報われない恋を忘れることができますか?

報われない恋を忘れるには、本当に前へ進みたいと考えているのか、それとも失望したくないがためにこのまましがみつくのか、まずは自分自身に問いかけてみなければなりません。
報われない恋を忘れることができますか?

最後の更新: 16 2月, 2019

報われない恋を本当に忘れることができるのか、悩んだ経験がありますか?

残念ながら人生は映画や本の世界とは違います。どんなに努力しても報われないこともあります。

世界が崩れ去り、二度と幸せになどなれないと感じるかもしれません。ですが時間が必ず傷を癒してくれます。

ここでは報われない恋を忘れることができるのか、その答えを考えていきます。

 

なぜ不可能なことを選択してしまうのか?

不可能な恋

思う気持ちが叶わないことには様々な理由が存在します。出来る限りの努力をしてもその人と縁がなければ、結ばれることはありません

辛いかもしれませんが、努力する価値のない恋もあります。

それはどういったものなのでしょうか?

相思相愛になれない恋です。

つまり互いの思いが1つになれない「報われない恋」です。性的指向かもしれませんし、もしかしたら相手にすでに恋人がいるかもしれません。また単純にそう感じることのできる相手じゃないのかもしれません。

なぜ思いを受け止めてくれない相手に恋してしまうのでしょうか? 人間はつらい思いをするのが好きだからという人もいます。一方、恋する相手は選べないからだという人もいます。

結婚している人、性的指向のまったく違う人、年齢が離れすぎている人など、両想いになれない、手の届かない相手に対して恋に落ちることもあります。

片思い

本当に報われない恋に身を投じたいですか?

報われない恋にばかり身を置く人は、安定した関係を望んでいなかったり、真のパートナーと起こる問題に向き合う心の準備が出来ていないのかもしれません。

もしくは理想を追い求めすぎて実現不可能な恋に溺れているのかもしれません。その人が自分にとって完璧な相手で、近くにいるだけで人生が素晴らしいものになると信じているのです。

つまり実際は恋をしているのではなく、理想を追い求めているだけなのです。

また、実は気づかないうちに危険や手に入らないものを追いかけるスリルを楽しんでいるのかもしれません。

こちらもお読みください:不運な恋を遠ざける方法

報われない恋を忘れることができるのか?

辛い恋

その答えはあなた次第です。

・どのくらい相手を愛しているか

・相手に対してどれだけ依存しているか

・相手が振り向いてくれるとどれだけ期待しているか

その他の人間関係(両者の間にコミュニケーションが存在する)と違って、実現不可能な恋では失望することがありません。なぜなら幻想や希望は変化したり改善することがないからです。

これが主だった問題になります。未来のない、両者につながりのない関係にとどまることは、現在の関係も消し去ってしまいます。つまり、本当に愛し愛される関係を築ける人を見つけることが出来なくなります。

報われない恋を忘れるには、忘れたいと自分自分が望まなければなりません。幻想にずっと浸っていたいと思っているうちは、どんな言葉も耳に届くことはありません。

こちらもお読みください:自分を尊重する

報われない恋

 

まずは自分自身を愛する

なぜ自分を思ってくれない相手を求め続けるのか、その理由を考えなければなりません(特にそれが初めてでない場合は)。

そういう相手ばかりを好きになってしまうのは、つらい思いを繰り返すのを恐れていたり、映画の世界のようなふわふわとした恋を求めているからかもしれません。

そこで自分に問いかけてみてください:実在している人間に恋をしているのか、それとも夢の世界のキャラクターを恋をしてるのでしょうか? 本当に自分にとって完璧な相手だと思えるほど、相手のことを知っていますか?

多くの場合、人は頭の中に理想的な恋を描いています。その人が王子様やお姫様じゃないと気付いたとしても、すでに「恋に落ちて」いるのです。

自分のためになることをしてください。つまり、ありのままの自分を受け入れ愛するのです。

あなたには愛される価値があります。健全で完璧な関係を築くことが出来ます。

報われない恋を忘れたいと思ったなら、新しい扉を開くことが出来ます

家に閉じこもって泣くばかりではいけません。新しいこと、自分の興味のあることを始めてみてください。週末には外に出ましょう。同僚と飲みに行ったりしてください。どこで誰と恋に落ちるか分かりません。

もしかしたらあなたにとって特別な人はすぐ近くにいるのかもしれません。報われない恋に盲目になるあまり、それに気づいていないのかもしれません。

間違った方向ばかりを見つめるのはもうやめましょう!


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  • Baumeister, R. F., & Dhavale, D. A. W. N. (2001). Two sides of romantic rejection. Interpersonal rejection, 55-71.
  • Regan, P. C. (2000). Love relationships.

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