パーティーシーズン 高血糖と向き合う方法7選
年末年始のパーティーシーズンはついつい暴飲暴食をしてしまいがちです。宴会が重なり、友人や親族、職場の人との会食が続く時期です。
こうした食べ過ぎ飲み過ぎを心配する必要のない人もいますが、高血糖の傾向がある人は食べる物、飲む物に十分気を付ける必要があります。結果的に、選択を間違うことで宴会も完全に台無しなってしまうこともあり得るからです。
食習慣に時々「今日だけだから」という例外を作るのは、大したことではないように思えるかもしれません。ですが、自分の状態に応じてどんな食事をすればいいかを常に考えることが重要です。
年末年始のパーティーシーズンでも健康を維持するために、特に糖尿病の方にはお勧めしたい7つの習慣をご紹介します。
1.運動する
日常的に運動することは、高血糖の人にとって一番良く効く習慣の一つです。
とは言え、年末年始の休暇中ぐらいは治療のためにする日課をしばし忘れたいと思う人もいるでしょう。しかし、以下のことをお忘れなく。
- 小休憩を挟むことは害ではありませんが、運動は血糖を抑えるのに重要な役割を果たします。
- この役割が特に普段以上に食べ過ぎてしまった時に、新陳代謝を良いペースで維持できるように助けてくれます。
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2.通常通りのスケジュールを守る
年末のシーズンは職場でもお祝い事でいつもと違うイベントに気を取られたり、それに伴って勤務時間が短くなるなど、日程や日々の習慣に変化が起こる原因となります。
糖尿病の人はこうした変化に気をつけましょう。なぜなら、決まった時間に決まったことをすることが病気のコントロールには欠かせないからです。
- できれば、きちんとしたご飯(朝食、昼食、夕食)は通常通りの時間に食べるようにしましょう。
- 薬を飲む時間や運動をする時間帯においても同じことが言えます。
3.賢い選択をする
糖尿病だからと言って、年末やパーティーのごちそうを食べてはいけないということではありません。食べた後に高血糖になって悩まなくてすむように、賢い選択をすることが大切なのです。
血糖値を高めてしまう炭水化物や糖分を控えることで、糖尿病の病状をコントロールするヘルシーなレシピはたくさんあります。
- 理想的には、野菜や穀物、赤身の肉を中心とした食事を選ぶと良いでしょう。
- シロップがけされた果物や甘いジュースは避けましょう。
- 「誘惑」に負けないようにするには、バイキング形式やビュッフェスタイルの食卓は避けるのがベストです。
4.定期的に血糖値を測る
血糖値を定期的にチェックする習慣は、年末などのパーティーシーズンに糖尿病関連の病気や諸症状を防ぐことにつながります。
ただチェックするだけで、病状が安定していることが分かったり、あるいはすぐに措置を取らなければいけないようなことが分かります。
- インスリンや他の薬による治療を受けている場合は、少なくとも1日おきに血糖値をチェックしましょう。
- 万が一、血糖値が異常な形で上昇した場合には、医者にかかりましょう。
5.水分の摂取量を増やす
水やその他お茶などの健康的な飲み物を毎日飲む習慣は、血流を浄化し、糖尿病による危機的状況を防ぐのに役立ちます。
年末などのパーティーシーズンは食べ過ぎ・飲み過ぎとなりがちなので、食事をする時はいつもより多めに水を飲むことが重要不可欠です。
- できれば、1日にグラス6杯~8杯の水を飲みましょう。
- 特に重い食べ物を食べた後には、レモン果汁入りのお湯をグラス1杯飲んだり、お茶を1杯飲むようにしましょう。
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6.飲酒を制限する
糖尿病と診断された場合、かかりつけの医者に飲酒を控えるようにも勧められているはずです。
年末などのシーズンには、この忠告を是非とも忘れないようにしましょう。
- 女性は1日当たり(カクテル、ビール、ワインなどを)1杯までなら飲んでも良いでしょう。
- 男性なら1日当たり2杯までです。
- 一般的に、パンチやノンアルコールの、カクテルならぬ「モクテル」を選ぶ方が良いでしょう。
7.適量を食べる
糖尿病の人は質の良い食べ物を食べましょう。かと言って、そうした食べ物を好きなだけ食べてもよいと言う事ではありません。
年末シーズンの食事がどれだけヘルシーであっても、少なすぎず、多すぎず、適度な量を常に食べるようにしましょう。
こうしたアドバイスに従って上手にコントロールしながら、パーティームードを楽しみましょう。
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