陽が雲に隠れていても、太陽の光線から身を守らなければダメです。夏よりむしろ冬にこそサングラスをかけるべきと言っても過言ではありません。逆と思ってはいけません。
同様に、雪が多い地域に住んでいたり、スキー旅行に行くときは、目の周りを保護するだけではなく、顔全体を覆う特別仕様のサングラスをかけましょう。
雪は太陽光を照り返し、光線が直接顔に当たるので、やけどをしたり視覚を損なうことがあります。
子供もサングラスをかけないといけないの?
実を言えば、目のことを考えれば答えはイエス! 冬だろうが夏だろうが関係なく有害な紫外線と同じで、子供だからと言って無害になるわけではありません。
最近では、サングラスの大手企業が子供向けのコレクションを発表しています。カラフルな色合いや、子供が好きな映画やテレビのキャラクターを使っていたり、しかもちゃんと子供向けのサイズと着用感なのです。
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低品質のサングラスは大丈夫?
ここからは結構タブーな話題になってまいりますが、話す価値はアリの内容です。医学会、市や国やひいては国際的に認可されていないサングラスは、目の健康にかえって悪影響を与えることがあります。
視覚を保護するどころか、このようなサングラスの大半は逆効果で、むしろダメージの方が大きいのです。
角膜炎(角膜の炎症)・初期の白内障・ドライアイ・目眩症の患者の大多数が、フリーマーケットやフェアや露店やネットで買ったサングラスをかけていて問題を起こしています。基本的に、眼鏡専門店以外での購入です。
適切なお店で、専門家に正しく判断してもらうのが肝心です。
目へのダメージは進行性なので、何かがおかしいと気付きにくいかもしれません。時には、定期検査での発見では既に遅すぎることもあります。
低品質のサングラスは、重要で脆い目を「騙す」ようなものです。なぜ太陽が目にとって有害か少しでもよくわかるためには、太陽放射には3種類あることを知る必要があります:
- 紫外線(UV):最も有害な光線で、曇りの日でも常に存在します。角膜を傷つけ、眼球の早期老化に繋がり、結膜にもダメージを与えます。
- 赤外線放射:赤外線放射は熱を持ち、やけどの原因となります。目がこの光線を吸収し、結果として角膜が傷つきます。
- 可視光線:太陽が放つ自然光です。自然光とは言っても、十分な保護をしなければ目(特に網膜に)にダメージを与えます。
基準値に満たないサングラスは、太陽の可視光線を防ぐだけで、紫外線は防いでくれません。結果として、瞳孔がもっと開いて光が入りやすくなります。
問題は、紫外線と赤外線放射は目まで到達してしまうということです。目の疾患にかかるリスクが高くなる、という結果が伴います。太陽光線は眼球の水晶体内に留まって消えないので、有害性が溜まっていくのです。
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