高齢者が注意するべき8つの症状

· 4月 25, 2017
胸の痛みや呼吸困難などは加齢の一般的な兆候ではありません。今回は高齢者にとって無視できない重要な病気の兆候や症状をご紹介します。

高齢者は、常に健康に注意を払う必要があります。病気や体内で異常が起こっていることを示す兆候が体外に現れたとき、その症状に注意を払っていないと、それらを見逃す危険があります。

加齢と共に「痛み」を頻繁に感じるようになりますが、いつも痛みを感じているからといって、体からのすべてのサインや兆候を無視していいわけではありません。特に深刻な病気を発症していることを示す兆候などは見逃せません。

いつもと違う症状が現れたら「心配する必要はない」と自己診断をせず、念のため医師の診断を受けることをおすすめします。

「症状はそのうち魔法のように消えてなくなるだろう」と病院にいかずにいるのはリスクが高すぎます。

いつもと違う呼吸困難の症状

胸の痛みは、心臓発作の多くの症状の一つです

心臓発作の症状や胸の痛みは個人によって様々ですが、少し歩いただけで息切れがするようならば、動脈の一部またはすべてが狭くなっていることを示す初期症状で、最終的に心臓発作を引き起こします。

呼吸をするのが難しくなっているように感じたら、すぐに医師による診察を受けてください。

また、その他の注意するべき症状は胸への強い圧迫感やめまいです。

突然の目まいやバランス能力の低下

脳梗塞の初期症状は非常に見つけにくいといわれていますが、初期症状を事前に知ることで、実際に起こったときに注意を払うことができます。

突然の歩行困難やバランス能力の低下は高齢者や若い人のどちらにも起こりうる脳梗塞の初期症状です。

また以下の兆候にも注意を払ってください。

  • 激しい目まい
  • ろれつが回らない
  • 言葉がでない
  • 視力の変化
  • 顔、足、腕などの麻痺やしびれ

これらの兆候が現れたらすぐに医師の診断を受けてください。

更年期後の腟出血

更年期を過ぎてからの腟出血 は正常な状態ではありません。膣出血がが起きたら、すぐに婦人科医の診察を受けてください。

それほど深刻ではない出血もありますがガンなどの深刻な病気の兆候である可能性がありますので、軽く考えないようにしてください。

膣からの出血がなく自分は健康だと思っていても、定期検診を欠かさないようにしてください。

ED (勃起不全)

勃起不全は加齢と共に増加する、高齢者には一般的な症状です。

60歳の男性の22%がインポテンツと呼ばれる勃起不全だといわれていますが、勃起不全は、性的な満足度が得られないことに加え、心疾患や糖尿病をはじめとする疾患と関連しています。

加齢と共に増加するといわれるこの症状ですが、ストレスや鬱症状が原因で発症することもあります。

原因が加齢だけではないかどうかをしっかりと見極めることが大切です。

便秘

トイレに行く際に、必要以上に強く押し出さなくてはいけないのが便秘です。

便秘は痔の原因となることがあります。

時々便秘が起こる程度ならば問題ありませんが、高齢者が通常よりも頻繁に便秘を発症するときは注意が必要です。

高齢者の便秘は「何か」が便通を妨害している可能性があります。その何かとは、腫瘍やポリープなどが考えられます。

便秘が慢性化すると、便が排泄されにくくなり硬くなります。最終的にこれらの便が宿弁となり体内に残ります。頻繁に便秘を発症する場合は、医師の診察を受けることをおすすめします。

便の色の変化

毎日食べるものによって便の色は異なります。例えば、鉄分のサプリメントや下痢止め薬を飲んだときの便は通常より濃い色となります。

茶色や緑色の便は通常の色ですが、黒い便や血が混じる便は上部消化管からの出血が考えられます。

潰瘍、痔、憩室炎をはじめとする胃腸の疾患が原因で起こる出血は高齢者には特に注意が必要です。

胸部の異常

胸のしこりから乳ガンを発見することもできますが、それ以外にもあまり知られていない乳がんの兆候があります。

  • 炎症
  • 胸の引きつりやデコボコ
  • 乳頭からの分泌物
  • 胸部の皮膚の変色

乳ガンは女性に多くみられるガンですが、男性に起こらないわけではありません。男女どちらもこれらの症状を認識し、自己診断を怠らないようにしてください。

皮膚の傷や異常

皮膚ガンの発症は高齢者には珍しくありません。肌の色に関係なく皮膚がんは発症します。

皮膚に突然現れる傷、ホクロ、そしてシミなどには注意が必要です。これらの傷が治った後、ガンへと変異することがあります。

高齢者の症状には、「症状が軽いから」と無視するにはリスクが高すぎるものが数多く存在します。

体が私たちに送るサインや兆候を見逃さずにいることが病気の早期発見には欠かせません。

どんな小さな心配事でも医師に相談し、自己判断をしないように気をつけてください。自分の体からの声を聞き、必要に応じて医師の診察を受けることが、私たちの健康な生活への第一歩となります。