寝る前に食べるのは避けたい10の食べ物
寝る前になって小腹が空いてしまうことってありませんか?
たとえほんの2〜3時間前に夕食を食べたばかりであっても、何か食べたくなるのは至って普通のことです。問題は、寝る前というこの時間帯にふさわしくないものを食べてしまうことです。
今日は、寝る前に食べるのは避けたい食べ物を10種類ご紹介しましょう。
寝る前にふさわしくない食べ物を食べることによって、代謝活動が邪魔され、体重の増加やその他の疾患などを引き起こす場合もあります。
そのため、普段からヘルシーな食習慣を取り入れることはもちろんですが、特に、寝る前に食べるものに気をつけましょう。
それでは寝る前に食べるのは避けたい食べ物を見ていきましょう。
1. バター
バターは様々な料理に使われています。ですが、飽和脂肪酸が多く含まれているため、寝る前に食べるのはお勧めできません。
一般的に、バターは適量を食べる分には良いのですが、寝る前に食べると消化トラブルを引き起こす場合があります。
こちらも参照『驚くべきバターの意外な使い方14』
2. キャンディ
日中に少々キャンディを食べるくらいなら”無害”だと考えている人がほとんどでしょう。問題は夜に食べることです。砂糖や化学物質がたくさん含まれていますので、睡眠を妨害する危険があります。
キャンディの中には、神経系の活動を刺激し、脳が眠りにつくのを妨げる作用のある物質を含むものもあります。実際、寝る間にキャンディを食べると悪夢を見てしまう可能性が高まることもあるのです。
3. アイスクリーム
寝る前に小腹が空いたからといって、アイスクリームを食べるのは良い考えではありません。アイスクリームには脂肪や砂糖、その他代謝を変えてしまう物質が含まれています。また、神経系の活動にも影響を与えてしまうのです。
アイスクリームを食べると消化活動が滞り、痛みや炎症を引き起こすこともあります。
4. 辛いもの
スパイスは様々な料理の風味付けに使われています。ですが、夜寝る前には食べない方が良いでしょう。胃酸の生成を変えてしまうからです。
寝る前に辛いものを食べると胃痛や胃酸の逆流を引き起こすことがあります。中にはカロリーが高いために体重増加を引き起こす食べ物もあるでしょう。
5. ソーセージ
美味しくて好きだという人も多いソーセージですが、実は脂肪と体に良くない化学物質の塊なのです。
健康的な体重を維持したいなら、ソーセージの消費を制限するべきでしょう。夜寝る前に食べると、消化不良や代謝が滞る原因となるかもしれません。
6. チーズ
寝る前にチーズを食べると良くないという理由は、チーズにはチラミンというアミノ酸が含まれているからです。このチラミンは、睡眠を正常に保つホルモンの生成を減らしてしまいます。
寝る前にチーズをそのまま、または料理などで食べるのは止めましょう。チーズには脂肪も豊富に含まれています。炎症や胃のトラブルを引き起こすかもしれません。
7. パン
お腹が空いた時、手軽に食べれるパンやペストリーは魅力的に見えますよね。ですが、夜寝る前には食べるべきではありません。なぜなら、不必要なカロリーがたっぷり詰まっているからです。
市販のペストリーやパンに含まれる小麦や砂糖は代謝に影響を与え、太り過ぎや血糖値の問題を抱えるリスクを上昇させてしまうのです。
8. チョコレート
日中、チョコレートを少量食べるのは体への健康効果があります。チョコレートには抗酸化物質とアミノ酸が豊富に含まれており、身体的・精神的健康を改善する効果があるのです。
ですが、夜に食べるのは良い考えではありません。材料の中に良い睡眠を妨害する物質が含まれているチョコレートバーもあるからです。
9. 赤身の肉
赤身の肉にはたんぱく質と飽和脂肪酸が含まれています。これは休んでいる間の消化系の働きをスローダウンさせてしまいます。
赤身の肉は、適量を食べる分には栄養のあるものです。ですが、睡眠妨害を防ぐためにも夜食べるのは止めましょう。
10. コーヒー
コーヒーを始めカフェインを含む飲み物は、寝る前には飲まないようにしましょう。少量であれば健康にも良く、集中力を保つ効果がありますが、夜寝る前に飲むと逆効果となります。
コーヒー一杯で数時間覚醒してしまう場合もあるでしょう。
あなたは寝る前に小腹が空くことがありませんか? どのような食べ物を避けるべきか、もうお判りいただけましたね。こういった食べ物を食べる代わりに、眠りを誘う効果のあるものを食べましょう。
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