離婚を乗り越えるためのアドバイス

22 12月, 2019
離婚後は、その痛みを忘れて新しい道を進むことを誰もが楽しみにしているでしょう。しかし、離婚から回復して完全に克服するためには、時間がかかることが多くあります。

結婚するときには、誰もがこの幸せな生活が永遠に続くと考えています。

そのため、離婚を経験すると、自分が「失敗」したように感じて、それを受け入れるのが難しいことも多いようです。

自分が離婚を決めたのか、または相手から離婚を言われたのかは問題ではありません。

離婚をするという事実は、結婚という幸せの象徴に終りを告げる出来事であり、多くの人に心身の苦痛を与えます。

離婚を克服するのは決して簡単ではなく、完全に回復するためには時間がかかるのは当然です。

婚姻関係の終了は、夫婦の関係、子供やペット、財産など、様々な要因によってもその複雑さが変わります。

年齢、社会的地位、社会的な関係さえも、離婚からの回復に影響を与えます。

二人で共有していたものが多ければ多いほど、二人の結びつきを「ほどく」のが難しくなります。

離婚を克服するための魔法のような方法はありませんが、時間をかけて回復するのに役立つヒントがあります。

今回の記事では、離婚を乗り越えるためのアドバイスをご紹介します。

離婚を乗り越える方法

科学的根拠に基づく方法

離婚を乗り越えるためのアドバイス
精神面に大きな影響を与えるほどの離婚を受け入れるための期間には、個人差があります。

人間の感情を測定するのは困難ですが、離婚の過程とそれを克服するために必要な時間を研究している社会科学者がいます。

ニューヨーク州立大学ビンガムトン校で行われたいくつかの研究は、ほとんどの人が離婚からおよそ6ヶ月~2年後には、離婚を克服したことを示しています。

この研究によると、女性は感情面でより深刻な影響を受けますが、男性よりも早く離婚から回復し、男性は完全に離婚を克服するのが簡単ではないことがわかりました。

この研究では、離婚を克服するプロセスには6つの段階があることを明らかにしています。

  • うつ症状、お互いへの怒り、離婚をしたことへの不安などの瞬間が混在しています。
  • 人生における変化や不確実さが引き起こす見当識障害が起こります。
  • 痛みと悲しみが起こり、自分が手にしていた貴重な時間を嘆きます。
  • 離婚の理由や原因を探し、二人の関係がうまくいかなかった理由を理解しようとします。
  • この段階では、徐々に離婚を受け入れ始め、過去との関係を断ち切ります。
  • 最終的に離婚を克服し、過去に囚われたり振り返ることなく、新しい人々に出会うことができるようになる瞬間です。

こちらもご参照を:なぜ、別れを乗り越えるのはこんなにも難しいのか

離婚を克服するためのヒント

話し合いをするカップル
離婚を受け入れるプロセスにおいて、自分の感情を適切にコントロールする方法を学ぶことで、自尊心を維持できるだけでなく、自分を受け入れて成熟し、正しい意思決定をすることができる自己成長へとつながります。

離婚から回復する方法

離婚すると、愛する人からのサポートや絆が失われます、自分一人で自立できるとわかっていても、自分の一部を失うような感情を覚えるかもしれません。

離婚から回復するために、これからご紹介するヒントを参考にしてください。

  • 自分が感じていることや考えを誰かに打ち明けましょう。
  • 自分を理解してくれる人からのサポートを受けましょう。自分の感情や悲しみを抑えたり、自分に嘘をつく必要はありません。自分に対して誠実になり、客観的な視点を持つことで離婚を克服するのに役立ちます。
  • 離婚の悲しみや自分がいかに不幸せかについて話すのではなく、できる限りポジティブな話をするように心がけてください。
  • 自分を偽る必要はありません。できる限り前向きに毎日を過ごすように努力していくことで、回復を促進します。
  • 離婚は、人生における「学習」の機会だったと考えてください。
  • 自分自身と向き合い、自分を見つめてください。こうすることで本来の自分を取り戻し、明るい未来に向かって前進することができます。
  • 自分を自立した一人の人間だと考えましょう。離婚したからといって、不完全になったと考えてはいけません。
  • 自分の未来への道を見つけてください。自分が興味のあるものには積極的に参加することで、新しい発見があったり、新しい人間関係を構築することができます。

発見:孤独からくる恐怖に打ち勝つ6つの方法

離婚後にしてはいけないこと

遠くを見つめる女性
自分を孤立させたり、離婚についての感情を周りの人に話すのをためらう必要はありません。自分の最終決断を信じましょう。

セラピストであるスーザン・ピーズは、離婚後に避けるべき状況と行動を提案しています。

  • 自分を孤立させたり自分の気持ちを抑えず、必要に応じてサポートを求めて、誰かに自分の気持ちを話しましょう。
  • 誰かが、何をするべきか教えてくれることを期待してはいけません。自分の気持ちを誰かに話すことはお勧めの方法ですが、解決策は自分で見つける必要があります。
  • 自然に心身が回復すると考えてはいけません。離婚を克服するためには、自分から行動を起こすことが大切です。
  • 気分が落ち込んでいるときに元気なフリをする必要はありません。気分が落ち込んでいることを気にせず、怒りや悲しみを感じるのは一般的なことであり、回復プロセスの一環として受け入れましょう。
  • 完璧主義者になったり、自分の行動は間違いだったなどと考えてはいけません。婚姻関係は二人の人間から成り立つものであり、自分だけが間違っていたと考えず、離婚をしたという事実だけを受け入れてください。
  • 自分を非難したり罪悪感を感じることに多くの時間を取られてはいけません。離婚を学習体験として受け入れましょう。

一部の専門家は、離婚を克服するのに2年以上かけるべきではないと考えています。

2年以上かかっている人は、上記の避けるべき行動を行なっている可能性があります。

これらのすべてを念頭に置き、ゆっくり時間をかけて、悲しみや怒りという離婚に関連する感情を克服しましょう。

  • The Breakup Project: Using Evolutionary Theory to Predict and Interpret Responses to Romantic Relationship Dissolution. Craigh Harris. 2015. https://orb.binghamton.edu/cgi/viewcontent.cgi?referer=https://www.google.com/&httpsredir=1&article=1001&context=dissertation_and_theses
  • Participating in Research on Romantic Breakups Promotes Emotional Recovery via Changes in Self-Concept Clarity. Participating in Research on Romantic Breakups Promotes Emotional Recovery via Changes in Self-Concept Clarity. Grace M. Larson, David Sbarra. Department of Psychology, Northwestern University, Evanston, IL, USADepartment of Psychology, University of Arizona, Tucson, AZ, USA. (2015). Volume: 6 issue: 4, page(s): 399-406