乳がんについて知っておくべきこと

2月 7, 2016
胸の自己検診を定期的に行い、しこりなどの異常がないか確かめましょう。乳がんの合併症を防ぐためにも、早期発見がとても重要です。

乳がんは女性の間で最も多く発症するがんの一つで、女性ほど数は多くないものの、男性にも発症します。乳がんは、さまざまなリスク要因により悪化する可能性があるため、現在、世界中の女性の間で最も憂慮すべき病気となっています。早期発見が、治療と完治のための鍵になります。

乳がんについての意識を高めるための取り組みを行っている多くの医師たちが、マンモグラフィに加えて、胸の自己検診を行うことを勧めています。乳がんを早期に発見するため、また、進行をくい止める治療をできる限り早く行うためには、医療機関での検査と、自己検診の両方がとても重要です。また、乳がんに関してあまり知られていない事柄が多いため、情報を得ることも予防のための一つの方法と言えます。この記事では、乳がんについて知っておくべき、いくつかの重要なポイントを紹介します。

乳がんについての統計

2-乳がん

  • 乳がんはその極めて高い発生率のために、世界中でよく知られていますが、比較的予後が良いがんでもあり、過去5年間だけでも、およそ440万人の女性が、乳がんと診断されたのち、現在も生存しています。しかし、依然として多くの女性が乳がんによって亡くなっています。
  • 毎年、世界中で100万人以上の女性が乳がんと診断されています。これは、がんと診断された全ての人の数の10%であり、女性に限って言うと、驚くべきことに全体の23%を占めています。
  • 毎年、世界中で41万人以上の人が乳がんで亡くなっています。この数字はがんで亡くなった女性の14%であり、女性全体の死亡者数の1.6%です。
  • 乳がん発症の主なリスク要因として、年齢が45歳以上であること、乳がんの家族歴があること、月経の開始年齢が12歳未満であること、閉経が55歳以降であることなどが挙げられます。
  • 乳がんの症例のうち、遺伝性のものは全体の5%から10%です。

乳がんの症状とは

3-ピンクリボン

他のさまざまな種類のがんと同様に、乳がんには、すぐにそれとわかるような初期症状はありません。がんが進行するにつれて、さまざまな症状が現れてきます。しかし、早期発見のきっかけとなる症状には次のようなものがあります:

  • 乳房や脇の下周辺の、こぶ、またはしこり。これらは多くの場合、痛みがありません。この症状は自己検診、またはマンモグラフィで発見することが可能です。こぶやしこりがあっても乳がんではないというケースも多くありますが、直ちに病院を受診し、適切な診断を受けることが重要です。
  • 乳房の手触り・大きさ・形などの変化、皮膚の赤み、吹き出物のようなしこり、くぼみなど。
  • 乳首からの分泌物(特に、出血を伴っている場合)。

乳がんの予防と早期発見のために

乳がんを予防するためには、食生活と生活習慣がとても重要です。がん細胞に対抗する効果のある食品を、定期的に食事に取り入れるようにしましょう。フルーツと野菜を食べ、水をたくさん飲むようにしましょう。また、アルコール、喫煙、運動不足の生活などは避けてください。

また、タモキシフェンは、乳がん発症のリスクが高い35歳以上の女性のために承認されている薬ですが、これを乳がんの予防法として勧める専門家もいます。

乳がんの早期発見のために、毎月、生理の後に自己検診を行いましょう。もし何らかの異常に気付いたら、直ちに医師の診察を受けてください。

自己検診に加えて、40歳以上の女性は1~2年に1回、予防と早期発見のために必ずマンモグラフィを受けてください。 

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