水ぶくれを治す9つの方法
足に水ぶくれができたことがありますか?
ほとんどの人が一度はできたことがあるのではないでしょうか。
水ぶくれとは炎症した皮膚が小さく盛り上がり、中に液体が入っています。
手や足にできるのは摩擦と圧力がかかるためです。
炎症を起こしてしまった場合に、手軽に使えて早く癒すことができる方法があります。
1. 塩水
水ぶくれを癒すには、塩をたっぷり入れたぬるま湯に水ぶくれが出来てしまった部分を浸しましょう。
これは、水ぶくれの感染を抑え、感染の原因となる細菌を除去する働きが塩水にはあるためです。
さらに、循環を刺激し、細胞の再生過程を促すため、水ぶくれは素早く癒されるでしょう。
2. ニンニク
ニンニクは、その抗菌作用から、何世紀もの間、薬として使われてきました。
そして、水ぶくれを感染から守ってくれる働きに加えて、細胞の再生を促す効果もあります。
ただし、ニンニクが皮膚を刺激することもありますので、気をつけて使いましょう。
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使い方
- 水ぶくれを癒すには、皮をむいたニンニク(一片)で患部を優しくこすりましょう。
- ガーゼに包んで5〜10分、患部に優しく押し当てるのも良いでしょう。
3. アロエベラ
アロエベラには傷などを癒す効果がありますので、最もお勧めの自然療法の一つです。
また、アロエベラは簡単に皮膚に浸透しますので、水ぶくれの治療に最適です。
アロエベラには保湿効果もありますので、水ぶくれの炎症を抑え、回復を促してくれるでしょう。
使い方
- アロエベラの汁を取るには、アロエベラの葉を切り取り、中を開きましょう。
- このジェルを直接患部に塗布すれば、水ぶくれが早く治るでしょう。
4. マリーゴールド
マリーゴールドのクリームなどマリゴールドが主成分の製品を塗布すると水ぶくれの回復に良いでしょう。
また、傷が癒える過程を促す効果があり、皮膚の再生やコラーゲンの生成を助ける働きもあります。
5. アップルサイダービネガー
アップルサイダービネガーは、その優れた抗菌作用から傷の回復にお勧めで、 傷を洗浄し、細菌を除去するために使われることが多いでしょう。
また、アップルサイダービネガーの酢酸が持つ防腐力は、水ぶくれが細菌感染するのを予防する働きがあると考えられています。
水とアップルサイダービネガーを同量ずつ混ぜたものを患部に塗布すると、水ぶくれからの回復を促進します。
6. コーンミール
水ぶくれが破れてしまった時にはコーンミールを使うと良いでしょう。
材料
- コーンミール 大さじ1(10g)
- ハチミツ 大さじ1(25g)
使い方
- コーンミールとハチミツを混ぜ、ペースト状になるまでよく混ぜます。
- 次にこのペーストを患部に塗布します。これで感染を防いでくれるでしょう。
7. ワセリン
ワセリンとは、原油を高純度に生成してつくられた、皮膚を保護する保湿剤で、このワセリンは水ぶくれにとても効果的です。
しかし、少しベタベタしていますので、夜寝る前に使うと気にならず良いかもしれませんね。
使い方
水ぶくれができてしまい、ワセリンが家にあるという人は是非ともワセリンを塗ってみましょう。
8. ニンジンペースト
ニンジンは皮膚に良く、水ぶくれの回復を促す効果があります。
使い方
- ニンジンを摩り下ろします。その後ペーストを作り、患部に塗布しましょう。
- 15分程そのままおき、洗い流しましょう。
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予防:できる前にケアする
敏感肌の人は、まずアルコールで優しく患部をこすり、摩擦を和らげるようにしましょう。
マスキングテープやコットンパッドなどを使って、水ぶくれが形成されるのを防ぐこともできます。
水ぶくれができてから慌てて処置するよりも、予防ケアに焦点を置き、長時間歩く時や新しい靴を履く時など、水ぶくれができそうだと思ったら、できてしまう前にちょっとしたケアをしておくと良いでしょう。
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