更年期が心臓にもたらす影響

6月 20, 2018
更年期がもたらす影響から心臓を守るためには、毎日運動し、些細な変化を観察して、心臓の健康状態が悪くならないよう気をつけることが大変重要です。

更年期とは女性の閉経にまつわる期間ですが、その更年期のことを心臓に影響を及ぼすものと考えたことはありますか? 更年期の間は、体がエストロゲンやプロゲステロンといった多くの大切なホルモンを生成することを止めてしまいます。こうした理由から、以下に述べるような様々な病状を経験しやすくなります。

体の叫びを聞き、体への悪影響を回避しましょう。

血行の状態

血管

エストロゲンの値が低いと、更年期後に心臓に問題を抱える大きな要因となります。

これは、エストロゲンが動脈壁の内層の柔軟性を保つという大きな役割を担っているためです。

  • エストロゲンは血管を収縮し、血液が流れるようにするはたらきをします。
  • エストロゲンは体に良い効果を多くもたらしますが、医師によってはホルモン治療法を薦めない人もいます。

心臓専門医にホルモン治療が適切であるかを訊いてみることをお勧めします。心臓専門医は婦人科医や内分泌科医と協力して、適切な措置を取ってくれます。

発作や心臓疾患の履歴があったり、それらのリスクがある場合には、以下のような点に注意する必要があります。

 

血糖値の変化

エストロゲン値やプロゲステロン値の変化は細胞のインスリンへの反応に影響を及ぼします。こうしたホルモン値の減少や変化が、血糖値が不安定となる原因になります。

糖尿病や糖尿病予備群であったり、血糖値に問題がある場合は、6カ月毎に健康診断をして自分の健康状態を観察することが大切です。

糖尿病である場合には、自分の血糖値を注意深く観察することが重要です。勝手に生活スタイルを変えることは避け、医師に相談して指導してもらいましょう。

更年期は、血液や血管に変調を起こす形で心臓に影響を及ぼすこともあるので、医師への相談は重要です。

よくあるのは、動脈や静脈が圧を失い、血管が急激に弱くなったり、弾力性が無くなったりすることです。こうしたことが全て、血圧上昇の原因となります。

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体重の増加

走る女性

更年期は、新陳代謝や消化のスピードが遅くなるため、体重の増加につながります。

肥満の女性は、高血圧から心臓発作といった心臓疾患のリスクが高くなります。

心臓の健康状態を守るために、35歳以降は健康な生活スタイルを維持するようにしましょう。そのためには以下のようなことが効果的です。

  • 可能な限り、健康的で自然食品の多い食事を取る
  • 1日30分運動する
  • 水をたくさん飲む
  • 6カ月毎に医師にかかる

 

コレステロール値の大きな変化

他にも更年期が心臓に影響を及ぼす形として、血中コレステロール値が不安定になることが挙げられます。

これは、エストロゲン値が「悪玉」コレステロールとして知られるLDLコレステロール値に影響を及ぼすことで起こります。

  • ホルモン値を常にバランスの良い状態に保つことが肝要です。
  • ホルモン値を測定したことがない場合は、婦人科医にかかり、血液検査をしてもらいましょう。

高コレステロール値は静脈や動脈などに血栓ができる原因となります。また、理由もなく痣ができたり、場合によっては心臓発作の原因となることもあります。

 

心拍数の変化

微笑む女性

更年期は心拍数にも影響を及ぼします。ホルモンの変化によって血管が詰まり、血液の循環に変調が出ることで起こります。

以前に心臓疾患の診断を受けている場合は、医師から気をつけるように言われた症状に更に注意を払うことが大切です。

どのような場合であれ、異常な動悸やめまいを感じたら心臓専門医にその旨を伝えることが重要です。

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医師との連絡を欠かさない

女性の多くは何の問題もなく更年期を過ごし、終えていくものですが、少なくとも一度は以下のような医師にかかっておくに越したことはありません。何の問題もなければ、医師はそのように伝えてくれますし、そうであれば安心です。

  • 初めにかかるべき医師は、婦人科医です。婦人科医は、更年期によってもたらされる変化に目を通してくれます。もし何もなく健康であれば、婦人科医にかかるだけで済む可能性があります。
  • もし婦人科医がコレステロール値に変調があると判断したら、次は心臓専門医にかかるべきでしょう。心臓疾患の履歴がある場合は、定期検診を欠かさないようにしましょう。
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