角膜の良性腫瘍 瞼裂斑と翼状片

3月 14, 2018
視覚は、非常に大切にするべき感覚です。瞼裂斑や翼状片などの眼の異常を避けるために予防措置をとることが重要です。今回の記事でこれらの異常について知識を増やしてください。

身体の中でおろそかにできない部位と言えば、例えば眼が挙げられます。どのように視力を悪化させる病気が起こるかを理解することは、それらの病気を予防するために重要なことです。その一つに瞼裂斑(けんれつはん)があります。

瞼裂斑は、白目の部分にできる盛り上がった斑点で、他の眼の病気と関連しており、外科手術によってのみ治療できます。けれども良性です。角膜のすぐそばにできて徐々に大きくなるもので、黄色っぽい三角形のことが多いです。

瞼裂斑は小さなものなので、気付かないうちにできていることもありますが、時間の経過とともに広がることもあります。多くの場合は、その大きさは視力に直接影響を与えるものではありません。実際、複数の瞼裂斑がありながら、問題なく生活している人もいます。

瞼裂斑の原因

充血した目

アメリカ眼科学会の専門医によると、瞼裂斑の原因として以下のものがあります。

  • 埃や風
  • 紫外線
  • 体脂肪
  • ドライアイ
  • ホルモンの変化
  • 外科手術
  • ある種の薬剤の使用

 

瞼裂斑の症状

  • 眼のかゆみ、または眼球、特に角膜付近、瞳孔と虹彩の赤み
  • 眼の乾き
  • 斑点部分の炎症
  • 継続的な腫れ
  • 埃か砂が目に入ったような不快感

 

瞼裂斑の治療

瞼裂斑

ほとんどの場合は、緊急に治療する必要はありません。しかし、視覚に関する他の異常と同時に現れた場合は、瞼裂斑にもよく注意しておくべきです。また瞼裂斑は一度外科手術で切除すると、再発する可能性が高いという点も忘れてはいけません。

この再発の可能性は30%から40%であることから、別の治療法を選ぶ患者もいます。しかし特別な場合においては、最適な方法は外科手術です。

特別な場合とは、一つは重大な炎症があり抑えることができない場合、もう一つは角膜の上に斑点が広がり、視力に直接影響がある場合です。どちらの場合も斑点付近の赤みや辛いかゆみがあります。

外科手術は30分以上かかるものではありません。担当医による他の指示がなければ、手術後2日間は眼帯で確実に保護します。一方、瞼裂斑の炎症が軽い場合は、眼軟膏や点眼薬を処方されることが多いでしょう。

瞼裂斑と翼状片の違い

この二つの眼の異常は、ある程度似ていますが異なる病気です。翼状片(よくじょうへん)は皮膚と似た色または白っぽい膜が眼に現れる異常で、黄色っぽい瞼裂斑とは異なります。

また三角形以外の丸形や長く伸びた形に発生することもあります。場所も同じではなく、翼状片は一般に角膜の上に伸びてきます。瞼裂斑が翼状片に発展することもあります。

翼状片がある程度の大きさになると、乱視という別の問題を起こします。角膜の曲面にゆがみが生じるため、物や物の輪郭線がゆがんで見えます。

 

瞼裂斑と翼状片の類似点

翼状片

翼状片は継続的なストレスに悩まされた後に起こるという注意点はありますが、すでに述べたように二つの異常は似たような症状に見えます。良性の異常ではありますが、軽く考えるべきではありません。初期にはほとんど同じ症状であるため、混同することがよくあります。

瞼裂斑と翼状片について、専門家は予防措置をとることを勧めています。日光の紫外線はいずれの異常の発生にも影響を与えます。また体脂肪や大気中の粒子も同様です。そのため眼を守るサングラスの使用が勧められています。

また、年齢もこの二つの異常の発生要因の一つであると考えられていますので、高齢者は頻繁に視力のチェックを行うようにしましょう。

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