妊娠中の出血が起きる原因:起こったときの対処法は?

8月 12, 2019
妊娠中の出血は妊娠中に起こる多くの複雑な症状のひとつであり、心配の原因となることが多いです。そのため、妊娠中の出血の原因と対処法について知っていることが重要です。

妊娠中の出血は思っているよりも一般的に起こります。妊娠中の女性の50%がある時点で出血を経験しているのです。心配する女性は多いですが、出血が必ずしも赤ちゃんを傷つけるというわけではありません。

しかし、妊娠のどの時期に出血が起こるかによって、注意すべき症状である可能性があります。また、出血量および女性の年齢など他のリスクも要因となりえます。

妊娠中の出血について知識があることで、あらゆる状況に対処するのに役立ちます。また、いつも通りすぐに医師に相談することが最善でしょう。

妊娠中の出血には大量の出血と少量の出血の二通りがあり、どちらも妊娠中のどの時期にでも起こり得る可能性があります。

妊娠中の出血はなぜ起こる?

妊娠中 出血

妊娠中の出血は、さまざまな原因によって発生する可能性があり、主に出血が起こった妊娠の時期によって原因は異なります。

妊娠初期の出血

妊娠初期の出血は、通常子宮内膜に受精卵が着床することによって起こります。受胎の瞬間に、受精卵が子宮内膜に達した結果として、少量の出血を生み出すことがあるのです。

少量の出血は数日間続くこともあり、生理予定日ごろに起こります。また、この時期の出血はホルモン変化によって引き起こされる場合もあります。腹痛、腹部の張り、および骨盤あたりの不快感も感じるかもしれません。

さらに、妊娠初期での出血は子宮外妊娠である可能性もあります。これは、受精卵が子宮外(通常卵管であることが多い)に着床した際に起こります。子宮外妊娠に伴う症状としては、腹部の激しい痛み、吐き気、およびめまいがあり、すぐに治療されるべき症状です。

妊娠中の性交後に出血がみられることもあり、最も一般的な出血の原因でもあります。一般的に性交によって傷つくことはありませんが、性器のあたりの血液の循環が良くなることで起こります。

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妊娠中期および後期の出血

妊娠中期および後期の出血は、子宮頸部の病気が原因の可能性があります。または、子宮破裂の場合は、緊急の治療を必要とします。いずれにしても、この時期の出血は合併症の症状であり、すぐに医師に診てもらいましょう。

または、良性の腫瘍である子宮筋腫が原因かもしれません。子宮壁の内側と外側どちらにも症状が表れますが、妊娠に影響がない場合もあります。

前置胎盤、通常子宮の内側にできる胎盤が子宮口の近くにできたり覆ってしまうことにより、出血を引き起こす症状の可能性もあります。前置胎盤の場合は無痛出血であることが多いですが、絶対的な休息が必要な場合もあります。

膣の感染症や早産(通常37週前)も妊娠中の出血のよくある原因のひとつです。

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妊娠中の出血の治療法

妊娠中 出血

上記のどの症状であってもすぐに医師に診てもらうことが重要ですが、パニックを起こさないようにしましょう。

妊娠中に出血があった場合には、タンポンの使用は避けてください。大量出血の場合は、血栓および腹部や背中の痛みを伴うことがあります。原因を特定するために、徹底した検査を行いましょう。

妊娠中に出血が起こった際には、休息が一番の治療となります。この種の症状の際には休息は極めて重要であり、専門家からも同じ指示があるかもしれません。

診断によっては、出血の治療に薬が必要な場合もあります。また、カンジダ、クラミジア、ヘルペスなどの膣感染症の場合には、局所用または経口用の薬が処方されます。

それぞれの症状により治療法は異なります。症状によっては、身体検査、エコー検査、またはエコー検査と血液検査の両方が求められるかもしれません。また、妊娠の時期とその他の事実によっても異なります。

妊娠中の出血が問題ない場合もありますが、特に正常ではないようであれば医師に症状について相談したほうが良いでしょう。この分野の専門医は各症状を的確に診断し、最善策を教えてくれるでしょう。