レスベラトロールの脳への効果

9月 13, 2015

初めてレスベラトロールの宣伝を聞いたときはその耳を疑ったのではないでしょうか。何にでも効果抜群? ちょっと大げさなんじゃないの? レスベラトロールの宣伝は確かにいいことしか書いてないのです。例えば、心臓血管系、持久力、ガン予防、肥満、糖尿、コレステロール低下、そして脳の活性にまで役立つ、というのです。

 

レスベラトロールって何?どんな働きをするの?

レスベラトロールとは酵素の一種で、細菌や真菌類から防御するために発生したものといえるでしょう。複雑な化学構造体ではありますが、カキやピーナツ類、クワの実、ヌガー、ブルーベリー、ワインやブドウの絞り汁またその関連食品等に含まれている、ということです。ということは知らず知らずのうちに、私たちはこの効果的な物質を摂取していた、ということなのです。

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この分子は1940年に発見され、当初はがんの治療薬としてのみ使用されていました。ですが様々な組織の細胞のレドックスシグナルの変調に素晴らしい効果を示したため、レスベラトロールは今現在の研究結果では抗癌、老化防止等の効果が認めらる、とされています。活性酸素の除去のため、特に細胞の老化防止のため、カプセルやクリームに加えて販売されています。

薬局では薬品としては認知されていませんが、栄養補給剤として黒ぶとうや類似の皮と種から摂取したものが利用されています。レスベラトロールは活性酸素を除去し、フリーラジカルから我々を守り、結果老化を防止するといわれていますが、その所以を調べてみましょう。

効果の真偽

この物質の効果についてはいろいろな議論がされていますが、その効果ついては様々な実験がされており、単なるうわさではないのです。

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検証済みの効果

  1. 活性酸素の除去
  2. 有機体の遺伝子の平常化をするため、様々な病気に効果があります。
  3. エストロゲン効果があるだめ、特に乳がんなどのガン防止に効果があります。
  4. 抗炎症剤効果
  5. 鼠をつかった実験により抗癌、老化防止、抗炎症剤、抗線維化、高コレステロール値の低下や心臓血管系の疾患の防止への効果が立証されています。
  6. 生体外にて多種の分子、特に胸部、皮膚、消化器系と前立腺に効果があります。
  7. 血糖値の下降を助けます。
  8. 動物実験では身体能力の向上が認められています。
  9. 脂肪酸酸化、ミトコンドリア生合成、ミトコンドリア呼吸と糖新生効果をアップさせる、つまり神経系を保護します。

疑問点として

この実験はいまだ人体を使用してはおらず、まだ実験途中であるといえますので、よく注意しておく必要があります。

いまだ検証中の点

1. 特に赤ワインに含まれるものは心臓血管系ではなく、心臓に効果があるのではないか

2.  糖尿病等代謝機能が乱れることによる脳構造への酸化的損傷

3. 高齢者の精神的安定と動作の改善への効果。いまだ研究結果はでていませんが、フリーラジカルの緩和、ドーパミンの変成、細胞生存等が考えられています。

4. 人体への好影響。老化を、抗線維とコレステロール低下への効果。

 

レスベラトロールの脳への効果

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なぜこんなにこの問題にこだわるのだろう?と考えていらっしゃるのではないでしょうか。それは私たちの体の一番大切な部分、脳に効果があるからなのです。

脳細胞は平時その働きを維持するため酸素を必要とします。しかしながら考えたり、勉強したり、また記憶するためには通常以上の量を必要とするのです。レスベラトロールを摂取すると脳の血流が良くなり、酸素が有効に使われるのに効果が発揮されるのです。

他の研究結果によると、これらに含まれる酵素は細胞の変成にストップをかけることが可能だそうです。研究者によるとレスベラトロールは脳細胞を保護し、酸素不足による脳卒中やDNAの損傷を防ぎ、またアルツハイマー病等の痴ほう症の進行や発生を防いでいるのです。しかし、注意しなければならないのはこれらは研究所での実験結果であり、服用量は食事から摂取するものより、ずっと多い、ということなのです。

 

最後に

レスベラトロールについては、たくさんの素晴らしい効果が報告されていますが、それはあくまでいくつかの研究の実験結果のみである、ということは忘れないようにして下さい。

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